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ダウスゴー メンデルスゾーン 交響曲第1番&第3番

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こんにちは、
ともやんです。

フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ(1809-1847)は、1809年2月3日ハンブルク生まれ、1847年11月4日ライプツィヒに没しました。

彼の祖父は、有名な哲学者モーゼス・メンデルスゾーンで、父親は銀行家でした。生後2年で一家はベルリンに移り、裕福な家庭にあって貴族的な教養を身に付けて行きました。。

メンデルスゾーンの多方面に渡る高尚な趣味と教養は、絵画から水泳にまでいたり、しかもどれも一流の腕前を持っていたと言われます。

その中で特に音楽においては、神童とまでと言われ作曲をシェルター、ピアノをベルゲル、モシュレス、ヴァイオリンをヘンニング、オルガンをバッハに学び、9歳で演奏会の初舞台を踏んでいます。

また、イタリア、フランス、イギリス、スコットランドの諸国を演奏旅行し、生涯を音楽に捧げることとなったのです。

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メンデルスゾーンの功績

2019年7月に所属する合唱団でマタイ受難曲を歌いました。CDを聴くだけでは、充分に理解できなかったので、これは自分で歌うしかないなとマタイ受難曲を歌える合唱団を探して参加し、約1年間の練習を経て歌ったのでした。

実は、以前の僕は、メンデルスゾーンのことにはあまり関心がありませんでした。また作曲家としても同時代のロマン派の作曲家である、シューベルト、シューマン、ブラームス、ブルックナーに比べ多少下に見ていたようです。

しかし、彼の作品を交響曲のみならず室内楽、器楽曲なども聴くようになり、この人の芸術の奥深さなど知るようになったのです。

そしてなんと言っても作曲以外の活動で彼は偉大な音楽家だったと理解するようになりました。

マタイ受難曲もメンデルスゾーンは、10代の時にスコアを贈ってもらい、なんと20歳の時に自身で企画して100年ぶりに演奏を復活させたのです。

その時の様子を書いたものには、非常に感動的なコンサートで、多くの人が感動で涙を流したという記述もみました。

また、シューマンとの親交も厚く、シューマンがシューベルトの兄の家で「ザ・グレート」の楽譜を発見してメンデルスゾーンがゲヴァントハウス管を指揮して初演したのです。

38歳の短い生涯でしたが、まさに与えられた環境と才能を惜しげもなく音楽に捧げた人生だったと思います。

そんなことを知り、僕の中でももっとも尊敬する音楽家の一人になっています。

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ダウスゴー メンデルスゾーン 交響曲第1番&第3番

フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 11
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 11, MWV N13

1.(09:31) I. Allegro di molto
2.(05:53) II. Andante
3.(05:57) III. Menuetto: Allegro molto
4.(07:52) IV. Allegro con fuoco
total(29:13)

—————————

交響曲第3番 イ短調 「スコットランド」 Op. 56
Symphony No. 3 in A Minor, Op. 56, MWV N19, “Scottish”

5.(14:26) I. Andante con moto – Allegro un poco agitato – Assai animato –
6.(04:21) II. Vivace non troppo –
7.(08:46) III. Adagio –
8.(08:35) IV. Allegro vivacissimo – Allegro maestoso assai
total(36:08)

スウェーデン室内管弦楽団 – Swedish Chamber Orchestra
トマス・ダウスゴー – Thomas Dausgaard (指揮)
録音: 9-14 June 2019, Orebro konserthus, Sweden

メンデルスゾーン 交響曲第1番&第3番「スコットランド」 トーマス・ダウスゴー スウェーデン室内管弦楽団

SACDハイブリッド盤。これまでシューマン、シューベルト、ブラームスなどBISレーベルより積極的なリリースが続いているダウスゴー率いるスウェーデン室内管弦楽団。

2021年にリリースした「ザ・ブランデンブルク・プロジェクト」(KKC-6359/61 / BIS SA-2199)ではブランデンブルク協奏曲と6人の作曲家による新作委嘱を交えた構想18年の大企画を録音し、レコード芸術誌「特選盤」、朝日新聞 For your collection「推薦盤」など高く評価されています。

期待の新録音はメンデルスゾーンを取り上げました。メンデルスゾーンといえば序曲「美しいメルジーネの物語」、付随音楽「夏の夜の夢」、序曲「フィンガルの洞窟」を収めたアルバム(BIS SA-2166)をリリースしており「メンデルスゾーンの比類なき精神を捉えた演奏」としてヨーロッパで話題の録音となりました。期待の交響曲第1弾は第1番と第3番『スコットランド』です!

第1番はメンデルスゾーン15歳の時の作品で、既に12曲の『弦楽のための交響曲』を書いていたとはいえ2管編成フル・オーケストラを用いた初の交響曲。

早熟の天才ぶりが眩しい音楽ですが、ダウスゴーは見通しのよさと生命力あふれる演奏を展開しております。一方、美しく抒情的な旋律が魅力の『スコットランド』も実に見事!手兵スウェーデン室内管はダウスゴーが作り出す細かなニュアンスも表現しており、刺激的で繊細な緩急を交えた演奏はここでも光ります。1997年以来長きに渡る信頼関係から生まれる圧倒的な演奏をお楽しみください!
キングインターナショナル



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