こんにちは、
ともやんです。
『クラシック百貨店』と題したクラシック音楽の名盤シリーズ100タイトルが、6月23日より「器楽曲」「協奏曲」「管弦楽曲」「室内楽/歌劇&声楽」「交響曲」とジャンルに分けて、20タイトルずつ合計100タイトルが発売されました。
先日8月18日に最後の「交響曲」が発売され100タイトルが出揃いました。
すべてドイツ・グラモフォン、デッカの名盤から厳選された名演の名盤です。
『クラシック百貨店』のポイントはクラシック業界関係者、記者・ライター、販売店クラシック担当者、UMクラシック・ニュースレター会員が選んだクラシック人気作品100曲を網羅していることです。
カラヤンのベートーヴェン交響曲
ベートーヴェンは、カラヤンの重要なレパートリーです。
実際、ベートーヴェンの交響曲全集を何回も録音しています。
僕が把握しているだけで、セッション4回、ライブ2回あります。
そして一番最後の録音が80年代のデジタル録音です。
カラヤンは、あまり好きではないと言いながら、全て聴くことが出来ます。
聴くことが出来ますが、では全部しっかり聴いているか、愛聴しているかというと、「?」です。
聴いている時は、結構いいじゃん、と思うのですが、では、カラヤンじゃなきゃいけないという訳ではありません。
速めのテンポで颯爽としているのですが、なにか心に迫ってくるものがありません。
それがなぜなのかを知りたくてまた聴いてしまうのです。
これってもしかしてカラヤンの作戦だったりして。
カラヤン ベートーヴェン 交響曲第5番&第6番「田園」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第5番 ハ短調 「運命」 Op. 67
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67
1.(07:22) I. Allegro con brio
2.(09:21) II. Andante con moto
3.(04:49) III. Allegro –
4.(08:44) IV. Allegro
total(30:16)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
———————————
交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
Symphony No. 6 in F Major, Op. 68, “Pastoral”
5.(09:09) I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country: Allegro ma non troppo
6.(10:25) II. Scene by the Brook: Andante molto mosso
7.(03:10) III. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
8.(03:24) IV. Thunderstorm: Allegro
9.(08:22) V. Shepherd’s Song: Happy and Thankful Feelings after the Storm: Allegretto
total(34:30)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
ヘルベルト・フォン・カラヤン – Herbert von Karajan (指揮)
録音:1982年11月、ベルリン
ベートーヴェン:交響曲第5番≪運命≫ 第6番≪田園≫ ヘルベルト・フォン・カラヤン
劇的な《運命》と牧歌的な《田園》。
同時期に作曲されながら全く対照的なベートーヴェンの名交響曲を収録したアルバムです。
帝王カラヤンは手兵ベルリン・フィルを指揮して交響曲全集を再三録音しましたが、この演奏は最後となった1982年の録音で、精緻にしてダイナミックなベートーヴェン解釈の究極が記されています。
ユニバーサル・ミュージック
コメント