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フルトヴェングラー 名盤 ウェーバー、メンデルスゾーン、ベルリオーズ

メンデルスゾーン
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こんにちは、
ともやんです。

ヴィリヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)が、1929年から35年に掛けて録音した作品集です。

ウェーバー、メンデルスゾーン、ベルリオーズの曲が収録されています。

もう90年近く前の録音ながら、十分鑑賞に耐えられるクオリティーなのが嬉しいです。

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フルトヴェングラー 名盤 メンデルスゾーン

CD帯紹介文では、ウェーバーとベルリオーズを名演として紹介しています。
もちろんどちらも素晴らしいのですが、僕はやはりメンデルスゾーンの2つの序曲に惹かれます。

宇野功芳氏が、著書「フルトヴェングラーの全名演名盤」の中で素晴らしい解説文を書かれているので紹介します。

「真夏の夜の夢」序曲については次のように書いています。

何というデリケートな寂しさに彩られた演奏であろう。

この曲の冒頭はほかの指揮者の手にかかると、軽快な妖精のたわむれが前面に押し出されるのが常であるが、フルトヴェングラーの表現は、救いようのない<寂寥の調べ>である。

聴く者の神経にそっと触れてくるようなデリケートな寂しさ!われわれはこの演奏によって初めて、これが短調で書かれていることに気づくほどなのだ。

また、「フィンガルの洞窟」序曲では次のように紹介しています。

われわれはフルトヴェングラーに案内されて「フィンガルの洞窟」を旅する。

岸に飛び交うカモメの群れ、緑の海、そして大巌窟に激しく砕け散る白波、われわれを乗せた舟は、あるいはゆっくりと、わるいはすばらしいスピードで海上を走る。

海もある時は静かに、ある時は怒るように荒れ狂う。メンデルスゾーンの描いた<第一流の風景画>が、このように眼前に彷彿とするように演奏された例はほかには決してない。

どうでしょうか?聴いてみたくなってきませんか?

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フルトヴェングラー 名盤 ウェーバー、メンデルスゾーン&ベルリオーズ

カール・マリア・フォン・ウェーバー – Carl Maria von Weber (1786-1826)
歌劇「魔弾の射手」 J. 277 (抜粋)
Der Freischutz, J. 277 (excerpts)

1.(09:51) Act I: Overture
2.(03:21) Act III: Entr’acte
total(13:12)

作詞 : ヨハン・フリードリヒ・キント – Johann Friedrich Kind
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: June 1935, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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カール・マリア・フォン・ウェーバー – Carl Maria von Weber (1786-1826)
3.(08:33) 舞踏への勧誘 Op. 65, J. 260 (H. ベルリオーズによる管弦楽編)
Aufforderung zum Tanze (Invitation to the Dance), Op. 65, J. 260 (arr. H. Berlioz for orchestra)

編曲 : エクトル・ベルリオーズ – Hector Berlioz
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: December 1932, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
4.(12:46) 「夏の夜の夢」序曲 Op. 21
A Midsummer Night’s Dream, Op. 21: Overture

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 13 June 1929, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
5.(09:48) 序曲「フィンガルの洞窟」 Op. 26
The Hebrides, Op. 26, “Fingal’s Cave”

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 1930, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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エクトル・ベルリオーズ – Hector Berlioz (1803-1869)
6.(04:15) ファウストの劫罰 Op. 24 – 第1部 ハンガリー行進曲 「ラコッツィ行進曲」
La damnation de Faust, Op. 24: Part I Scene 3: Hungarian March, “Rakoczy March”

作詞 : アルミール・ガンドニエール – Almire Gandonniere
作詞 : ジェラール・ド・ネルヴァル – Gerard de Nerval
作詞 : エクトル・ベルリオーズ – Hector Berlioz
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー – Wilhelm Furtwangler (指揮)
録音: 1930, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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フェリックス・メンデルスゾーン – Felix Mendelssohn (1809-1847)
劇付随音楽「夏の夜の夢」 Op. 61 (抜粋)
A Midsummer Night’s Dream, Op. 61 (excerpts)

7.(04:51) Act II: Scherzo
8.(07:17) Act III: Nocturne
9.(04:43) Act V: Wedding March
total(16:51)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
エーリヒ・クライバー – Erich Kleiber (指揮)
録音: 1929, Hochschule fur Musik, Berlin, Germany

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フルトヴェングラー 名盤 初期録音集 第3集

グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー 初期録音集 第3集

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グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー 期録音集 第3集

楽天市場からの購入もの可能です^^

フルトヴェングラーの初期録音集第3集は、ベートーヴェン、ブラームスからブルックナー、ワーグナーへの橋渡しと言える、初期ロマン派の作品集です。

ウェーバーの「魔弾の射手」序曲と間奏曲での渦巻く興奮、「舞踏への招待」での華麗で重厚なワルツの部分、そしてベルリオーズでは「ラコッツィ行進曲」での快活でぞくぞくするような躍動感など、フルトヴェングラーでないと造り出せない瞬間に満ちています。CD帯紹介文



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