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アンセルメ 命日に聴く フォーレ、ショーソン&デュカス

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こんにちは、
ともやんです。

エルネスト・アンセルメは、スイスの名指揮者で、20世紀の巨匠の中でも数学者から指揮者に転身したユニークな経歴の持ち主です。

1883年11月11日生まれで、1969年2月20日死去。享年85歳。
今日が命日です。

近代フランス音楽やロシア音楽を特に得意とし、自ら創設したスイス・ロマンド管とデッカに膨大な録音を遺しました。

また第二次大戦前後は、スイスの特性を活かしてドイツを追われたり逃れてきたシューリヒトやフルトヴェングラーという巨匠へも厚い援助の手を差し伸べています。

今回は、アンセルメが得意とする近代フランスの作曲家フォーレ、ショーソン、デュカスの録音を聴きました。

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エルネスト・アンセルメについて 個人的思い出

アンセルメの名前は、中学生の時から知っています。音楽の教科書に名指揮者という項目があり、その中に書かれていました。

ちょうどクラシック音楽に興味を持ち始めた頃で、アンセルメという聴きなれない言葉の並びに興味を感じていたものです。
同様にコンヴィチュニーなどもその言葉の響きに興味を感じました。

もう50年も前の話ですが、ではそれからアンセルメの録音を聴いたかと言うとほとんど聴いてこなかったというのが現実です。

なぜか?

それは彼のレパートリーはフランス音楽それにロシア音楽、またジャンルではバレエ音楽が多かったため、ドイツ=オーストリア系の音楽中心に聴いていた僕は、あまり縁が無かったのです。

ただスイス・ロマンド管とのベートーヴェンの交響曲全集はそれなりに聴いて個人的には高く評価しています。

むしろ古楽器演奏が台頭する以前にあれだけ明快ですっきりしたベートーヴェンを演奏していたからです。

だから個人的にはアンセルメに興味を持ちながらなかなかしっかり聴いてこなかったというのが実情です。

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アンセルメ 個人的復興

50年前の青臭い中学生から僕は大学を出て38年近いサラリーマン生活を終えて現在、自営とアルバイト、年金の一部を受給して生活する60代のおじさんになりました。

サラリーマン生活では、何かと音楽を聴く時間が少なく、モヤモヤしていましたが、今は50年前の中学生の時のように音楽を聴く時間が増えました。

しかも中学生の時と大きく違うのが、その音源の豊富さです。
僕が中学生の時の1970年代は、LPレコードは高額で、何ヵ月も小遣いを貯めてようやく買える程度でした。

だから当時はFM放送やNHK交響楽団の演奏をテレビで観るというのが貴重な情報源だったのです。

しかし現在は、CDが安価になり、またサブスクリプションで月々定額を払うことで、膨大な音源を聴くことが出来ます。

アンセルメの録音は、CDでも所有していますが、最近はサブスクで聴くことも多くなりました。今回ご紹介するフォーレ、ショーソン、デュカスの演奏録音もamazon music unlimitedで聴いています。

ただ一方でCDも購入していますし、LPレコードも楽しんでいます。

音楽を幅広く聴くということに関しては本当にいい時代になりました。

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アンセルメ フォーレ、ショーソン&デュカス

ガブリエル・フォーレ – Gabriel Faure (1845-1924)
歌劇「ペネロープ」
1.(07:54) Penelope

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エルネスト・ショーソン – Ernest Chausson (1855-1899)
交響曲 変ロ長調 Op. 20
Symphony in B-Flat Major, Op. 20

2.(12:47) I. Lent – Allegro vivo
3.(09:24) II. Tres Lent
4.(13:24) III. Anime – Tres Anime
total(35:35)

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ガブリエル・フォーレ – Gabriel Faure (1845-1924)
組曲「ペレアスとメリザンド」 Op. 80
Pelleas et Melisande Suite, Op. 80

5.(05:56) I. Prelude
6.(03:08) II. Fileuse
7.(04:11) IV. Mort de Melisande: Molto adagio
8.(03:43) III. Sicilienne
total(16:58)

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ポール・デュカス – Paul Dukas (1865-1935)
10:59交響詩「魔法使いの弟子」
9.(10:59) L’apprenti sorcier (The Sorcerer’s Apprentice)

スイス・ロマンド管弦楽団 – Swiss Romande Orchestra
エルネスト・アンセルメ – Ernest Ansermet (指揮)

フォーレ:歌劇「ペネロープ」 – 前奏曲/ペレアスとメリザンド/ショーソン:交響曲/デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」(スイス・ロマンド管/アンセルメ)



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