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アニア・タウアー ドヴォルザーク チェロ協奏曲

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こんにちは、
ともやんです。

女性チェリストと言えば、まず僕が思い浮かべるのがジャクリーヌ・デュ・プレ(1945-1987)。

ピアニストのダニエル・バレンボイムと結婚しクラシック音楽界のビッグカップルと言われたのもつかの間、多発性硬化症という不治の病となり僅か10年少々の活動しかできず、絶望の中で42歳の若さで他界。

僕がクラシック音楽と出会い聴き始めた1970年頃は、よく彼女の名前を聞いたものだが、数年も経たない内に聞かなくなり、どうしたのかなと思ていたら、10数年後に久し振りにその名を聞いたのが訃報だった。

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アニア・タウアーについて

アニア・タウアーは、デュ・プレと同じ1945年にドイツのリューベックの生まれ。同い年だからか「ドイツのジャクリーヌ・デュ・プレ」と言われたそうだ。
ということは、デュ・プレほどではないということだったのか。

さて、僕は彼女のことは全く知らなかった。名前もこの記事を書いている今日の数時間前まで聞いたこともなかった。

きっかけは、現在読んでいる『クラシックの深淵』平林直哉著の8章「夭折の女性チェリスト、アニア・タウアー」を読んで興味を引いたからだ。

デュ・プレと同い年ながらなんと28歳で亡くなっているのだ。病死かと思ったら自死だった。既婚の医師と恋愛関係になり、その妻から猛烈な抗議を受け関係を終わらせたが、その後彼女は1973年10月に自ら人生を終わらせた。そして医師もそのあと追ったととのこと。

なんともやるせない出来ごとだ。

音楽家として頃からという時だったの正規録音もLP2枚分しかなったようだ。
しかもそのLPは日本では発売されず、ようやく国内盤として発売されたのが2016年12月にやっとCDで出た。その理由は、ぜひ平林氏の本で確認して頂きたい。

なお現在ストリーミング配信等で聴くことも出来るのが嬉しいですね。

デュ・プレに比べ激しさは抑制され、むしろ禁欲的で渋く質素な印象を受けます。
そこに思慮の深さも感じる演奏で僕は好きです。

ぜひ、聴いてみてください。

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アニア・タウアー ドヴォルザーク チェロ協奏曲

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvo?ak (1841-1904)
チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104, B. 191
Cello Concerto in B Minor, Op. 104, B. 191

1.(13:39) I. Allegro
2.(10:19) II. Adagio ma non troppo
3.(11:35) III. Finale: Allegro moderato
total(35:33)

アニア・タウアー – Anja Thauer (チェロ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 – Czech Philharmonic Orchestra
ズデニェク・マーツァル – Zden?k Macal (指揮)

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マックス・レーガー – Max Reger (1873-1916)
無伴奏チェロ組曲 イ短調 Op. 131c, No. 3
Suite for Solo Cello in A Minor, Op. 131c, No. 3

4.(05:30) I. Prelude: Sostenuto
5.(04:16) II. Scherzo: Vivace
6.(07:51) III. Andante con variazioni
total(17:37)

アニア・タウアー – Anja Thauer (チェロ)

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ジャン・フランセ – Jean Francaix (1912-1997)
幻想曲
Fantaisie

7.(02:04) I. Prelude
8.(03:25) II. Ecossaise
9.(04:05) III. Elegie
10.(02:34) IV. Scherzo
11.(04:43) V. Finale
total(16:51)

アニア・タウアー – Anja Thauer (チェロ)
ジャン・フランセ – Jean Francaix (ピアノ)

ドヴォルザーク/レーガー/フランセ:チェロ作品集(タウアー/フランセ/チェコ・フィル/マーツァル)

Amazon Musicのストリーミング配信で聴くことができます。

同じ内容でCDでも購入できますし、ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、LPレコードでも出ています。

アニア・タウアー ドヴォルザーク/レーガー/フランセ:チェロ作品集

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ドヴォルザーク チェロ協奏曲 アニア・タウアー

「ドイツのジャクリーヌ・デュプレ」といわれたチェリストによる衝撃の名盤をLP化。
ドイツの女流チェリスト、アニア・タウアーは国際的なキャリアのスタート地点に立っていた時、28歳で亡くなりました。数年後『ガーディアン』紙が「今まで聞いたことがないほどの偉大なチェリスト」と称えました。アニア・タウアーは1945年生まれで、「ドイツのジャクリーヌ・デュプレ」といわれ、この1968年の録音は音楽界に衝撃を与えました。その名盤が今回LP化されることになりました。



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