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ヤンソンス ドヴォルザーク交響曲第8番 スーク 2016

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こんにちは、
ともやんです。

マリス・ヤンソンスが亡くなったが2019年11月30日。サンクトペテルブルクの自宅でのこと。そして翌12月1日に首席指揮者を務めていたバイエルン放送交響楽団により公表されました。
つまり3年前の今日のこと。
だから資料によっては、亡くなった日が11月30日となっていたり12月1日となっていたりするのは、そんな事情だと思います。または勝手な憶測ですが11月30日から12月1日に掛けての深夜だったのかもしれません。

その訃報に接した時、僕は少なからず驚き、えっ!?まだこれからじゃないの?と思ってしまいました。しかし、それは僕がヤンソンスの演奏をまり聴いていなかったせいで、享年76歳ということを思えば、早すぎると言うことはなかったかもしれません。

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ヤンソンスについて

マリス・ヤンソンスは、1943年1月14日ラトヴィアの首都リガ生まれ。当時は旧ソ連の支配下にあり、父親のアルヴィドは、レニングラード・フィルの指揮者の一人でした。
直接指導はなかったそうですが、そんな父のリハーサルを見ながら成長し、レニングラード音楽院からウィーン音楽大学に進み、名教師スワロフスキーに師事。
71年の第2回カラヤン指揮者コンクールで第2位となり、同年レニングラード・フィルを指揮してソ連国内でもデビューし、レニングラード・フィルでムラヴィンスキーのアシスタントとしてスタート。
85年には准首席指揮者となりムラヴィンスキーと並んで指揮するポストに付いたというのは凄いです。
ムラヴィンスキーが88年に亡くなるとテルミカーノフと共に同オケの指揮者となりました。
また79年から西側でオスロ・フィルの首席指揮者に就任し2000年まで活躍。当オケの黄金時代を築きました。

つまり僕がヤンソンスを知ったのはその前後辺りで、そのため既に十分な実力とキャリアを持っていながら若手と感じてしまったのかもしれません。

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ヤンソンス 本格派の実力者

まさにマリス・ヤンソンスは、本格派の実力者でした。最初に聴いたのは五嶋みどりをソリストとしてベルリン・フィルを指揮して伴奏を務めたメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。まさに正座して聴きたくなるような真摯で誠実な演奏でした。
当然、五嶋みどりを聴くためでしたが、そこでヤンソンスを実力を知ったとも言えます。

その後、ブラームス、ベートーヴェンと聴くにつれ、この人は凄いな、じっくり聴いていこうとしていた矢先に訃報を知ったのでした。

ヤンソンスは逝ってしまいましたが、僕にとってはこれからがヤンソンスを知って行くことになります。

ということで、今回ドヴォルザーク交響曲第8番を聴きました。
内声部も表情豊かな演奏には深い感銘を受けました。

ドヴォルザークの8番は、僕の大好きな作品ですが、一緒に収録されているスークの弦楽セレナードは素敵な作品です。なんと心が洗われる曲か。ヤンソンスは、僕に新たな世界を広げてくれました。

これからもしっかりヤンソンスを聴いて行きます。

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ヤンソンス ドヴォルザーク交響曲第8番 2016

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvo?ak (1841-1904)
交響曲第8番 ト長調 Op. 88, B. 163
Symphony No. 8 in G Major, Op. 88, B. 163

1.(10:09) I. Allegro con brio
2.(10:30) II. Adagio
3.(06:25) III. Allegretto grazioso – Molto vivace
4.(10:41) IV. Allegro ma non troppo
total(37:45)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)
録音: 29-30 January 2016, Munchen, Philharmonie im Gasteig

———————

ヨゼフ・スーク – Josef Suk (1874-1935)
弦楽セレナード 変ホ長調 Op. 6
Serenade in E-Flat Major, Op. 6

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)
録音: 25 January 2016

5.(05:03) I. Andante con moto
6.(05:06) II. Allegro, ma non troppo e grazioso
7.(08:16) III. Adagio – Piu andante – Tempo I
8.(07:18) IV. Allegro giocoso, ma non troppo presto – Vivace
total(24:43)

———————

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
序曲「謝肉祭」 Op. 92, B. 1699.
Carnival, Op. 92, B. 169

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)

ドヴォルザーク:交響曲第8番/スーク:弦楽セレナード(バイエルン放送響/ヤンソンス)

マリス・ヤンソンスの”ドヴォルザーク8番”といえば、2007年ロイヤル・コンセルトへボウ管との録音を頭に浮かべる人も多いが、2016年にバイエルン放送交響楽団と収録した本作の「第8番」では、一層密度の濃いドヴォルザークを聴くことができる。

ヤンソンスはボヘミア要素が高いと評されるこの作品の全ての難関を易々とクリアし、満足のいく演奏を展開している。「謝肉祭」は序曲三部作《自然と生命と愛》の中の1曲。珍しいスタジオ・レコーディングであるスークの「弦楽セレナード」も収録。



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