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井上道義 ベートーヴェン 交響曲第4番 with OEK

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こんにちは、
ともやんです。

北陸金沢に本拠地を置く、オーケストラ・アンサンブル金沢の素晴らしいCDに巡り合いました。

オーケストラ・アンサンブル金沢は、1988年に設立された国内で初のプロの室内管弦楽団です。

初代音楽監督が、僕の大好きな岩城宏之氏。

設立当初より、地方の本拠地に置くオーケストラながらも、出身、国籍にかかわらずは幅広い人材を募り、特に設立時が東欧の民主化やベルリンの壁崩壊の時期と重なったことで、ロシア人奏者を多く擁することになり、スラブ色の強い響きのオーケストラと評されました。

もっとも北陸はロシアとの貿易も盛んで、僕の育った富山でもロシアの貨物船が多く入る伏木港を擁する高岡市の高校ではロシア語も教えていました。

僕も富山市の小さな港町で育ちましたが、幼い頃から海の向こうには、ロシアと言う大きな国があるのよ、と教えられ、

水平線の向こうにかすかに見える陸地がロシアだと一時期信じていたほどです。

後にその陸地は能登半島の先端だと知りましたが。

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井上道義&アンサンブル金沢 ベートーヴェン交響曲第4番が素敵

さて、その金沢に本拠地を置くオーケストラはまだ実演を聴いたことがありませんが、CDで聴いてあまりの素晴らしさに一気にファンになってしまいました。

音楽監督井上道義の指揮で聴いたベートーヴェンの交響曲第4番。

こんなにシャープで、鋭く、煌めくように鮮烈でカッコいいベートーヴェンを聴いたことがありません。

2008年7月26日、石川県立音楽堂コンサートホールでのライブ録音。

同時に演奏された現代の作曲家、特に堀内貴晃は、地元金沢出身の作曲家で、小曲ですが素晴らしい曲を披露してくれています。

オーケストラ・アンサンブル金沢の実演は、ぜひ金沢で聴きたいと思います。
またひとつ生きる目標が出来ました。


※金沢 兼六園

堀内貴晃 – Takaaki Horiuchi
1.(04:15)小管弦楽のためのカプリッチョ
Capriccio for Small Orchestra

レーラ・アウエルバッハ – Lera Auerbach (1973-)
2.(09:12)憂鬱な海のためのセレナード
Serenade for a Melancholic Sea

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
Symphony No. 4 in B-Flat Major, Op. 60

3.(08:58) I. Adagio – Allegro vivace
4.(09:24) II. Adagio
5.(05:27) III. Allegro molto e vivace
6.(06:19) IV. Allegro ma non troppo
total(30:08)

オーケストラ・アンサンブル金沢 – Orchestra Ensemble Kanazawa
井上道義 – Michiyoshi Inoue (指揮)

ベートーヴェン:交響曲第4番/堀内貴晃:カプリッチョ/アウエルバッハ:憂鬱な海のためのセレナード(オーケストラ・アンサンブル金沢/井上道義)

最後に

三年前の2017年の夏。僕は家族と一緒に金沢を訪れました。

当時まだ健在だった母を見舞うために富山の実家に行き、その帰りに金沢に寄ったのです。

しかし、その3ヵ月後に母は亡くなりました。

2017年と言う年は、35年間働いた会社を定年退職した年でもあり、

またその夏は、14年間飼っていた愛すべきの猫の死にもあい、

そして母との永遠の別れとなった忘れられない年でした。



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