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スクロヴァチェフスキ&読売日響 シューマン 交響曲第1番&第4番

こんにちは、
ともやんです。

ポーランド出身の名指揮者にして作曲家スタニスラフ・スクロヴァチェフスキは、80歳を過ぎて90歳を超えるまで現役指揮者だった方です。

多くの指揮者は高齢になるとテンポが遅くなったり、スタイルも動的から静的になることが多いですが、スクロヴァチェフスキは生涯、老いを感じさせないいきいきとした演奏を聴かせてくれました。

特に80歳を過ぎて読売日響の常任指揮者に就任したり、N響や札響に客演したりと日本の音楽ファンに元気と勇気を与えてくれた人です。

2017年2月21日にアメリカで死去。
命日に合わせて読売日響とのシューマンの交響曲を聴いて偲んでいます。

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スタニスラフ・スクロヴァチェフスキについて

ポーランド出身の名指揮者スタニスラフ・スクロヴァチェフスキは、アメリカの国籍と取得してミネアポリスに自宅がありましたが、2017年2月21日に93歳で永眠しました。
前年の11月脳梗塞を起こして闘病中だったそうです。

しかし、2007年4月から2010年3月まで読売日響の常任指揮者を務め、その他NHK交響楽団、札幌交響楽団に客演するなど日本のオーケストラ、そして音楽ファンに自信と勇気を与えてくれた素晴らしい指揮者だと思います。

2007年4月と言えば、スクロヴァチェフスキは既に83歳。
しかしその演奏は、年齢から連想される枯れた味わいからほど遠い明晰で矍鑠たる演奏でした。

また、作曲家としても旺盛な活動をしていたことから、その演奏は独自の視点をもったものでした。
録音が、ベートーヴェン、シューマン、ブルックナー、ブラームスとオーソドックスなものが目立ちますが、近代や現代の音楽にも精通した指揮者でした。

スクロヴァチェフスキは、幼少からピアノの演奏や作曲で神童ぶりを発揮していましたが、1941年にドイツ軍の空爆により手を負傷し、ピアニストを断念し、1946年指揮者としてデビューしました。

当初はクラクフ管、ポーランド国立フィルなどポーランド国内での活動が中心でしたが、58年にアメリカデビューを果たし、60年から79年までミネアポリス響(68年からミネソタ管)の音楽監督を務めました。
その後、84年から91年までイギリスのハレ管の首席指揮者を務め、またザールブリュッケン放送響(現ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル)の首席客演指揮者も務め、同オケと多くの録音を残しました。

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スクロヴァチェフスキ&読売日響 シューマン交響曲全集

スクロヴァチェフスキは、読売日響の常任指揮者を務めてた2007年から2010年に掛けて、シューマンの4つの交響曲のライブ録音を残しています。

なお、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルとも同時期にシューマンの交響曲全集を録音しています。

読売日響との演奏は颯爽としたもので、各楽器のバランスをとても考えていて、木管を奏でる部分などは弦の音量を抑えるなどしています。

だから全体的にシューマンの交響曲ってこんなに色彩豊かなんだ、という印象を非常に受けます。

よくシューマンの交響曲は、オーケストレーションに問題があるという記述を見ることがありますが、僕が鑑賞した限りではそんな印象は持たなかったし、むしろシューマンの交響曲=オーケストレーションが拙いという先入観があるとまで思っています。

また、そんなことを感じさせる演奏は、むしろ演奏自体に問題があるのではとも思うくらいです。

なんと言っても僕は高校生の時にクレンペラーの全集をLPで買ってからずっとシューマンのファンなのです。

スクロヴァチェフスキの演奏は、木管や低弦の動きがよくわかり、わくわくさせてくれる演奏です。

シューマンの交響曲をより魅力的に再現してくれた名演です。

ぜひ、聴いてみてください。

スクロヴァチェフスキ&読売日響 シューマン 交響曲第1番&第4番

ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
交響曲第1番 変ロ長調 「春」 Op. 38
Symphony No. 1 in B-Flat Major, Op. 38, “Spring”

1.(11:06) I. Andante un poco maestoso – Allegro molto vivace
2.(08:11) II. Larghetto
3.(05:36) III. Scherzo: Molto vivace
4.(07:58) IV. Allegro animato e grazioso
total(32:51)

読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ – Stanis?aw Skrowaczewski (指揮)
録音: 2010年3月12日、東京芸術劇場

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交響曲第4番 ニ短調 Op. 120
Symphony No. 4 in D Minor, Op. 120

5.(12:11) I. Ziemlich langsam – Lebhaft
6.(05:26) II. Romanze: Ziemlich langsam
7.(06:07) III. Scherzo: Lebhaft
8.(09:29) IV. Langsam – Lebhaft
total(33:13)

読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ – Stanis?aw Skrowaczewski (指揮)
録音: 2007年9月25日、サントリーホール

シューマン:交響曲全集 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ 読売日本交響楽団

2007年の読売日本交響楽団常任指揮者就任時から2010年にかけて演奏されたシューマンの交響曲全4曲を収録。

質実剛健なスタイルを基調にドイツ正統の豊かな旋律が歌われていくスクロヴァチェフスキならではの名演。

マエストロの薫陶を受けた読売日響の重厚かつしなやかな響きは世界の一流オケの水準に到達しており、録音の素晴らしさも含めてスクロヴァチェフスキの偉大な遺産となる全集が誕生しました。
メーカー資料より

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以上、僕がこのブログにアップしているスクロヴァチェフスキの記事です。
ぜひ、合わせて読んでください。



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