こんにちは、
ともやんです。
村上春樹の新刊書『古くて素敵なクラシック・レコードたち』を手に入れました。
現在、興味深く読んでいます。
村上さんは、音楽評論家ではないので、取り上げた曲やレコードたちに対して自由に書かれているところが素敵な本です。
その中で、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番と第2番を取り上げ、それについてコメントされているのが興味深いのでこのブログも取り上げてみます。
村上春樹 一番好きなショスタコーヴィチ
“僕がいちばん好きなショスタコーヴィチは、なんといってもこの二曲のピアノ協奏曲だ。どちらも高校時代にレコードを手に入れて、何度も何度も繰り返し聴いた。どれだけ聴いても不思議に飽きなかった。”
この冒頭の文章だけで、村上さんが、ショスタコーヴィチが好きなことがよくわかります。
なぜなら、それほど好きでなければ、”僕がいちばん好きな”という表現はしないでしょう。
ショスタコーヴィチの曲をいろいろ聴いている中で、いちばん好きな曲ということを暗に示しています。
バーンスタイン&プレヴィン ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲集
ドミートリー・ショスタコーヴィチ – Dmitry Shostakovich (1906-1975)
ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
Piano Concerto No. 1 in C Minor, Op. 35
1.(05:52) I. Allegro moderato
2.(07:43) II. Lento
3.(01:53) III. Moderato
4.(06:37) IV. Allegro con brio
total(22:05)
アンドレ・プレヴィン – Andre Previn (ピアノ)
ウィリアム・ヴァキアーノ – William Vacchiano (トランペット)
ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
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ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op. 102
Piano Concerto No. 2 in F Major, Op. 102
5.(07:09) I. Allegro
6.(06:32) II. Andante
7.(05:21) III. Allegro
total(19:02)
ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノ三重奏曲第2番、2台のピアノのためのコンチェルティーノ Op.94
ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.35 (*)
ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67 (#)
2台のピアノのためのコンチェルティーノ イ短調 Op.94 (**)
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 Op.102 (+)
アンドレ・プレヴィン (ピアノ (*))
レナード・バーンスタイン (ピアノ (+)、指揮 (*/+))
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 (*/+)
レフ・オボーリン (ピアノ (#))
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン (#))
スヴャトスラフ・クヌセヴィツキー (チェロ (#))
ドミトリー・ショスタコーヴィチ、マキシム・ショスタコーヴィチ (ピアノ (**))
初出 :1962年、Columbia (*)
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