こんにちは、
ともやんです。
先日、近くの映画館でポール・ニューマンの主演作4作を1月ほど特集で上映していました。
僕は、『ハスラー』を観ていなかったので観てきました。
ハスラーは、人の生き方をいろいろ考えさせてくれるいい映画です。
そのためか娯楽性が期待できる映画ではありません。
それに対してポール・ニューマンがロバート・レッドフォードと共演した『スティング』は、娯楽性充分で観客も騙されてしまうような、とても楽しい映画です。
さて、『スティング』の中で流れていた音楽がラグタイム。
特に、その中で『ジ・エンターテイナー』は、最高の名作です。
ラグタイムとの出会い
さて、僕がラグタイムといつどこで出会ったのかよく憶えていません。
もしかして大学に入った頃かとも思います。
大学に入ると当然お金はないので、アルバイトをします。
そして、やはり学業のために大学には行ったのですから、大学と離れた場所だと学校に行かなくなるのではという心配もあったので、大学に近くに喫茶店でバイトすることにしました。
その喫茶店は、ニューオーリンズジャズ・クラブというサークルが根城にしているところ、いつもメンバーの誰かがいました。
そして思い思いにデキシーランド・ジャズのLPなどを掛けるのです。
多分、その頃彼らの流す音楽にラグタイムがあり気に入ったのだと思います。
迷い続けた青春時代
5年制の国立高専を3年で辞めてまで進んだ大学。
しかしそこでも迷い続けていました。今考えると視野が狭かったんでしょうね。
40数年経ってその頃の自分になんて助言ができるだろうか?なんて考えることがあります。
ラグタイムを聴いているとそんな時代を思い出させます。
一時期、ギターでラグタイムを弾こうと思い、何冊が教則本などを買って練習しましたが、全然自分のものになっていません。
やはり自分が生きること目標持つことに真剣になったのは、結婚して子供が生まれてからでしょうか?
そんなことで僕自身は結婚推奨派です。
そう言えば、ジョプリンも一度結婚に失敗し、二人目の妻が音楽に理解があり幸せな時を過ごすことができたとウィペディアに記されていました。
ジョプリン ラグタイム・ミュージック パールマン&プレヴィン
さて、今年の5月に次の記事をアップしています。
ジョプリンの生涯について簡単に書いています。
↓
ジョプリン ジ・エンターテイナー ピアノラグ集
さて、今日は最近出会った素敵なアルバムを紹介します。
イツァーク・パールマンのヴァイオリンとアンドレ・プレヴィンのピアノによるディオのスコット・ジョプリンの作品集です。
もう50年近く前の録音ですが、若い名手二人が楽しみながら、上質な音楽を奏でてくれています。
聴いていると若い頃のいろいろあったことが、思い出として蘇ってきます。
もしかして、ラグタイムという音楽は人の心をほぐしてくれる効能があるのかもしれません。
良かったら聴いてみてください。
※画像はイメージです。
スコット・ジョプリン – Scott Joplin (1867-1917)
ラグタイム・ダンス(編曲:I. パールマン)
1.(03:04) The Ragtime Dance (arr. I. Perlman)
イージー・ウィナーズ(編曲:I. パールマン)
2.(03:08) The Easy Winners (arr. I. Perlman)
ベシーナ(編曲:I. パールマン)
3.(06:28) Bethena (arr. I. Perlman)
マグネティック・ラグ(編曲:I. パールマン)
4.(04:45) Magnetic Rag (arr. I. Perlman)
ストレニアス・ライフ(編曲:I. パールマン)
5.(03:47) The Strenuous Life (arr. I. Perlman)
エンターテイナー(編曲:I. パールマン)
6.(04:05) The Entertainer (arr. I. Perlman)
エリート・シンコペーション(編曲:I. パールマン)
7.(03:12) Elite Syncopations (arr. I. Perlman)
慰め(編曲:I. パールマン)
8.(03:09) Solace (arr. I. Perlman)
パイナップル・ラグ
9.(07:05) Pine Apple Rag (arr. I. Perlman)
Sugar Cane (arr. I. Perlman)
10.(03:05)
イツァーク・パールマン – Itzhak Perlman (ヴァイオリン)
アンドレ・プレヴィン – Andre Previn (ピアノ)
S.Joplin: The Easy Winners & Other Rags イツァーク・パールマン アンドレ・プレヴィン
70年台、死後ほぼ60年後にリヴァイヴァルを果たしたスコット・ジョプリンのラグ・ミュージック。シンコペーション・リズムと西洋の様式が融合した音楽を演奏するのに、パールマンとプレヴィンとのコンビ以外には考えられません。
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