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アルゲリッチ 幻のショパン・レコーディング 新リマスター盤

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こんにちは、
ともやんです。

あと2週間ほどで80歳の誕生日を迎えるアルゲリッチ。

年齢を重ねたとはいえ、まだまだ現役のアルゲリッチにも幻の録音と呼ばれるものが存在していました。

今回は、そんなアルゲリッチの今からなんと56年前の録音を聴いてみました。

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アルゲリッチ 1965年6月 ロンドン

アルゲリッチが、1965年6月にロンドンのアビー・ロードスタジオで録音したショパンの独奏曲集。

これが、アルゲリッチの幻のショパン・レコーディングと呼ばれていたものです。

CDの解説には、第7回ショパン国際ピアノコンクールの直後に録音と記載されていますが、コンクールは10月なので、多分コンクール直前の間違いではないか、と思います。

65年というとEMIの敏腕プロデューサー、ウォルター・レッグ辞任の翌年。
レッグは、フィルハーモニア管弦楽団を創設し、カラヤンやクレンペラーを抜擢し多くの録音を残した人です。

もしかしてレッグが健在なら、そんなことはなかったかもしれないと考えますが、急遽決定したドイツ・グラモフォンとの専属契約で、この録音は、長い間、陽の目を見ないものになっていました。

しかし、ようやく30数年後1999年に発売されたそうです。
僕が聴いているのは、それ以降リリースされたものです。

そして今回、アルゲリッチ80歳を記念して新リマスター盤が、誕生日の前日の6月4日に発売されます。

演奏は、粗削りながら迫力と妖艶さが同居した名演。
弾きならすところでは、叩きつけるようなタッチ。抑える箇所では、生まれたばかりの子猫を抱くようなタッチで、聴く方は翻弄されっぱなしです。

ぜひ聴いてみてください。

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アルゲリッチ 幻のショパン・レコーディング

フレデリック・ショパン – Fryderyk Chopin (1810-1849)
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op. 58
Piano Sonata No. 3 in B Minor, Op. 58

1.(08:50) I. Allegro maestoso
2.(02:41) II. Scherzo: Molto vivace
3.(09:08) III. Largo
4.(04:52) IV. Finale: Presto, non tanto
total(25:31)

マズルカ第36番 イ短調 Op. 59, No. 1
5.(03:49) Mazurka No. 36 in A Minor, Op. 59, No. 1

マズルカ第37番 変イ長調 Op. 59, No. 2
6.(02:51) Mazurka No. 37 in A-Flat Major, Op. 59, No. 2

マズルカ第38番 嬰ヘ短調 Op. 59, No. 3
7.(03:06) Mazurka No. 38 in F-Sharp Minor, Op. 59, No. 3

夜想曲第4番 ヘ長調 Op. 15, No. 1
8.(03:39) Nocturne No. 4 in F Major, Op. 15, No. 1

スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op. 39
9.(07:07) Scherzo No. 3 in C-Sharp Minor, Op. 39

ポロネーズ第6番 変イ長調 「英雄」 Op. 53
10.(06:35) Polonaise No. 6 in A-Flat Major, Op. 53, “Heroic”

マルタ・アルゲリッチ – Martha Argerich (ピアノ)
1965年6月23, 24, 27日
ロンドン、アビイロード・スタジオ

幻のショパン・レコーディング (2021年リマスター) マルタ・アルゲリッチ

アルゲリッチ80歳記念!
あの1965年の『幻のショパン・レコーディング』が、オリジナル・マスターテープより新規ハイビット・リマスターで緊急発売!

マルタ・アルゲリッチは「間違いなく史上最高のピアニストの一人」と評されています。このリサイタル録音は、1965年ショパン国際ピアノコンクールで優勝した直後に、アビイロード・スタジオで録音しました。
関係者を驚異と興奮に巻き込みながら行なわれたこのセッション録音は、アルゲリッチならではの熱と力のたぎった演奏となりました。
しかし急遽決定したドイツ・グラモフォンとの専属契約のために、残念ながらお蔵入りになってしまっていたという伝説の音源となってしまいました。
この音源の公開は1999年に解除となり、旧EMIより初めてCDで発売されました。その後2011年に日本国内盤用のために(現在WPCS-23076で発売中)リマスターされましたが、今回オリジナル・マスターテープより、2021年Studio Art & Sonにて、新たに最新機材による24bit/192kHzリマスターによって、新たに再発売となります。
ワーナーミュージック・ジャパン



 

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