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フランソワ=グザヴィエ・ロト マーラー交響曲第4番

こんにちは、
ともやんです。

12月になったことで今年1年話題になった録音をチェックしています。
そして印象に強く残った録音は改めて聴き直したり、聴き漏れしたものなど、新たに聴いたりすることにしました。

その中で、「2022年タワーレコード クラシカル年間TOP40に第6位にランクされた、フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルとザビーヌ・ドゥヴィエルのソプラノ独唱によるマーラーの交響曲第4番をまだ聴きていなかったので早速聴いてみました。

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マーラー交響曲第4番 ピリオド奏法

ロト&レ・シエクルの演奏は、ピリオド奏法が基本で、全体的にオーケストラの透明感溢れる響きが魅力です。

また第2楽章のヴァイオリン・ソロは死神をイメージしていますが、それをノン・ヴィブラートで繰り広げ、それがとても新鮮。

終楽章のサビーヌ・ドゥヴィエルのソプラノ独唱も明るい声質でしかもノン・ヴィブラートということで清らかで天上の響きを堪能できます。

何か新しい時代のマーラー像という印象を与える演奏です。

ぜひ聴いてほしい演奏です。

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フランソワ=グザヴィエ・ロト マーラー交響曲第4番

グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第4番 ト長調
Symphony No. 4 in G Major
作詞 : 伝承 – Traditional

1.(15:42) I. Bedachtig, nicht eilen
2.(09:37) II. In gemachlicher Bewegung, ohne Hast
3.(20:56) III. Ruhevoll, poco adagio
4.(08:30) IV. Sehr behaglich
total(54:45)

ザビーヌ・ドゥヴィエル – Sabine Devieilhe (ソプラノ)
レ・シエクル – Siecles, Les
フランソワ=グザヴィエ・ロト – Francois-Xavier Roth (指揮)
録音: November 2021, RIFFX Studio No. 1, La Seine Musicale, Boulogne-Billancourt, France

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ロト&レ・シエクルのマーラー: 交響曲第4番

マーラーの交響曲第4番はまさに20世紀の夜明け1901年11月25日に初演されました。大規模な第2、3番の後、伝統的な4楽章構成に復帰したかのような古典的なたたずまいで、マーラー作品中では明るく親しみやすいとされています。

レ・シエクルは「巨人」の時と同様に作品が作られた頃のピリオド楽器を用いています。ピリオド奏法基本で、死神が弾くのをイメージした第2楽章のヴァイオリン・ソロもノン・ヴィブラートで繰り広げられるのが新鮮。また随所で響くハープの低音の効果にも驚かされます。

終楽章でソプラノ独唱を担うのはサビーヌ・ドゥヴィエル。ラファエル・ピジョンの夫人で、ロト&シエクルともメサジェの「お菊さん」のアリアなどを録音したアルバムをリリースしていて息もピッタリ。明るい声質のノン・ヴィブラートで清らかに天上の生活を歌いながら、どこか残酷で怖い感覚が背後から迫り、一気に最晩年の「大地の歌」へつながる世界に気づかせてくれるかのようです。

ロトはやや速めのテンポで生気に満ち、何よりオーケストラの透明な音色が魅力。マーラーの4番観が完全に覆される衝撃的な演奏で、一見明暗の対照的な第5番との相似性を示してくれます。2021年11月のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く音質も極上。超注目盤の登場です!



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