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ワインガルトナー ブラームス交響曲全集より第3番&第1番

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こんにちは、
ともやんです。

フェリックス・ワインガルトナーは、1863年生まれで1942年に78歳で亡くなっています。
マーラーより3歳年下でトスカニーニより4歳年上。
ただ晩年まで活動したのでレコード録音に協力的だったことから、ベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を残したことは大きな功績の一つです。

指揮者としても著名だった同世代のマーラーが、僅か50歳で亡くなって全く録音が残されておらず、その演奏は言葉でしか伝えられないことを思うとワインガルトナーは、SP録音と言えども素晴らしいことです。

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ワインガルトナー ブラームスの交響曲第3番と第1番

今から80年以上前の録音ですが、意外とちゃんと聴くことが出来ます。スタジオ録音ということで音質の変動はなく、歪みがないのが嬉しいです。

特に弦と木管のチャーミングな響きはよくとらえられていると思います。
少し残念なのは、金管とティンパニが弱いことで、これは録音のせいだと思います。

ワインガルトナーはコンサートでも同様な演奏をしていたのかどうかはわかりませんが、この録音で聴くブラームスは、上品で端正な演奏です。
テンポも速めで全体的にすっきりした演奏です。

こんな素晴らしい歴史的な録音が2千円少々で聴かれるのは嬉しいです。
ぜひ聴いてみてください。

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90

1.(08:32) I. Allegro con brio
2.(07:24) II. Andante
3.(05:32) III. Poco allegretto
4.(07:50) IV. Allegro
total(29:18)

ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
フェリックス・ワインガルトナー – Felix Weingartner (指揮)
録音: 06 October 1938, Abbey Road

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交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

5.(11:29) I. Un poco sostenuto – Allegro
6.(08:55) II. Andante sostenuto
7.(04:16) III. Un poco allegretto e grazioso
8.(14:23) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(39:03)

ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
フェリックス・ワインガルトナー – Felix Weingartner (指揮)
録音: 18 February 1939

ワインガルトナー ブラームス:交響曲全集

近代指揮法の祖とも言える巨匠フェリックス・ワインガルトナー。1863年生れのワインガルトナーは、マーラーとほぼ同世代です。録音に理解があったためかなりのレコードを遺しましたが、1942年に亡くなったために録音は全てSP録音で、スタジオ録音しか後世のものは聴くことが出来ず、ワインガルトナーはドラマがなく上品過ぎるとの悪口も聞かれます。このブラームス全集はベートーヴェン全集と並ぶワインガルトナーの傑作として著名ですが長らく入手困難でした。改めて聞いてみるとその快速テンポは、ロマン主義的解釈を否定して穏健な音楽に身を戒めたものではなく、確信犯的でかなり過激な解釈と感じられます。トランペットの強奏などに強い意志が漲ります。清い水がほとばしり流れるような美しいブラームスです。絶大な人気を誇ったロンドンに於いて結成間もないロンドンフィル、そして長年の付合いであるロンドン響の妙技を生かした永遠の名盤です。
ミューズ貿易
by タワーレコード・オンラインのサイトより



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