こんにちは、
ともやんです。
アンナ・ヴィニツカヤは、ロシアのノヴォシビルスク出身のピアニスト。
1983年生まれで今年38歳ですから、もの若手ではありません。
30代の頃、仕事でモスクワに何度か行きました。
途中、飛行機の窓から下を見ると凍てつく雪原のシベリアの大地が広がっていました。多分かなり緯度の高いところを飛んでいたと思います。
ノヴォシビルスクは、シベリア最大の都市で人口も160万人を超しているそうです。
そしてロシアの女性は美しい人が多いです。
モスクワの市街地を歩いていてもよく目を奪われたものです。
さてショパンは苦手ですが、アンナ・ヴィニツカヤの演奏は聴き込んでしまいました。
かなり自由な演奏と思いますが凛とした美しさが際立つ演奏です。
アンナ・ヴィニツカヤ ショパン
フレデリック・ショパン – Fryderyk Chopin (1810-1849)
バラード第1番 ト短調 Op. 23
1.(09:48)Ballade No. 1 in G Minor, Op. 23
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バラード第2番 ヘ長調 Op. 38
2.(07:27)Ballade No. 2 in F Major, Op. 38
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バラード第3番 変イ長調 Op. 47
3.(07:28)Ballade No. 3 in A-Flat Major, Op. 47
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バラード第4番 ヘ短調 Op. 52
4.(11:38)Ballade No. 4 in F Minor, Op. 52
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即興曲第1番 変イ長調 Op. 29
5.(04:35)Impromptu No. 1 in A-Flat Major, Op. 29
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即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op. 36
6.(05:52)Impromptu No. 2 in F-Sharp Major, Op. 36
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即興曲第3番 変ト長調 Op. 51
7.(05:09)Impromptu No. 3 in G-Flat Major, Op. 51
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幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
8.(05:22)Fantasy-Impromptu in C-Sharp Minor, Op. 66
アンナ・ヴィニツカヤ – Anna Vinnitskaya (ピアノ)
録音: May and June 2020, Friedrich-Ebert-Halle, Hamburg, Gemany
ロシア出身で2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのほか数々のコンクールを制し、2009年のデビュー盤以来、リリースするアルバムも常に話題となってきたヴィニツカヤ。
これまで祖国ロシアの作品を中心に、ラヴェルなどでもダイナミックさと繊細さを両立させた素晴らしいアプローチを聴かせてきた彼女が、久しぶりにリリースするソロ・アルバムは待望のショパンです。
即興曲第1番の軽やかさの中に含みを待たせた独特の表情など実に見事。細やかで優しいフレーズを大きなクライマックスへ運んでゆく思い切った音作りや、一音一音を美しく響かせながら決して甘さに浸らない情感コントロールなど、期待通りの素晴らしいショパン像を作り上げています。
ナクソス・ジャパン
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