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こんにちは、
ともやんです。

このCDには、演奏年しか記載されていなく、日付と演奏場所の記載がありません。

しかし、クナッパーツブッシュ&ベルリンフィルとのブラームス3番の録音は、記録では3回あり、

1942年ベルリン
1944年バーデンバーデン
1950年ベルリン

なので、CDジャケットに記載された年と演奏内容から、1944年9月9日にバーデンバーデンでの録音です。

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クナッパーツブッシュ 1944 ブラームス交響曲第3番

交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90

1.(10:45) I. Allegro con brio
2.(09:07) II. Andante
3.(06:27) III. Poco allegretto
4.(09:25) IV. Allegro
total(35:44)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ハンス・クナッパーツブッシュ – Hans Knappertsbusch (指揮)
録音: 1944

『ベルリン・フィル~名演奏集[10CD]』

『ベルリン・フィル~名演奏集[10CD]』
ベルリン・フィルによる歴史的名演を集めた激安な10枚組。F.レーマン、ベーム、シューリヒト、ヨッフム、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、
E.クライバー、チェリビダッケ、カラヤンといった名匠達による有名な演奏を収録した好企画盤です。

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ハンス・クナッパーツブッシュとベルリンフィルの戦時下

時は第二次世界大戦末期。

この年1944年6月、連合国側がノルマンディー作戦成功、8月のパリ解放へと続きます。
7月にはヒットラー暗殺未遂事件も起きています。

ベルリンフィルハーモニー楽堂は、すでに空襲で破壊され、ドイツのほとんどの劇場は閉鎖され、混乱する政治情勢の中、ドイツは滅亡へと向かっていました。

フルトヴェングラーは、翌45年1月にナチスの追跡を逃れて間一髪スイスに亡命、カラヤンも命の危険を感じてイタリアに逃れていました。

44年9月、ナチスの命令で国外に出られないクナパーツブッシュは、バーデンバーデンに静養に来ていました。一方ベルリンフィルは疎開。

この時両者が録音したのが、このブラームスの交響曲第3番。

静養と言っても明日はどうなるかわからない身。命の保証もない。
実際この録音のあと、クナッパーツブッシュは、以降の演奏会を全てキャンセルして身を隠してしまいました。

明日をも知れないクナッパーツブッシュとベルリンフィルの演奏はまるでレイクエムのように響き、結局クナッパーツブッシュ戦中最後の演奏となりました。

そんな背景を知らなくても心にズシンとくる演奏です。
この1944年のクナッパーツブッシュ指揮ベルリンフィルによるブラームス交響曲第3番は、まるでレクイエムのように聴こえるのです。




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