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モントゥー ブラームス 2番

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こんにちは、
ともやんです。

素晴らしいの分かっていながら、なかなかしっかり聴いてこなかった人に指揮者のピエール・モントゥーがいます。

1875年4月4日パリ生まれで、1964年アメリカで逝去。
亡くなる前年には、大阪国際フェスティバルの招きでロンドン交響楽団と来日しています。

ヴァイオリニストとして1892年から弦楽四重奏団で活動を始めているので音楽家として70年以上活動したことになります。

今日は、同曲最高の名盤と評判の高いロンドン交響楽団とのブラームス交響曲第2番を聴きました。

2つの序曲と合わせて至福の70分を過ごしました。

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ピエール モントゥーとブラームス

モントゥーは、ディアギレフのロシア・バレエ団で指揮を担当して関係、ストラヴィンスキーの「春の祭典」「ペトルーシュカ」の初演指揮者としても知られます。

また生粋のパリジャンであることからドイツ音楽とは距離があるそうですが、終生ブラームスを敬愛し、晩年のブラームスの前で演奏したことを生涯誇りにしたいたそうです。

ブラームスは、1897年4月3日に63歳で亡くなっています。
おっとなんと昨日がブラームスの没後125年の命日だったんですね。うっかりしていました。

モントゥーは、1892年からヴァイオリニストとして活動していますので、室内楽奏者としてブラームスの前で演奏したのでしょうか。

ちなみにフランスの指揮者でドイツ音楽も得意とした人には、クリュイタンスやミュンシュがいますが、クリュイタンスはベルギー出身で、ミュンシュはドイツ系のアルザス出身ということで、パリジャンのモントゥーが、ブラームス、ベートーヴェンが得意のなのは珍しいという記述を見たこともあります。

ただ、これもおかしなことで戦後日本の指揮者で世界で活躍した人は多く、朝比奈隆のブルックナー、山田一雄のベートーヴェン、小澤征爾のマーラー、小林研一郎のブラームスなど世界に誇れる録音を残しているのことを考えると出身地はあまり関係ないようにも思います。

さて、モントゥーのブラームスはなにが素晴らしいのか?僕の稚拙な文章ではなかなか表現が出来ないですが、まず響きが有機的で全てのパートがしっかり鳴っている、ということかなと思います。
どこにも雑なところがなく、一音一音に心が籠っていると感じるのです。

ぜひ聴いて欲しい名演です。

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モントゥー ブラームス 交響曲第2番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
Symphony No. 2 in D Major, Op. 73

1.(20:29) I. Allegro non troppo
2.(08:34) II. Adagio non troppo – L’istesso tempo, ma grazioso
3.(05:28) III. Allegretto grazioso (quasi andantino) – Presto ma non assai
4.(09:21) IV. Allegro con spirito
total(43:52)

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5.(10:16)大学祝典序曲 Op. 80
Academic Festival Overture, Op. 80

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6.(13:07) 悲劇的序曲 Op. 81
Tragic Overture, Op. 81

ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
ピエール・モントゥー – Pierre Monteux (指揮)

ブラームス: 交響曲第2番 大学祝典序曲 悲劇的序曲<タワーレコード限定> ピエール・モントゥー ロンドン交響楽団

モントゥー87歳の時のこのブラームス録音は、数ある同曲の音源の中でも屈指の名演のひとつとして知られています。

1957年4月にDECCAレーベルへ収録したウィーン・フィルとの録音(交響曲第2番)の解釈と基本的には同じながらも、よりモントゥーの気質や求める内容が表出されており、まさにモントゥーの数十年にわたる集大成的な録音とも言えるでしょう。

CD時代においても何度も再発が繰り返された人気盤でした。これら3曲は90年代に96kHz/24bitのリマスター盤が発売され、前回のタワー企画盤Vintageシリーズの「モントゥー/PHILIPS名演集成5枚組」の中でも状態の良いその音源を使用しておりましたが、今回、約20数年振りに新規でオリジナルのアナログ・マスターテープからDSDダイレクトによる復刻を行いました。

そのため、従来と比較して次元の異なる、所謂マスターにより近い音質でこの名盤を鑑賞できます。細部に込められた音質への拘りと、当時のロンドン交響楽団や録音会場の雰囲気が身近で感じられるでしょう。
タワーレコード・オンラインショップの商品紹介より



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