こんにちは、
ともやんです。
インドのムンバイ出身の名指揮者ズービン・メータ。
1936年4月29日生まれということで、今日が86歳の誕生日です。
高齢ゆえ、健康状態が心配ですが、近況はよくわかりません。
ズービン・メータというと僕がクラシック音楽を聴き始めた70年代には、気鋭の指揮者として人気で、僕のその颯爽としてイメージで好感を持っていました。
ただ、80年代の後半にイスラエル・フィルと来日した際、聴きに行ったのですが、その時調子が良くなかったのでしょうか?正直がっかりしました。
しかも同時期来日していてブロムシュテット&シュターツカペレ・ドレスデンと同じプログラムでマーラーの巨人をやったのですが、感銘の深さは圧倒的にブロムシュテットの方が高かった記憶があります。共に同行した友人も同じことを言っていました。
二人でメータにはがっかりだね、って会話を交わしたものです。
ただ、東日本大震災の時の日本の被災に寄り添った言動は敬意を評したい思いです。
メータに関しては録音であまり愛聴盤はありませんが、ウィーンフィルとの若き日のマーラーの復活が印象的です。
ウィーンフィルと真っ向勝負するような気迫に満ちた演奏で、40数年経った現在でも痛快な感銘を受けます。
ズービン・メータ 名盤 マーラー交響曲第2番「復活」
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第2番 ハ短調 「復活」
Symphony No. 2 in C Minor, “Resurrection”
作詞 : 伝承 – Traditional
作詞 : フリードリヒ・ゴットリープ・クレプストック – Friedrich Gottlieb Klopstock
1.(21:03) I. Allegro maestoso: Mit durchaus ernstem und feierlichem Ausdruck
2.(10:12) II. Andante moderato: Sehr gemachlich
3.(10:28) III. In ruhig fliessender Bewegung (Scherzo): In ruhig fliessender Bewegung
4.(05:30) IV. Urlicht
5.(09:45) V. Im Tempo des Scherzo: Im Tempo des Scherzo’s – Wild herausfahren
6.(07:33) V. Im Tempo des Scherzo: Wieder zuruckhaltend
7.(02:21) V. Im Tempo des Scherzo: Sehr langsam und gedehnt
8.(06:39) V. Im Tempo des Scherzo: Langsam – Misterioso
9.(07:38) V. Im Tempo des Scherzo: Etwas bewegter
total(81:09)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ズービン・メータ – Zubin Mehta (指揮)
クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
イレアナ・コトルバシュ – Ileana Cotrubas (ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団 – Vienna State Opera Chorus
マーラー:交響曲第2番≪復活≫ ズービン・メータ 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
交響曲の大家マーラーの作品の中でとりわけ感動的なのがこの《復活》。録音当時39歳の気鋭だった巨匠メータが、マーラーゆかりの名門ウィーン・フィルを堂々と振り切った本作は、今なお同曲の最高の名演の1つとされています。世界屈指の名歌手・名合唱団と共に繰り広げられる壮大な音絵巻は、万人を魅了してやみません。
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