メルマガ登録

スクロヴァチェフスキ 名盤 ブラームス交響曲第1番

[広告] 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、
ともやんです。

今日は、ポーランド出身のスタニスワフ・スクロヴァチェフスキの命日。
1917年2月21日にアメリカのミネアポリスで死去。93歳だった。

生まれが現在はウクライナ領のリヴィウ。
ピアニストとして神童ぶりを発揮したが、第二次世界大戦でドイツ軍の空襲で自宅で被災し、手を負傷したためピアニストを断念し、作曲家、指揮者の道を歩み始めた。

戦争は、本当に人々の将来を奪う愚かなことだ。しかも市民が起こすことではなく権力者が始めたり煽ったりする。そんな愚かな権力者が出てこないよう世の中に動きには関心を持ちたい。

スポンサーリンク

スクロヴァチェフスキ 80歳超えで読響の常任指揮者

スクロヴァチェフスキは、2007年84歳になる年に読売日本交響楽団の第8代常任指揮者になった。そして3年間の任期を全うした。

世界的な指揮者でしかも80歳を超えてから常任指揮者となり任期を全うするなんて凄いことだ。しかも指揮者も高齢となると体力の衰えなどからテンポが遅くなったり表現が穏やかになったりすることもよく見受けられるが、スクロヴァチェフスキにはそんな衰えを感じさせなかった。

その演奏は厳しく覇気に溢れ、しかも颯爽としながら深みも持ち合わせるものだった。先入観を持たずに演奏だけを聴くと壮年期の指揮者と思うだろう。

スポンサーリンク

スクロヴァチェフスキ 勇気と活を与えてくれた

功成り名遂げて高齢になった人が、昔の自慢話ばかりするようになったらおしまいだと思う。その話が面白ければいいが、大体において自慢話はつまらない。

むしろどんどんいろんなことを更新していく生き方に魅力を感じるし、そんなじいさんになりたいと思ってる。

スクロヴァチェフスキはそんな人だったのではと思う。
2011年には、ひと回りも年下の小澤征爾が病気療養となったため代役としてベルリン・フィルを指揮したそうだ。しかもベルリン・フィルを指揮したのが25年ぶりで、演奏も素晴らしく聴衆やオーケストラ団員からも絶賛されたそうだ。

今回聴いたブラームスも厳しい中に感興豊かな演奏で、読響ってこんな素晴らしい響きのオケだったんだと改めて認識した演奏。
なんか、団員たちがスクロヴァチェフスキの下で演奏できる喜びが伝わってくるようなライブです。しかも演奏後の拍手も収録されていますが、しっかり演奏が終わってから拍手が徐々に大きくなっている。音楽を愛する演奏者と聴衆が感銘を共有した名演だと思う。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スクロヴァチェフスキ&読響 ブラームス交響曲第1番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68

1.(17:03) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:14) II. Andante sostenuto
3.(05:05) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(18:17) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(49:39)

読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ – Stanis?aw Skrowaczewski (指揮)
録音: 12-13 February 2011, Kongresshalle Saarbrucken, Germany

ブラームス:交響曲全集 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ 読売日本交響楽団

2017年2月に惜しまれつつ逝去した巨匠スクロヴァチェフスキ。彼が読売日本交響楽団の常任指揮者に就任した事は日本のファンにとって衝撃的な出来事でした。就任記念としてスタートしたブラームスの交響曲シリーズはまさに正統ドイツ音楽の響きを創出し、聴衆の熱狂を誘いました。今回はその全4曲の交響曲をUHQCDにて発売。マスターテープに限りなく近い超高音質のCDでオーケストラの隅々まで、そしてホールの空気感までもを瑞々しく再現しています。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました