こんにちは、
ともやんです。
僕は、時々、新宿のディスクユニオンクラシック館に行きます、よく、仕事帰りに立ち寄っています。
僕は、CDを購入する際はディスクユニオンで中古か、ネットで買います。
ネットでは、HMV、タワーレコード、Amazonなども使いますが、おすすめはアリアCDです。
ここの店主松本大輔氏のクラシックに対する情熱と愛情は半端ないです。
オフィスは、愛知県の春日井市なので、僕の住む横浜からは、気軽に行けませんが、よくクラシック関連のセミナーや講演もされています。
今年は、松本氏にお会いするの目標にしているくらいです。
グスタフ・クーンとの出会 新宿ディスクユニオン
さて、中古店に行く場合、目的があっていく場合もありますが、何か面白いものとの出会いを求めて行く場合が多いです。
昨年出会ったCDで、最高のものの一つに
グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団の
ベートーヴェン交響曲全集があります。
↓
ベートーヴェン 交響曲 第2番&第7番 グスタフ・クーン ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
※タワーレコードでは、現在第2番と第7番が現役で購入可能です。
シンプルなジャケットに目が留まり、
グスタフ・クーン?
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団?
最初、若手の古楽器集団という印象を持ちました。
購入して帰宅し、調べるとクーンは、1945年生まれの73歳、カラヤンコンクールの優勝者であり、かなりの実力者。
2003年からが、ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団の芸術監督に就任しています。
イタリア ボルツァーノ
またボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団は、1960年に創設されたイタリアのオーケストラ。
既に60年近く活動を続けています。
クーンが、芸術監督になってから録音も増えたそうです。
グスタフ・クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団の名コンビ
今回僕は、このコンビによる、シューマンの交響曲全集を聴きました。
ベートーヴェン同様素晴らしい演奏に感銘を受けました。
グスタフ・クーンの表現は、何も特別なことをしていないのに、ちょうど料理人や大工などの熟練した鮮やかな匠の技を観るようで、すみずみまで神経が行き届き、疎かにする部分が全くありません。
しかも手作りの温もり感が十分で、聴き終わった後にああ、いい音楽を聴いた、生きていて良かった!
なんて思わせてくれる演奏なのです。
なんか抽象的な表現で申し分かりありませんが、総評としてはこんな感じで、有名指揮者とメジャーオーケストラもいいけど、どっこい、俺たちが本当のシューマンを聴かせるぜ、という気概が伝わってきます。
クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団のシューマン交響曲全集
【曲目】
シューマン:交響曲全集
1. 第1番 変ロ長調 Op.38「春」
2. 第2番 ハ長調 Op.61
3. 第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」
4. 第4番 ニ短調 Op.120
【演奏】
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
【録音】
2010年1月(第1番)、2月(第2番)、3月(第3番)、4月(第4番)
ハイドン講堂(ボルツァーノ)
【CD】 シューマン: 交響曲全集 グスタフ・クーン 、 ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
シューマンをこよなく愛する指揮者グスタフ・クーンによる交響曲全集。ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団の素朴な響きは、シューマンが思い描いていたであろう音楽を忠実に再現しています。
最後に
グスタフ・クーンとボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団によるシューマンの交響曲全集は、
全てライブで、2010年にボルツァーノのハイドン講堂での演奏です。
また聴衆が素晴らしい。
演奏が終わって、しばしの間、そして沸き起こる温かい拍手と掛け声。
なんか演奏者と聴衆が一体になって音楽を味わっていると感じが伝わってきます。
ボルツァーノは、北イタリアの人口10万人程度の都市ですが、こんな素晴らしいオーケストラを持っています。
これこそ文化と生活が密接につながっている証拠で素晴らしいことです。
【CD】 シューマン: 交響曲全集 グスタフ・クーン 、 ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
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おすすめのシューマン交響曲全集です。
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