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小林美樹 フランス・ヴァイオリン作品集と横濱音楽物語

グリーグ
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こんにちは、
ともやんです。

先日、横浜の青葉台にあるフィリアホールで素敵なコンサートが開催されました。
僕は友人のすすめもあり行ってきました。

事前にチラシなどはあまりしっかり見ていなかったこともあり、そんなに期待して行った訳ではありませんでしたが、内容も演奏家も素晴らしいものでした。

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横濱音楽物語 全6回予定

このコンサートの企画は次のコンセプトの下に誕生しました。

『横浜から、日本のクラシック音楽の歴史が、はじまった。』

1859年(安政6年)、東海道から外れた寒村「横浜」に作られた港が作られました。
この「横浜」から、ありとあらゆる西洋文明が、まさに怒涛のように日本にもたらされたのでした。

プログラムには次のように記されています。

“街を行き交う異人たちのきらびやかなドレスや洒落た小物。横浜浮世絵と呼ばれた色鮮やかな錦絵に描かれた情景や、外国人居留地の劇場から聞こえてくるのは、えもいわれぬ甘美な旋律。
日本のクラシック音楽の歴史は、まさに、ここ「横浜」からはじまったのです。”

この企画は、全6回が予定されていて、今回が第1回目でした。
タイトルが「再現!黎明期のクラシック演奏会in横浜」と題して、

1907年(明治40年)4月26日に、山手ゲーテ座パブリック・ホールで実際に開催された「ベートーヴェン協会」のコンサートを再現したものでした。

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再現!日本のクラシック演奏会in横浜

「再現!日本のクラシック演奏会in横浜」のプログラムは、次のものです。

ドヴォルザーク
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.51より第1・3・2楽章

ワーグナー
レチタティーヴォとロマンス 楽劇『タンホイザー』第3幕より 夕星の歌

グリーグ
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調Op.45

シューマン
ひそなかな涙 ~「12の詩」Op.35より第10曲
献呈 ~歌曲集「ミルテの花」Op.25より第1曲

ブラームス
ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26

この中で特に感銘を受けたのが、小林美樹さんのヴァイオリンと實川風さんのピアノによるグリーグのヴァイオリン・ソナタ。

作品も素晴らしいけど、小林さんのヴァイオリンも凄かった。

長身で舞台映えのする小林美樹さんのヴァイオリンは卓越したテクニックと迫力ある表現で、僕はいっぺんに彼女のファンになってしまいました。

今回は、小林美樹さんが7年前にリリースしたアルバムを聴きましたが、こちらも素晴らしい内容です。

以下、タワーレコード・オンラインショップにアップされているプロフィールです。

“1990年、米国テキサス州サンアントニオ生まれのヴァイオリニスト。2009年、桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業し、特待生として桐朋学園大学ソリストディプロマコースに進学。2010年より奨学金を得てウィーン私立音楽大学に入学し、パヴェル・ヴェルニコフに師事している。2011年、第14回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位を受賞し、同年CDデュー。2013年2月にセカンド・アルバム『ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ』を発表した。”

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小林美樹 フランス・ヴァイオリン作品集

ウジェーヌ・イザイ – Eugene Ysaye (1858-1931)
1.(08:40) サン=サーンスの「ワルツ形式の練習曲」によるカプリース
Caprice d’apres l’Etude en forme de valse de Saint-Saens

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カミーユ・サン=サーンス – Camille Saint-Saens (1835-1921)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op. 75
Violin Sonata No. 1 in D Minor, Op. 75

2.(07:17) I. Allegro agitato
3.(05:55) II. Adagio
4.(03:51) III. Allegretto moderato
5.(05:55) IV. Allegro molto
total(22:58)

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ガブリエル・フォーレ – Gabriel Faure (1845-1924)
6.(03:24) 3つの歌 Op. 7 – 第1曲 夢のあとに(ヴァイオリンとピアノ編)
3 Songs, Op. 7: No. 1. Apres un reve (arr. for violin and piano)

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エルネスト・ショーソン – Ernest Chausson (1855-1899)
7.(15:18) 詩曲 Op. 25 (ヴァイオリンとピアノ編)7.
Poeme, Op. 25 (arr. for violin and piano)

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モーリス・ラヴェル – Maurice Ravel (1875-1937)
8.(09:35) ツィガーヌ8.
Tzigane

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ジュール・マスネ – Jules Massenet (1842-1912)
9.(05:25) 歌劇「タイス」 – 第2幕 瞑想曲(ヴァイオリンとピアノ版)9.
Thais, Act II: Meditation (version for violin and piano)

小林美樹 – Miki Kobayashi (ヴァイオリン)
田村響 – Hibiki Tamura (ピアノ)
録音: 30 June – 1 July 2016, Kanagawa Art Hall, Yokohama, Japan

サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 フランス・ヴァイオリン作品集

ヴェニャフスキ国際コンクール第2位となり、一躍日本のトップ奏者となった小林美樹。難関ロン・ティボー国際コンクールで弱冠20歳で第1位となった田村響。現在若手世代でまさに実力派として活躍する2人の才能が煌くアルバム。



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