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マゼール ビゼー 歌劇「カルメン」

マゼール
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まいどはや、
ともやんです。

10月6日(日)横浜みなとみらいホールで開催されるオペラ「カルメン」(コンサート形式)に出ることになりました。

カルメンなんてちょっとと思い、フランス語はわからないしと、やらない理由を探していたが、色々あって出演することにしました。

そうなると今までの遅れをとるために猛練習しなければならず、この夏の課題としてしっかり勉強することを決心した次第。

図書館から資料を取り寄せ、CDを聴きまくっている。
また合唱団のブログで伝える、歌詞のカタカナを楽譜に記入しながら、たどたどしく読み合わせ。

この「カルメン」しっかり聴くと、いや聴き流すだけでもなかなか魅力的な作品。物語も色恋のすったもんだの末の刃傷沙汰だが、生命力に溢れています。

オペラ作品にはあまり接してこなかったが、新しい世界を知ることは楽しいですね。

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宇野功芳 カルメンへのコメント

僕が敬愛する評論家、故宇野功芳氏の著書には次のように記しています。

宇野氏は、若い頃は「カルメン」が嫌いだったそうです。
しかし、50歳頃にパリの体育館でマイクを使った舞台に接してから、その魅力に憑りつかれたのだそうです。その部分を以下に抜き出してご紹介します。

“特に印象的だったのが第三幕の「税関吏など甘いもの、女にゃ弱い」で、密輸入者の女たちが歌い踊る場面である。ブリューゲルの絵に出てくるような、中世の農民たちが着ている服を身につけた彼女たちの生々しい土俗感、その土の香りに圧倒されていしまったのだ。”

中略

“それまでは何気なく見すごし、聴き逃していた舞台と音楽の魅力に僕はしびれ、その洗練されない土くささこそ、「カルメン」全体の魅力、と悟ったのであった。”

宇野氏がすすめているCDは、カラヤン&ウィーン・フィルの1963年の録音で、カルメン(プライス)、ドン・ホセ(コレルリ)、エスカミーリョ(メリル)の主役三人がベストを記しています。
ただ現在廃盤中なのが残念です。

僕が最近よく聴いているのは、マゼール&フランス国立管。カルメンはジュリア・ミゲネス。これは1984年のフランチェスコ・ロージ監督による同名映画のサントラ盤としてリリースされた録音です。

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マゼール ビゼー 歌劇カルメン

ジョルジュ・ビゼー – Georges Bizet (1838-1875)
歌劇「カルメン」
Carmen
total(150:42)

作詞 : ルドヴィク・アレヴィ – Ludovic Halevy
作詞 : アンリ・メイヤック – Henri Meilhac
ジュリア・ミゲネス – Julia Migenes (ソプラノ)
プラシド・ドミンゴ – Placido Domingo (テノール)
フェイス・エシャム – Faith Esham (ソプラノ)
ルッジェーロ・ライモンディ – Ruggero Raimondi (バス)
ジョン=ポール・ボガート – John-Paul Bogart (バス)
フランソワ・ル・ルー – Francois Le Roux (バリトン)
リリアン・ワトソン – Lillian Watson (ソプラノ)
スーザン・ダニエル – Susan Daniel (メゾ・ソプラノ)
ジャン=フィリップ・ラフォン – Jean-Philippe Lafont (バリトン)
ジェラルド・ガリーノ – Gerard Garino (テノール)
ギオマール・ジュリアン – Julien Guiomar (テノール)
アクルツィオ・ディ・レーオ – Accurzio di Leo (ヴォーカル)
フランス放送合唱団 – Radio France Choir
フランス放送少年少女合唱団 – Maitrise de Radio France
フランス国立管弦楽団 – French National Orchestra
ロリン・マゼール – Lorin Maazel (指揮)

Bizet: Carmen ロリン・マゼール フランス国立管弦楽団

1984年のフランチェスコ・ロージ監督による同名映画のサントラとしてあらかじめ録音された全曲盤。

演技の素晴らしさで好評を博した題名役ミゲネスは、歌唱もなかなかのもの。

妖艶さの中に可愛らしさも秘めた独特のカルメンとして話題となりました。マゼールの濃厚な音楽、ドミンゴ、ライモンディらも熱唱を繰り広げています。

なお、ブックレットは簡単な解説・あらすじ(欧文)のみとなり、歌詞・対訳は付いておりません。



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