メルマガ登録

サヴァリッシュ シューベルト 宗教的、世俗的合唱作品集

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

ウォルフガング・サヴァリッシュ(1923-2013)は、NHK交響楽団を1964年に初めて指揮していら長らく客演していて、1967年に名誉指揮者、1994年に桂冠名誉指揮者となっています。

僕は、岩城宏之さんの指揮姿が好きでN響のテレビ番組を観るようになりました。サヴァリッシュも最初でテレビで見て、その端正で理知的な風貌はよく憶えていますが、さて演奏は?となると幼かったこともありよく憶えていません。

今日は、ドイツのミュンヘン出身の名指揮者であり伴奏ピアニストとしても優れていたウォルフガング・サヴァリッシュの命日(2013年2月22日に89歳で死去)にちなんで彼の録音を聴いたのでコメントしたと思います。

スポンサーリンク

ウォルフガング・サヴァリッシュについて

上述のようにサヴァリッシュを知ったのは、NHKの番組ででした。
しかし、サヴァリッシュの録音をしっかり聴くようになったのは、かなり大人というかおじさんになてからです。

というのも、僕がLPやCDのコレクションをするのに参考にしていた本の著者は、宇野功芳氏や福島章恭氏や本で、推薦盤にサヴァリッシュの録音が挙げられることはほとんどなかったからです。

つまりサヴァリッシュの演奏は、端正で堅実で、ソツはないけど、だからサヴァリッシュでなければいけない、というポイントに弱かったと思います。

やはり僕も若い頃は刺激的な演奏を求めていたのかもしれません。

ただ、この人はやっぱり”凄い人”と感じたのは、シュターツカペレ・ドレスデンと録音したシューマンの交響曲全集からです。

もちろんサヴァリッシュの指揮なので枠をはみ出すことはありません。
でも誠実に活動した経験の積み重ねから伝わってくる、何か深さを感じさせる演奏なのです。

ベートーヴェン:交響曲 第4番 第5番「運命」 第6番「田園」&第7番 ヴォルフガング・サヴァリッシュ

また、この記事を書くに当たって聴いた、ロイヤル・コンセウルトヘボウ管とのベートーヴェンの交響曲第4番も何もしていないようなのに、フレーズのひとつひとつが生きているという演奏でした。

スポンサーリンク

サヴァリッシュ シューベルト 宗教的 世俗的合唱作品集を聴いた

さて、サヴァリッシュは、1971年からバイエルン州の音楽総監督および国立歌劇場の音楽監督になり、’82年からはバイエルン国立歌劇場の運営および芸術のすべての面を監督する総監督なって活動しました。

その時の貴重な録音としてシューベルトの合唱曲全集があります。
これは世俗多声楽曲と三巻の宗教的合唱作品からなっています。

声楽陣は、当時のトップクラスのメンバーが揃い、曲によってはサヴァリッシュ自身がピアノ伴奏をしています。

CD11枚組で全203曲で13時間を要するセットです。

どこからでもいいです。

テキストの意味もよくわからずに聴いてもその響きから心が洗われる思いです。
しかも僅か31年の生涯にもかかわらず、これだけ素晴らしい合唱曲を残したシューベルトの才能に尊敬の念を強く感じるのです。

ぜひ、聴いて欲しい録音集です。

スポンサーリンク

サヴァリッシュ シューベルト 宗教的、世俗的合唱作品集

シューベルト: 宗教的、世俗的合唱作品集
Schubert Scared & Secular Choral Works

ルチア・ポップ – Lucia Popp (ソプラノ)
ヘレン・ドナート – Helen Donath (ソプラノ)
エリカ・リュッゲベルク – Erika Ruggeberg (ソプラノ)
カリン・ハウターマン(ソプラノ)
マリア・ヴェヌティ(ソプラノ)
イルムガルト・ランパート(ソプラノ)
イゾルデ・ミッターナハト(ソプラノ)
ブリギッテ・ファスベンダー(アルト)
ユリアナ・ファルク(アルト)
グゥドルン・グラインドル=ロスナー(アルト)
アーデルハイト・シラー(アルト)
レナート・フライヤー(アルト)
ペーター・シュライアー – Peter Schreier (テノール)
アドルフ・ダッラポッツァ – Adolf Dallapozza (テノール)
ヨーゼフ・プロチュカ(テノール)
フランシスコ・アライサ(テノール)
アルベルト・ガスナー(テノール)
ロバート・ティアー(テノール)
アントン・ロスナー(テノール)
ハインリヒ・ヴェーバー(テノール)
アントン・ロスナー(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ – Dietrich Fischer-Dieskau (バス)
ペーター・リーカ(バス)
ヨーゼフ・ヴェーバー(バス)
パウル・ハンゼン(バス)
カペラ・バヴァリア(合唱)
マンフレート・クレメント(オーボエ)
エドゥアルト・ブルナー(クラリネット)
エルマー・シュローター(オルガン)
オラフ・クラマント、エルンスト・デルフリンガー、ヴィリー・ベック、
ギュンター・ヴェーバー、クルト・リヒター(ホルン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)

バイエルン放送合唱団 – Bavarian Radio Chorus
バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ウォルフガング・サヴァリッシュ – Wolfgang Sawallisch (指揮)

シューベルト: 宗教的、世俗的合唱作品集 ヴォルフガング・サヴァリッシュ バイエルン放送交響楽団 バイエルン放送合唱団

サヴァリッシュが当代の名歌手とバイエルンの合唱団を率いて完成させたシューベルト
合唱作品の集大成。ロマン派合唱作品の精化とされるシューベルト作品の多様性を見事に表現した傑作ボックス。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました