メルマガ登録

マリス・ヤンソンス オスロ・フィル ショスタコーヴィチ

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

マリス・ヤンソンスは、1943年1月14日ラトビアのリガ生まれ。
今日が誕生日ですね。

2010年1月1日に発行された『世界の指揮者名鑑866』で、マリス・ヤンソンスは、1ページ丸々で大きく取り上げられていました。

その中で、評論家諸石幸生氏のコメントに次のように記されています。

“21世紀の指揮界をけん引する名指揮者であり、その気味鋭い表現力と、洗練された音楽性、そして何よりも生き生きとした生命力あふれる演奏で現代の聴衆を魅了し続ける人気のマエストロである。”

スポンサーリンク

ただ、今にして思えば、最後の締めくくりの文章が気になっています。

“ヤンソンスの音楽性と同時に、優れた指導力、人間的で温かな人柄という点でも傑出、聴き手はもとより楽員からも愛される指揮者となっている。

ただし、時に健康を害することがあると伝えられており、マイ・ペースでの指揮活動が期待されてならない。”

この記事が書かれた時、ヤンソンスは60歳代半ば。
指揮者としては、これから円熟の年齢になる時です。
しかし、この本が出てから10年も経たない、2019年11月30日にサンクトペテルブルクの自宅で心不全のため帰らぬ人となりました。
享年76歳。特別に早すぎる最期ではないですが、惜しい人を失くしました。

ヤンソンスは、旧ソ連でムラヴィンスキーの下で研鑽を積みましたが、1979年にノルウェーのオスロ・フィルの首席指揮者となり、ソ連国内とは違う、自由な空気の中で、自分の可能性を思う存分発揮し、それがオスロ・フィルのレヴェルアップにも繋がりました。

オスロ・フィルとの演奏を聴くと自由に空気と瑞々しい躍動感を感じ取ることができます。

スポンサーリンク

ヤンソンス オスロ・フィル ショスタコーヴィチ交響曲第5番

ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

1.(14:09) I. Moderato
2.(04:55) II. Allegretto
3.(12:00) III. Largo
4.(10:12) IV. Allegro non troppo
total(41:16)

オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 – Oslo Philharmonic Orchestra
マリス・ヤンソンス – Mariss Jansons (指揮)

オスロ・フィル・レコーディングズ [21CD+5DVD] マリス・ヤンソンス オスロ・フィルハーモニー管弦楽団

ヤンソンスは、卓越したオーケストラトレーナーでもあり、オスロ・フィルの首席指揮者に就くに当たっては演奏者に最高水準を要求しただけでなく、思いやりと敬意を表して、大きな愛情と忠誠心を呼び起こしました。

そのことにより「独自性と独特のサウンド」と賞賛され、このオーケストラを世界の一流オーケストラの仲間入り果たしました。「オスロ・フィルのスタイルとサウンドは、マリス自身の個性が非常によく反映されています。音の明快さとフレッシュさ、さらに洗練された色調と情熱の組み合わせにより、彼らの演奏は一層素晴らしいものとなりました。

とりわけ音楽制作への完全な取り組み。そして彼のコンサートに参加することは、いつも新鮮で刺激的な経験でした。それは美しく修復された素晴らしい絵画を見るのと同様です」と、ヤンソンスの元マネージャーであるスティーヴン・ライト氏は語っています。

このヤンソンスとオスロ・フィルとの録音ボックスは、2019年12月1日亡くなったヤンソンスの一周忌というだけでなく、オスロ・フィルを世界的オーケストラに育て上げた素晴らしき演奏であることです。

21枚のCDは、旧EMIへの録音で、ロマン派後期および20世紀のヤンソンスの音楽の特別な習熟が反映されています。

そして注目すべきは1985年から2002年の間にノルウェー放送協会(NRK)で放送されたコンサートライヴ映像が、5枚分DVDとして世界初公開となります。
ワーナーミュージック・ジャパンより



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました