こんにちは、
ともやんです。
今日午後から守重結加さんのピアノリサイタルを友人たち3人で聴きに行きます。会場は、練馬区にある定員30名ほどの隠れ家的なホールです。また今回守重さん弾くピアノがグロトリアンのもので、友人の一人がそれにも注目していると語っていました。
ちなみにグロトリアンは、ドイツの高級ピアノ製造会社です。
守重結加のシューベルトが凄い
さて、僕は守重結加さんを知ったのはたまたまで、音楽配信のサブスクでたまたま聴いたのが縁でした。そのアルバムには、シューベルトの即興曲集とピアノソナタ第21番が収録されていたのですが、特にピアノソナタの方に深い感銘を受けました。
この曲は50分近く掛かる大曲で、アファナシェフ演奏のCDを持っているのですが、最後まで聴き通したことがなかったのです。なんか、どこが頭でどこか尻尾かわからないというつかみどころのない作品でしかもそう思わせる演奏でした。
ところが守重さんの演奏は、優しく語りかけてくるような演奏で、作品が心のすっと入って来たのです。
僕はすっかり守重さんに興味を感じ、facebookとtwitterをチェックするとアカウントをお持ちだったので、早速メッセージを送りフォローしたのです。
そうしたところ、ご本人から返信が来て、今回のリサイタルの案内も来たのでした。
ちなみに守重さんは桐朋学園大学の出身で、知り合いの同校出身でピアノ教室を運営している女性がいます。彼女にLINEで聴いたところ、学生時代から優秀な方で海外留学もしていたはず、という返答が来ました。
これからが楽しみです。
さて今日は守重さんの初録音であるクラリネット奏者、東紗衣さんとの共演盤を聴きました。
東紗衣 クラリネット
クラリネット奏者、東紗衣さんのプロフィールです。
タワーレコードで掲載されている内容です。
兵庫県立西宮高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て同大学院音楽研究科修士課程修了。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。2015年渡独、ケルン音楽大学を最優秀の成績で卒業。
第12回メルカダンテ国際コンクール(イタリア)第3位。藝大フィルハーモニア、日本センチュリー交響楽団と共演。公益財団法人青山財団より2014年度青山音楽賞・新人賞受賞。2016年ドイツ・ケルン市ライオンズクラブより奨学金を受ける。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」出演。2013年から2015年シーズンまで兵庫芸術文化センター管弦楽団に在籍し、国内外の著名な指揮者、ソリストたちと共演する。
近年においては室内楽奏者として、首都圏をはじめとする国内主要オーケストラへの客演 、天皇陛下即位を祝う国民祭典にオーケストラメンバーとして参加、TVドラマ「美食探偵 明智五郎」やアニメ「ユーリ!!! on ICE」などのレコーディングに参加、2020年4月から7月まで京都市立芸術大学にて非常勤講師として後進の指導を行うなど、多岐にわたって精力的に活動している。
東紗衣 守重結加 響きの彩
クララ・シューマン – Clara Schumann (1819-1896)
3つのロマンス Op. 22 （クラリネットとピアノ編）
3 Romanzen, Op. 22 (arr. for clarinet and piano)
編曲 : 不詳 – Anonymous
1.(03:02) No. 1. Andante molto
2.(02:54) No. 2. Allegretto
3.(04:08) No. 3. Leidenschaftlich schnell
total(10:04)
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ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856)
ミルテの花 Op. 25 – 第1曲 献呈 「君は僕の魂、僕の心」（クラリネットとピアノ編）
4.(02:29) Myrthen, Op. 25: No. 1. Widmung, “Du meine Seele, du mein Herz” (arr. for clarinet and piano)
編曲 : 不詳 – Anonymous
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「恋の曙」よりの12の詩 Op. 37 （クラリネットとピアノ編）（抜粋）
12 Gedichte aus Liebesfruhling, Op. 37 (arr. for clarinet and piano) (excerpts)
編曲 : 不詳 – Anonymous
5.(02:31) 第1曲 天は一滴の涙を落とし
No. 1. Der Himmel hat eine Trane geweint
6.(02:11) 第4曲 あなたが美しさゆえに愛するのなら
No. 4. Liebst du um Schonheit
7.(02:01) 第5曲 私は自分の中に吸い込んだのだ
No. 5. Ich hab’ in mich gesogen
total(06:43)
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ミルテの花 Op. 25 – 第3曲 くるみの木（クラリネットとピアノ編）
8.(02:50) Myrthen, Op. 25: No. 3. Der Nussbaum (arr. for clarinet and piano)
9.(05:15) 第9曲 バラ、海、そして太陽
No. 9. Rose, Meer und Sonne
10.(03:38) 第10曲 おお太陽よ、おお海よ、おおバラよ
No. 10. O Sonn’, o Meer, o Rose
11.(02:16) 第12曲 まさに太陽が輝くように
No. 12. So wahr die Sonne scheinet
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フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D. 821 （東紗衣によるクラリネットとピアノ編）
Arpeggione Sonata in A Minor, D. 821 (arr. Sae Higashi for clarinet and piano)
編曲 : 東紗衣 – Sae Higashi
12.(12:08) I. Allegro moderato
13.(04:23) II. Adagio
14.(09:20) III. Allegretto
total(25:51)
東紗衣 – Sae Higashi (クラリネット)
守重結加 – Yuka Morishige (ピアノ)
録音: 14-15 September 2020, M.E.T. Hall, Japan
クラリネットとピアノで生み出す、Klangfarben～響きの彩～
ドイツ・ケルンで研鑽を積み、多岐にわたって活躍する若手クラリネット奏者 東紗衣が
30歳のロベルト・シューマンに真正面から対峙する。
クラリネットによって新たな彩りが添えられた、薫り高きロマン派の響き。若手実力派クラリネット奏者、東紗衣のファーストアルバムがリリースされる。
東京藝術大学卒業後、兵庫芸術文化センター管弦楽団を経て渡独。2017年に帰国後は首都圏を拠点に、多岐にわたって活躍する東紗衣の “今” に迫る。
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