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ハイドン ピアノソナタ全集 7種類の楽器で現代に再現した偉業!

ハイドン
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ハイドンのピアノソナタ全集、というより鍵盤楽器用の曲全てを、

 

ハイドンの作曲時期などに合わせて選ばれた鍵盤楽器、

7種類のチェンバロ、クラヴィコード、スクエアピアノ、

フォルテピアノ、ピアノという楽器を使って現代に蘇らせた、素晴らしい企画の偉業です。

 

 

ハイドンの曲ですから、肩ひじ張らずに聴かれますし、

なんと言っても7種類の鍵盤書きの音色を楽しむことがまたとない贅沢な時間に感じらます。

 

秋の夜長に楽しみCDとしては最適です。




ハイドン ピアノソナタ全集 7種類の楽器を使用して現代に

 

CD帯の紹介文です。

 

ハイドンのピアノ曲全集を様々な試みによって現代によみがえらせるというプロジェクト「ヴァーチャル・ハイドン」。こちらの全貌はBlu-ray DISC(NBD0001-04…近日発売)にて詳細を知ることができるでしょう。こちらでは、まず、その偉大なる演奏をCDでお楽しみいただきたく思います。同梱のDVDでは、3時間に渡っての演奏家&研究者であるベギンの奮闘ぶりがご覧いただけます。日本語字幕が付いていますので、細かい部分も文句なしです。

CD帯紹介文

 

 

ハイドン:バーチャル・ハイドン – 鍵盤独奏曲全集/トム・ベギン (ピアノ, フォルテピアノ)

ハイドン ピアノソナタ全集 鍵盤楽器奏者トム・ベギンの偉業

 

ハイドン:ピアノ・ソナタ全集(12CD)
トム・ベギン
7種類の楽器を使用

 

ベルギー出身の鍵盤楽器奏者で音楽学者のトム・ベギン[1967- ]による注目のハイドン全集。元々はブルーレイ・ディスクのセットとしてリリースされたもので、7種類の楽器によって録音されたオリジナルの音源に対して、9つのヴァーチャル空間音響を適用したというものでしたが、今回のCDのセットには、その中の2チャンネル・ステレオ音声が収録されています。
ハイドンの作曲時期などに合わせて選択された、7種類のチェンバロ、クラヴィコード、スクエアピアノ、フォルテピアノ、ピアノという楽器それぞれを自在に操るトム・ベギンの確かな技術は申し分のないもので、それらのサウンドを克明に収録した優れた録音により、ハイドンの音楽の多様さがいっそう際立つこととなりました。
付属のDVDに収録されたドキュメンタリーは日本語字幕付きです。(HMV)

 

 



ハイドン ピアノソナタ全集 プログラム毎の鍵盤楽器

【収録情報】
Franz Joseph Haydn: Complete Works for Solo Keyboard

 

CD1
Keyboard Sonata No.14 in C major, Hob.XVI:3
Capriccio in G major, Hob.XVII:1, Acht Sauschneider mussen sein
Keyboard Sonata No.9 in D major, Hob.XVI:4
Keyboard Sonata No.11 in B flat major, Hob.XVI:2
Keyboard Sonata No.12 in A major, Hob.XVI:12

CD2
Keyboard Sonata No.31 in A flat major, Hob.XVI:46
Keyboard Sonata No.31 in A flat major, Hob.XVI:46: II. Adagio (version without repeat)

 

 

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Keyboard Sonata No.10 in C major, Hob.XVI:1
Keyboard Sonata No.13 in G major, Hob.XVI:6
Keyboard Sonata No.7 in D major, Hob.XVII:D1
Keyboard Sonata No.15 in E major, Hob.XVI:13

CD3
Keyboard Sonata No.20 in B flat major, Hob.XVI:18
Keyboard Sonata No.32 in G minor, Hob.XVI:44

 

 

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Keyboard Sonata No.2 in C major, Hob.XVI:7
Keyboard Sonata No.16 in D major, Hob.XVI:14
20 Variations in A major, Hob.XVII:2

CD4
Keyboard Sonata No.4 in G major, Hob.XVI:G1
Keyboard Sonata No.19 in E minor, Hob.XVI:47bis
Keyboard Sonata No.29 in E flat major, Hob.XVI:45

 

 

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Keyboard Sonata No.6 in C major, Hob.XVI:10
Keyboard Sonata No.30 in D major, Hob.XVI:19

