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オイゲン・ヨッフム 名盤 ベートーヴェン 第九 底力の名演

ベートーヴェン
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こんにちは、
ともやんです。

オイゲン・ヨッフム(1902-1987)は、ドイツの名指揮者。
誠実な生き方と芸術で高い評価を得て、地味ですがドイツ音楽の真の巨匠として尊敬を集めました。

ブルックナーの権威として知られますが、J・S・バッハからハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの堅実ながら、生き生きとした名演で多くの録音も残しています。

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オイゲン・ヨッフムのベートーヴェン名盤

ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
交響曲第9番ニ短調作品125

第1楽章:Allegro non troppo, un poco maestoso 16:21
第2楽章:Molto vivace -Presto 11:21
第3楽章:Adagio molto e cantabile-Andante moderato 17:15
第4楽章:Presto-Recitativo-Allegro assai-
Alla marcia:Allegro assai vivace-Andante maestoso-
Allegro energico,sempre ben marcado-
Allegro ma non tanto-Prestissimo 24:19
1952年11月24日~26日、29日、12月1日~2日

オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送交響楽団

オイゲン・ヨッフム 50歳渾身の名盤

しまった、甘く見ていた。

個人的にはヨッフムじいさんなんて親しみを込めて呼んでいたが、こんなに気合の入ったキレッキレっの演奏をしていたとは、

ヨッフムさんごめんなさい。

1952年と言えば、フルトヴェングラーも健在で、戦後の巨匠時代。

トスカニーニもワルターもシューリヒトもクナッパーツブッシュもクレンペラーも健在だった時代。

ヨッフムは負けてはいなかったのです。

表情豊かで、時にはフルトヴェングラー張りのアッチェランドで盛り上げ、心臓を鷲づかみされたような興奮を与えてくれます。

1952年なのに、なぜ?

この録音を聴いてとても残念に思ったことがあります。

この録音年が1952年。

つまりフルトヴェングラーは健在、同時期の録音も残されています。

で、ヨッフムの録音はモノラルながら結構クリアで聴きづらくないんです。

ところがどうしてフルトヴェングラーは録音が落ちるのでしょうか?

それとも初出のLPの時はよくでCD化で悪くなったのでしょうか?

ヨッフムはグラモフォンで、フルトヴェングラーはEMIでレコード会社の技術の関係でしょうか?

僕は思うのは2人の録音に対する姿勢だったと思います。

フルトヴェングラーは録音の将来性に対して認識が低かったのでしょう。
それとも音楽は生演奏が全てと思っていたのでしょうか。

その両方だったのかと思います。

あとどこか読みましたが、フルトヴェングラーはせっかく録音スタッフが、設定したマイクなどを勝手に変更したりしたみたいですね。

亡くなってから60年以上経って、いまだにフルトヴェングラーの録音が重宝されている現状を見るととても残念に思います。

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まとめ

この第九の録音を聴いて、ヨッフムがより大好きになりました。

またのめり込みたい指揮者が出てきました。

困ったなぁ、部屋にまたCDが溢れるなぁ。。。



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