こんにちは、
ともやんです。
今日は、指揮者山田一雄の名盤をご案内します。
山田一雄が70年代から80年代に掛けて行った演奏会のライブ録音から誰でも知っているクラシックの名曲をお届けします。
2012年に山田一雄の生誕100周年を記念してリリースされた記念盤です。
ビゼーの「アルルの女」など初CD化された曲もあり、ファンならずとも嬉しいCDです。
山田一雄のライブ
僕は、朝比奈さんのコンサートには数回行きました。
岩城宏之さんのコンサートにも行きました。また現役では、小澤征爾、小林研一郎のコンサートにも行っています。
でも何と言っても惜しまれるのは、山田一雄のコンサートには行っていないことです。
これだけは惜しんでも惜しみ切れません。
全身全霊を傾けて演奏する山田一雄を聴いていると最初のワーグナーの「マイスタージンガー」からどうしようもなく涙が溢れるのです。
素晴らしいCDです。ぜひ聴いてください。
山田一雄の世界 ワーグナー、シューベルト、ビゼー&チャイコフスキー
リヒャルト・ワーグナー – Richard Wagner (1813-1883)
1.(10:26) 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 – 第1幕 前奏曲 1.
Die Meistersinger von Nurnberg (The Mastersingers of Nuremberg), Act I: Prelude
読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 9 May 1971, Musashino Academia Musicae Beethoven Hall, Japan
============================
フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」 D. 797 (抜粋)
Rosamunde, D. 797 (excerpts)
2.(09:56) Overture
3.(06:26) Entr’acte No. 3: Andantino
total(16:22)
読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 9 May 1971, Musashino Academia Musicae Beethoven Hall, Japan
============================
ジョルジュ・ビゼー – Georges Bizet (1838-1875)
アルルの女 組曲第1番(抜粋)
L’Arlesienne Suite No. 1 (excerpts)
4.(06:57) I. Prelude
5.(03:11) II. Minuetto
6.(04:19) IV. Carillon
total(14:27)
7.(03:35) アルルの女 組曲第2番 – 第4曲 ファランドール(E. ギローによる管弦楽編)
L’Arlesienne Suite No. 2: IV. Farandole (arr. E. Guirand for orchestra)
読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 6 April 1973, Suginami Koukaidou, Japan
============================
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
8.(16:39) 祝典序曲「1812年」 Op. 49 (合唱付き) 8.
1812 Festival Overture, Op. 49 (version with chorus)
作詞 : 不詳 – Anonymous
二期会合唱団 – Nikikai Chorus Group
読売日本交響楽団 – Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 15-16 April 1983, Arakawa Kumin Kaikan, Japan
山田一雄の世界 – ワーグナー/シューベルト/ビゼー/チャイコフスキー(読売日本交響楽団)
生誕100年記念盤
多くのファンの間で再発が待ち望まれていた「幻の爆演」ここに復活!1991年にCD化され、その凄すぎる演奏にファンが狂喜乱舞した「1812年」を始めとする山田一雄の、いわゆる「名曲アルバム」の復活です。
悠然たる「マイスタージンガー」前奏曲、優美極まるシューベルトとビゼー、そして恐ろしいまでの迫力で迫る「1812年」。全身全霊で指揮棒を振りまわすヤマカズの姿が目に浮かぶことは間違いありません。
マーラー、ベートーヴェン指揮者としてのヤマカズは人気が再燃していますが、、どんな曲にも渾身の力を尽くす「熱血指揮者ヤマカズ」の真の姿を知るためには、やはり、このような誰もが知っている曲を聴いてみるのが一番です。
なお「アルルの女」組曲からの3曲は、初CD化となります。
このCD化のために書き下ろされた岩野裕一氏の解説も読みごたえあり。
戦後日本のクラシック音楽界を支えた指揮者山田一雄の知られざるエピソードがたっぷり盛り込まれています。
細心のマスタリングで蘇った鮮明な音をHQCD盤に収録。
録音時の興奮と熱気をそのままダイレクトに伝えます。
ナクソス・ジャパン
コメント