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ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 名盤

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こんにちは、
ともやんです。

ブラームスの生誕190年ということで、ブラームス・ファンの僕は、ここ数日来ブラームスの作品を紹介しています。

せっかくなので、このまま続けて行こうと思います。
良かったらお付き合いください。

今日は、ブラームス最後の協奏曲にして最後の大規模な管弦楽作品。

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ブラームス 名曲 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

1887年ブラームス、54歳の時の作品。ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。
ダブル・コンチェルトとも呼ばれています。

クララ・シューマンは、この作品を「この協奏曲は、ある意味で和解の作品」と日記にしたためていました。

その理由は、次のようにものです。
実は、若い頃共に苦労を重ねたブラームスとヴァイオリニストのヨアヒム。

1878年には、そのヨアヒムへの感謝を込めて、唯一のヴァイオリン協奏曲を献呈しているくらいです。ところがその後、あることで二人は不仲になり、この作品が完成した1887年までの数年間は、交流がありませんでした。

しかし1887年9月21日と22日にバーデン・バーデンのクララの私宅にヨアヒムとチェロ奏者のハウスマン、そしてブラームスを招いて、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲の試奏をしたのです。

当然ブラームスが、管弦楽パートをピアノで弾いて、ヨアヒムとハウスマンが、ヴァイオリンとチェロパートを弾きました。

これを機に、それまで不仲だったのブラームスとヨアヒムの友情が再び復活したのでした。
そこで、クララは日記の上記のようなこと書いたようです。

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僕の大好きなダブル・コンチェルト

ブラームスの協奏曲は、どれも傑作揃いです。
どれも好きです。
当然、ダブル・コンチェルトお大好きです。特に終楽章のメロディーが好きで、口ずさむこともあるくらいです。

傑作だけに名盤はたくさんありますが、今回は、比較的に新しい録音を聴きました。
ヴァイオリニストは、ドイツの女性奏者アンティエ・ヴァイトハース。

ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学で学び、ハノーファー国際コンクールで優勝、ドイツを中心にヨーロッパ各地のオーケストラと共演し、そのカリスマ性と知的な演奏が高く評価されている奏者です。

チェロを担当しているのが、室内楽でも度々共演を行うマキシミリアン・ホルヌング。とのブラームスの二重協奏曲を披露しています。

伴奏を務めるのはベテラン、アンドルー・マンゼ。優れたヴァイオリニストであるマンゼらしく、独奏楽器の響きを強調しながら、作品のポイントを心得た演奏を聴かせます。

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ブラームス 名盤 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op. 102
Double Concerto for Violin and Cello in A Minor, Op. 102

1.(16:40) I. Allegro
2.(07:21) II. Andante
3.(08:28) III. Vivace non troppo
total(32:29)

アンチェ・ヴァイトハース – Antje Weithaas (ヴァイオリン)
マキシミリアン・ホルヌング – Maximilian Hornung (チェロ)
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 – North German Radio Philharmonic Orchestra
アンドルー・マンゼ – Andrew Manze (指揮)
録音: 7-9, 11-14 March 2017, Groser Sendesaal im Landesfunkhaus, Hannover, Germany

シューマン: ヴァイオリン協奏曲、ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

ドイツの女性ヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハース。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学で学び、ハノーファー国際コンクールで優勝、ドイツを中心にヨーロッパ各地のオーケストラと共演し、そのカリスマ性と知的な演奏が高く評価されています。

このアルバムでは、シューマンの晩年の名作であるヴァイオリン協奏曲と、室内楽でも度々共演を行うマキシミリアン・ホルヌングとのブラームスの二重協奏曲を披露しています。

どちらの作品も、ヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムのために書かれていますが、シューマン作品はヨアヒムに演奏されることはなく、譜面もしまい込まれてしまうなど現代では考えられないほどの扱いを受けました。

しかし1937年に初演されてからは、数々の名演奏家たちがこの曲を取り上げ、多くの録音も発表されています。ブラームスの協奏曲も初演は失敗しましたが、現在では作品の真価が見直され、やはり数多くの名演が生まれています。

今回、伴奏を務めるのはベテラン、アンドルー・マンゼ。もともと優れたヴァイオリニストであるマンゼらしく、独奏楽器の響きを強調しながら、作品のポイントを心得た演奏を聴かせます。



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