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マルタ・アルゲリッチ ルガーノ・レコーディングズ 2002-2016より

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こんにちは、
ともやんです。

もと勤めていた会社の先輩で、大学のスペイン語学科を出て人がいます。
サラリーマン時代は、全く関係のない職種に定年まで勤めました。まあ僕の勤めていた会社なので宝飾関係は、スペインとのつながりは少ないですね。
スペインのジュエリーが全くない訳ではないが、日本に輸入されるケースは少ないようでした。

さて彼は退職後確か2~3ヶ月間スペインを歩いて旅をしました。
長年の夢だったのでしょうか?
そんな先輩は、音楽が好きで先日あった時に、一番好きなのがマニュエル・デ・ファリャの『スペインの庭の夜』と言っていました。

へえ、そうなんだと思いましたが、実は僕はこの曲を聴いたことがなかったのです。
そこで、これも何かの縁と思い、早速聴いてみることにしました。

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ファリャについて

まずファリャのことはほとんど知らなかったのです。
なんとなくスペインの作曲家ということは知っていました。
マニュエル・デ・ファリャは、1987年11月23日スペインのカディスに生まれ、1946年11月14日アルゼンチンのゴルドバ郊外のアルタ・グクシアで亡くなっています。59年弱の人生でした。

母親がピアニストで、最初の音楽教育は、母親から受けています。その後マドリッドの音楽院でピアノと作曲を学びました。
1905年にオペラ「はかなき人生」によって国家章を得て注目されるようになりました。
1907年からパリに滞在し、ドビュッシー、ラヴェル、デュカスなどと親交を持ちました。

その後、1914年の第一次大戦とともに祖国に戻りグラナダに住み、1939年スペイン動乱の余波でアルゼンチンに移住し、そこで生涯を終えました。

代表曲は「三角帽子」「スペインの庭の夜」などがあり、いずれも南国的な情熱ほとばしるリズムと、清新なメロディと民族的なけばけばしい色彩が特徴になっています。

「スペインの庭の夜」は、1916年の作品で同年4月にマドリッドで初演。
管弦楽に加えピアノも参加してしかも至難の技巧が要求されて、終始前景的に使用されています。ただピアノは、管弦楽的手法で使用されているのでやはりピアノ協奏曲というよりも管弦楽曲としてとらえられています。

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ファリャ スペインの庭の夜 アルゲリッチ ルガーノ・レコーディングズより

マヌエル・デ・ファリャ – Manuel de Falla (1876-1946)
交響的印象「スペインの庭の夜」
Noches en los jardines de Espana (Nights in the Gardens of Spain)

1.(10:00) I. En el Generalife (In the Generalife)
2.(04:35) II. Danza lejana (Distant Dance)
3.(08:49) III. En los jardines de la Sierra de Cordoba (In the Gardens of the Sierra de Cordoba)
total(23:24)

マルタ・アルゲリッチ – Martha Argerich (ピアノ)
スイス・イタリア語放送管弦楽団 – Orchestra della Svizzera Italiana
アレクサンドル・ヴェデルニコフ – Alexander Alexandrovich Vedernikov (指揮)
録音: Live recording

マルタ・アルゲリッチ~ルガーノ・レコーディングズ 2002-2016<限定盤>

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2016年まで続けられていた『ルガーノ音楽祭』。残念ながら2016年をもって、この音楽祭は閉幕となってしまいました。

アルゲリッチだけでなく若手演奏家も招きいれ、バッハ、モーツァルトからフランス印象派を経て、現代、そしてタンゴなどの様々な音楽を通して、アルゲリッチがこのプロジェクトで行いたかったものがふんだんに取り入られました。

このボックスは、2002~2016年に行われた「ルガーノ音楽祭」ライヴCD(旧EMI→ワーナークラシックス)として発売されていた音源から、アルゲリッチ自身が演奏したものを全て収録したものです。

様々なジャンルのものがありますが、ピアノ・ソロ作品、ピアノデュオ作品が多くをしめますが、編曲された作品、室内楽作品、協奏曲ももちろん収録。
モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス、ラヴェル、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチが最も頻繁に演奏されていますが、現代作品まで幅広く及んでいます。

期間中に同じプログラムも演奏されていますが、その全ても収録されています。

この音楽祭では、「アルゲリッチは2000年以降、協奏曲、室内楽、ピアノデュオのレパートリーを演奏し、ソロ・リサイタルのような単独的な追求を好まず、1年に限られた公演しか行ってきていませんでした。

しかし多様なレパートリーに焦点を当てることによって、アルゲリッチのカリスマ性や神秘性が増しています」と高く評価されました。
アルゲリッチがこのプロジェクトで目指していた方向性が如実にわかる、充実した演奏が収録された記録なのです。
ワーナーミュージック・ジャパン



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