僕は、クラシック音楽、それも指揮者の演奏のあれこれについて魅せられてしまい、それこそ中学生だった50年前からいろんな指揮者の聴き比べをしてきました。
中学生の頃の僕の夢は、音楽評論家になって、やれベートーヴェンの英雄なら、誰々の指揮でオーケストラはどこどこで、いつの日のコンサートライブがいいよ、なんて話をずっとしていたいタイプです。
よく妻に言われるのですが、それだったら音楽関係の企業に勤めたらよかったのにと言われるのですが、大学生の時は、クラシックから離れていたので、そういう考えが働かなかったのです。
ところが会社勤めも定年を迎え、多少は自由に動けるようになると、少年の頃の想いが沸々と蘇ってきました。
そして現代は、インターネットというシステムが出来、普通の人も出ブログなどで自分の意見などそれこそ世界に向けて発信できるようになりました。
それでこんなブログなど運営しだしたのです。
まだ2年弱ですが、最期まで続けたいと思っています。
ジョージ・セル 巨匠の名盤を聴き続けたい
さて、前置きが長くなりました。
このブログはそれこそ自分が聴いた録音でいいと思ったものを手あたり次第発信していくものですが、もうひとつスタートしたい思っているブログがあります。
それは、19世紀生まれの巨匠の録音を全部聴いてやろうという企画です。
だから指揮者は限定されます。
僕がいま考えているのが、トスカニーニ、ワルター、シューリヒト、クレンペラー、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュの6人なのでうが、どうも6と言う数字が気に食わなくて7にしたいのですが、もう一人がどうしても思いつきません。
僕の理想とする条件は、
1、19世紀生まれ 2、来日経験なし
なのです。上記の6名はこの条件ぴったりです。
あと一人、という時ジョージ・セルの名前が思いつきました。
しかし彼は来日しているしな。。。カール・ベームを落とした理由がなくなるしな。。。、なんていま悩んでいます。
ジョージ・セル ルツェルン音楽祭ライブ ブラームスとドボルザーク
以前ご紹介した記事で、ジョージ・セルがチェコフィルを振ったライブ録音のドボルザーク交響曲第8番の演奏を絶賛しました。
↓ ↓ ↓
https://wp.me/pamKHz-xs
このCDは2枚組で、もう一枚は、ブラームス交響曲第1番のライブ録音が収録されています。
これも白熱した演奏で、凄い演奏です。
1962年のライブでモノラル録音ですが、それがより臨場感を感じさせます。
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68
1.(13:28) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:07) II. Andante sostenuto
3.(04:25) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(16:04) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio – Piu allegro
total(43:04)
スイス祝祭管弦楽団 – Swiss Festival Orchestra
ジョージ・セル – George Szell (指揮)
録音: 29/8/1962, Live recording, Lucerne, Switzerland
カップリングのブラームスでも、セルの気迫はクリーヴランド管弦楽団とのスタジオ録音(1957年、67年)を凌ぎ、冒頭から重厚かつ雄渾、構築のしっかりした劇場型の凄演を展開しています。録音もモノラルながら優秀で、求心力並びにインパクト強い音!ライヴならではの情熱がしっかり伝わってきます。
キングインターナショナル
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