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山田一雄 ベートーヴェン 英雄 新星日響

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こんにちは、
ともやんです。

今日は、アントニオ・サリエリの誕生日。
1750年8月18日生まれのイタリアの作曲家。1825年5月7日に74年の生涯を閉じている。

サリエリというとすぐ思い出すのは、モーツァルト。
モーツァルトが「ウィーンで高い地位に付けないのはサリエリが邪魔をするから」と主張していた。

それは当時ウィーンの宮廷楽長がサリエリで、モーツァルトの才能に嫉妬してモーツァルトの重職への登用をしなかったことからの憶測とモーツァルトの思い込みか?。
つまり現在のパワハラのようなことがサリエリとモーツァルトとの間に起きていたかも、ということ。

加えてサリエリは、モーツァルトを毒殺したという噂まで立てられ、とんだ災難だった。
それもサリエリが晩年になってからで、映画「アマデウス」では、オープニングで良心の呵責に苛まれたサリエリを登場させて、一躍モーツァルトの敵のような扱いにされてしまった。

ただ、この辺のことは噂や憶測でしかないので何とも言えないのが本当のところだろう。

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山田一雄 生誕110年に思う

さて、今日はサリエリのことを書こうと思った訳ではない。あくまでサリエリの誕生日ですよというシャアでしかない。

今日紹介するのは、今年生誕110年の指揮者山田一雄にちなんで亡くなる前年に新星日本交響楽団を振ったベートーヴェンの英雄。

実は、僕が生涯の後悔としているのが山田一雄の実演を聴けなかったこと。
このベートーヴェンの英雄も1990年7月7日のライブなので、当時六本木の会社に勤めていた僕にとっては、つい目と鼻の先で行われていたこと。

この晩年3年間のライブを収録した6枚組CDを聴く度に自分のバカさ加減に腹が立つ。

しかも最近とみに山田一雄に対しての興味が増しているのだ。
真剣に音楽に取り組む姿と天然な人柄にとても惹かれだしている。

なんか、自分の亡くなったおじいちゃんの活躍を今になって知り、それを追いかけてみようとする孫の心境だ。実際の山田一雄と僕を可愛がってくれた母方の祖父は年齢もそんなに違わない。

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山田一雄 新星日響 ベートーヴェン 英雄

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55, “Eroica”

1.(15:55) I. Allegro con brio
2.(17:07) II. Marcia funebre: Adagio assai
3.(05:56) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(13:06) IV. Finale: Allegro molto
total(52:04)

新星日本交響楽団 – Japan Shinsei Symphony Orchestra
山田一雄 – Kazuo Yamada (指揮)
録音: 7 July 1990, Live recording, The Suntory Hall, Tokyo, Japan

山田一雄 最晩年ライヴ集 1989-1991 山田一雄 新星日本交響楽団 新都民合唱団

新星日本交響楽団は、確か87年に初めて第九を歌ったオーケストラでした。
サントリーホールと東京文化会館で歌った思い出は懐かしい。

当時は朝比奈のコンサートには何度か行っていたんだけどな。
山田一雄に関しては亡くなって何年も経ってやっとその偉大さに気づくなんて。
でも、気づいただけでも良かったかも。

これから出来るだけたくさん残されている録音を聴いて、その素晴らしさを伝えいくのがせめてもの供養だと思う。

CDにはリハーサル風景に入っていて若々しく情熱的な声が聴ける。
演奏は、力みがない自然で大らかな演奏。聴いていて心が広々とする。素晴らしい!



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