CD5
12 Variations in E flat major, Hob.XVII:3
Keyboard Sonata No.3 in F major, Hob.XVI:9
Keyboard Sonata No.1 in G major, Hob.XVI:8
Keyboard Sonata No.33 in C minor, Hob.XVI:20
Keyboard Sonata No.34 in D major, Hob.XVI:33

 

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CD6
Keyboard Sonata No.36 in C major, Hob.XVI:21
Keyboard Sonata No.37 in E major, Hob.XVI:22
Keyboard Sonata No.38 in F major, Hob.XVI:23
Keyboard Sonata No.22 in D major, Hob.XVI:24
Keyboard Sonata No.38 in F major, Hob.XVI:23 II. Adagio (version without repeat)

CD7
Keyboard Sonata No.23 in E flat major, Hob.XVI:25
Keyboard Sonata No.41 in A major, Hob.XVI:26

 

 

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Keyboard Sonata No.42 in G major, Hob.XVI:27
Keyboard Sonata No.43 in E flat major, Hob.XVI:28
Keyboard Sonata No.44 in F major, Hob.XVI:29

CD8
Keyboard Sonata No.45 in A major, Hob.XVI:30
Keyboard Sonata No.46 in E major, Hob.XVI:31
Keyboard Sonata No.47 in B minor, Hob.XVI:32

 

 

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Keyboard Sonata No.48 in C major, Hob.XVI:35
Keyboard Sonata No.49 in C sharp minor, Hob.XVI:36

CD9
Keyboard Sonata No.50 in D major, Hob.XVI:37
Keyboard Sonata No.51 in E flat major, Hob.XVI:38
Keyboard Sonata No.52 in G major, Hob.XVI:39
Keyboard Sonata No.33 in C minor, Hob.XVI:20

 

 

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CD10
6 Variations in C major, Hob.XVII:5
Keyboard Sonata No.53 in E minor, Hob.XVI:34
Keyboard Sonata No.54 in G major, Hob.XVI:40
Keyboard Sonata No.55 in B flat major, Hob.XVI:41
Keyboard Sonata No.56 in D major, Hob.XVI:42
Keyboard Sonata No.54 in G major, Hob.XVI:40: I. Allegretto innocente (version with no performer’s embellishment)
Keyboard Sonata No.58 in C major, Hob.XVI:48

 

 

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CD11
Fantasia (Capriccio) in C major, Hob.XVII:4
Keyboard Sonata No.59 in E flat major, Hob.XVI:49
Keyboard Sonata in F minor, Hob.XVII:6, Un piccolo divertimento: Variations
Keyboard Sonata No.62 in E flat major, Hob.XVI:52

 

 

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CD12
Prelude in C major
Keyboard Sonata No.60 in C major, Hob.XVI:50
Keyboard Sonata No.61 in D major, Hob.XVI:51
Adagio in G major, Hob.XV:22 (first version of Piano Trio No.22, Hob.XV:22: II. Adagio)
Variations in G major on Gott erhalte Franz den Kaiser (after Hob.III:77)

 

 

 

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録音時期:2007年4月~10月、2008年6月
録音場所:モントリオール、マッギル大学「音楽メディアと技術に関する学際研究センター(CIRMMT)」
録音方式:デジタル(セッション)

DVD
including a “making of” documentary with subtitles in Dutch, English, French, German, and Japanese.

 



最後に、ハイドンは凄い

 

ハイドンは、義務教育の音楽の時間では、

古典派のカテゴリーに分けられ”交響曲の父”などと教えられます。

 

それは間違いではありませんが、古典派のカテゴリーに分けられる、

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンは、

生き方、音楽の発信の仕方がそれぞれ違っていて、

この時期のヨーロッパの動きともリンクしていて面白いです。

 



 

 

時代は、18世紀から19世紀へ。

 

啓蒙主義の時代。中央集権的な絶対主義体制から

フランス革命を経て市民社会の台頭に向かう時代です。

 

古典派の3人も最初は貴族に雇われますが、

その内フリーランスで仕事をするようになります。

むしろベートーヴェンは最初からフリーランスといっていいくらいです。

 

ハイドンが、104曲の交響曲、83曲の弦楽四重奏曲を残したのも

貴族からの受注生産で、次々と作曲していて気が付いたら、こんなになっていたということです。

 

鍵盤楽器にも同じことが言えるでしょう。

 

貴族にとってはより身近な楽器でしたから、

そこにある楽器で、貴族たちを楽しませるために作っていたら

これだけになっちゃったという感じでしょうか?

 

でも、現代でも楽しく聴けるのは、そこがハイドンの凄いところです。

 



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