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ハイドシェック ヴァンデルノート モーツァルトピアノ協奏曲選集より

モーツァルト
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こんにちは、
ともやんです。

エリック・ハイドシェックは、フランスの名ピアニスト。1936年8月生まれですから、現在86歳。

僕が敬愛していた音楽評論家、宇野功芳氏(1930-2016)のお気に入りのピアニストでした。
その影響もあって、聴こう聴こうと思っていたのですが、ようやく彼の若き日の演奏録音を聴くことが出来ました。

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ハイドシェック 若き日のモーツァルト

さて、今日は今年で87歳になるピアニスト、エリック・ハイドシェックの独奏にヴァンデルノート指揮パリ音楽院管弦楽団の演奏でモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を聴きました。

僕は、モーツァルトの作品の中でも特にピアノ協奏曲が大好きです。
特に第17番以降は、どれも傑作揃いで、よく聴いています。

その中でも特に第20番は好きです。
珍しく短調で書かれた作品で、ベートーヴェンも愛好していたいう作品で、カンデンツァも残しています。

ハイドシェックは、故宇野功芳さんお気に入りのピアニストで、いろんなところでハイドシェックの素晴らしさを書かれていました。

僕自身は、ハイドシェックの素晴らしさは、まだ十分分からないでいるのですが、若き日のモーツァルトの協奏曲はよく聴きました。

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ハイドシェックとヴァンデルノートの共演

ハイドシェックとヴァンデルノート&パリ音楽院管弦楽団との共演では、1957年から61年に掛けて6曲録音されています。

ちょうどステレオ録音への移行期ということで、57年録音の第21番と24番はモノラル録音なのが残念です。

その他の4曲、20番、23番、25番、27番はステレオ録音。
その中から今日は、第20番を聴いたのです。

短調ということで、悲劇性を持って演奏される作品でもありますが、このコンビは、なんと愉悦感溢れるチャーミングで、そして自由な演奏なのでしょうか。

この録音が、名盤として長年親しまれているのは、ハイドシェックのピアノの素晴らしさもありますが、ヴァンデルノートのサポートが大きいと思います。

ベルギーはブラッセルの郊外の出身のヴァンデルノート。フランス語圏なのでフランスのピアニスト、ハイドシェックとパリ音楽院管とは相性が良いのでしょう。

ヴァンデルノートは、1927年生まれで、90歳を過ぎて現役最高齢のブロムシュテットと同い年。でも彼自身は1991年11月に64歳で亡くなっています。

世界的な指揮者ではありませんでしたが、何か親近感を感じる人です。もっといろいろ聴いてみたいですね。

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ハイドシェック ヴァンデルノート モーツァルトピアノ協奏曲第20番

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
Piano Concerto No. 20 in D Minor, K. 466

1.(13:20) I. Allegro
2.(09:20) II. Romance
3.(06:34) III. Rondo: Allegro assai
total(29:14)

エリック・ハイドシェック – Eric Heidsieck (ピアノ)
パリ音楽院管弦楽団 – Paris Conservatoire Orchestra
アンドレ・ヴァンデルノート – Andre Vandernoot (指揮)
録音:1960年6月3日 サル・ワグラム、パリ

モーツァルト: ピアノ協奏曲集 エリック・ハイドシェック アンドレ・ヴァンデルノート パリ音楽院管弦楽団

ハイドシェックの中心的信奉者であった宇野功芳氏による解説を復活掲載し、新規で相場ひろ氏による序文も掲載。ハイドシェックの現在も踏まえた解説も注目です。このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。



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