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リリークラウス モーツァルト ピアノ協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

今日は名ピアニスト、リリー・クラウスの誕生日。
1903年4月3日ブダペスト生まれ。1986年アメリカで死去。

実は生年に関しては生前1908年とされていましたが、死後1905年で訂正され、その後1903年と再び訂正され、現在は1903年4月3日生まれで落ち着いているようです。

リリー・クラウスの誕生日にちなんで、今日は彼女の録音からモーツァルトのピアノソナタとピアノ協奏曲を聴きました。

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リリークラウスのモーツァルト

リリー・クラウスは、7度も来日していて最後が1978年75歳の時でした。1903年生まれだとすると75歳。

リリー・クラウスの大ファンだった音楽評論家の宇野功芳氏は、著書の中で彼女の最後のコンサートの模様を次のように伝えています。

“クラウスの舞台は魅惑的の一語に尽きる。最後の来日時、すでに73歳(1905年生まれとして)に達していたが、白い襟に縁取られた真紅のドレスを着て颯爽と登場した美しさに、ホールのあちこちからため息が漏れたほどだ。
若き日の美貌は衰えることを知らなかったのだ。歩き方もチャーミング、惹く姿もチャーミング、そして何よりも音楽自体が愉悦の極だった。”

そして1956年のモーツァルト生誕200年を記念して録音されたモーツァルトのピアノソナタ全集を絶賛しています。

一方、今日紹介するピアノ協奏曲に関しては厳しい指摘をしています。

“オーケストラがいかにも薄手であり、クラウスのソロも意外と冴えない。”

しかし。

個人的には、どうも宇野さんが絶賛するピアノソナタはまだ馴染めないんです。
というかまだ感動まで至っていないと言ったほうがいいかな。
せっかくCD買ったのですが、宇野さんが勧めるものはなんでも感動できるとは限らないと知った時です。

ところが、僕は宇野さんが評価しなかったピアノ協奏曲の方には感銘を受けたのです。
オーケストラがいかにも薄手と指摘していますが、僕は素朴でいい味出していると思います。

また、クラウスのソロも意外と冴えない、ということですが、そうかなぁ、悪くないけどって感じですね。

まあ、やっぱり自分の耳を信じるのがいいですね。

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リリークラウス モーツァルト ピアノ協奏曲第21番&第27番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
Piano Concerto No. 21 in C Major, K. 467

1.(14:01) I. Allegro maestoso
2.(06:12) II. Andante
3.(07:09) III. Allegro vivace assai
total(27:22)

—————————

ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
Piano Concerto No. 27 in B-Flat Major, Op. 17, K. 595

4.(13:31) I. Allegro
5.(07:47) II. Larghetto
6.(09:29) III. Allegro
total(30:47)

リリー・クラウス – Lili Kraus (ピアノ)
ウィーン音楽祭管弦楽団 – Vienna Music Festival Orchestra
スティーヴン・サイモン – Stephen Simon (指揮)

リリー・クラウス/ モーツァルト:ピアノ協奏曲全集

20世紀最高のモーツァルト弾きが残した極め付けの遺産が30年ぶりに蘇ります。

20世紀最高のモーツァルト弾きの一人、リリー・クラウスは、その最円熟期の録音「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集」。

クラウスは1966~67年にニューヨークでモーツァルトのピアノ協奏曲全曲演奏を行なって高く評価されましたが、ほぼ同時期にウィーンのコンツェルトハウスのモーツァルトザール(中ホール)で、エピック・レーベルにセッション録音したのが当アルバム収録の演奏です。

ヨーゼフ・クリップスの薫陶を受けた気鋭のスティーヴン・サイモン(1938-2013)を指揮者に、ウィーン交響楽団のピックアップ・メンバーで構成された「ウィーン音楽祭管弦楽団」を伴奏に得たこれらの演奏は、作品に内包される優雅さ、情熱、悲劇など、豊かな感情の起伏を憶することなく表出し、20世紀モーツァルト作品録音の中でも最も重要な位置を占め、ほぼ同時期のダニエル・バレンボイム(ピアノ&指揮)イギリス室内管弦楽団(EMI)、ゲザ・アンダ(ピアノ&指揮)ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団(DG)との全集とともに、アナログ時代を代表するモーツァルトの協奏曲全集として高い評価を獲得していました。



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