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ベートーヴェン第九 日本初演の日

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こんにちは、
ともやんです。

今日11月24日は、ベートーヴェンの第九が日本で初演された日とされています。
もちろん諸説ありますが、以下簡単に触れたいと思います。

日本でのベートーヴェンの第九の初演は、1918年(大正7年)6月1日に、徳島県板東町(現・鳴門市)にあった板東俘虜収容所において、ドイツ兵捕虜により全曲演奏がなされたことになっています。ただ、捕虜の中には女性がいなかったので、合唱は女性パートも男性が歌ったようです。

1924年(大正13年)1月26日、九州帝国大学の学生オーケストラ、「フィルハーモニー会」(現在の九大フィルハーモニーオーケストラ)が当時の摂政宮(後の昭和天皇)の御成婚を祝って開いた「奉祝音楽会」で『第九』の第4楽章を演奏しましたが、当時の文部省が制定した『皇太子殿下御成婚奉祝歌』の歌詞を『第九』のメロディにアレンジしたものでした。しかも第4楽章も通してではなく、合唱の部分を抜粋して歌ったということで、「日本人初」の第九の演奏かと言という疑問が残ります。

ということで、日本で日本人による公式初演は、1924年(大正13年)11月29・30日、東京音楽学校のメンバーがドイツ人教授グスタフ・クローンの指揮によって演奏したものだとされている説がもっとも有力です。

また、プロのオーケストラによる日本初演は新交響楽団(NHK交響楽団の前身)により1927年(昭和2年)5月3日に行われました。

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ベートーヴェン第九 ランキング・トップ5

さて、第九は傑作なので、僕のブログでも多く取り上げています。
そこで閲覧数でランキングをチェックしてみました。

以下、ご案内します。

第5位

カラヤンの第九 1958年ニューヨークフィルとのライブが凄い!

今から60年前の1958年11月22日のニューヨーク。

ヘルベルト・フォン・カラヤンは、ニューヨーク・フィルハーモニックに客演して、ベートーヴェンの交響曲第1番と第9番『合唱付き』を演奏しています。

ライブ独特の緊張感あふれる演奏ですが、開始前の観客の咳払いとかが、意外とうるさくて、行儀のいい、日本の聴衆とは違うなと思いながら聴き始めました。

カラヤンは、そんな大らかと言うか雑なアメリカの観客を黙らせるような迫力で、ニューヨークフィルを煽っていきます。

かなり早めのテンポがそれをより引き立て感じで、一瞬トスカニーニの演奏を聴いているかのよう錯覚に陥ります。

第4位

スクロヴァチェフスキの名盤 ベートーヴェン第九は老いてますます刺激的!

83歳で読売日響の常任指揮者に就任。

最後の最後まで青年の若さとエネルギーとパワーを持ち続け、聴く者に生きる勇気と喜びを与えてくれた人だからです。

コンサートでは、ベートーヴェンの第九も演奏されていますが、録音に関しては指揮者人生60年以上にも関わらずベートーヴェンの第九は、2005年のザールブリュッケン放送響とが初めてだそうです。

第3位

自由への讃歌 バーンスタイン ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」
当時のバーンスタインが、まさに自分の命を削って臨んだコンサートであり、運営に携わった方々の並々ならぬ尽力がわかります。

1989年当時、このような世界的規模の記念コンサートを指揮できる人となるとバーンスタインしかいなかったでしょう。

第2位

フルトヴェングラーの第九 最後の実況録音 ルツェルン音楽祭

亡くなる約3か月前の録音、当時のフルトヴェングラーは、それを知ってか知らぬか、生き急ぐように多忙な日々を送っていました。

この第九はそんな時の録音で、最晩年のスタイルでフルトヴェングラーの演奏としては、かなりおとなしいものですが、その変わり、内省的な味わいでは傑出しています。

第一楽章から、なにか深い世界に入り込んでいくような、人生とは何か、生きるとは何かなど哲学的思考に入っていく自分に気づきます。

第1位

ムーティの名盤 ベートーヴェン 交響曲第9番 生命力に溢れ美しい響き
この全集を知らない、持たない、聴かない、というのは音楽人生にとって大きな損失だ。これほど淡く、爽やかで、それでいて生命力に溢れて美しいベートーヴェン演奏は稀だから。



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