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エレーヌ・グリモー 誕生日に聴く メモリー

サティ
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こんにちは、
ともやんです。

今日は、フランス出身のピアニスト、エレーヌ・グリモーの誕生日。
1969年11月7日、フランスのエクサンプロヴァンス生まれ。
7歳からピアノを始め、地元の音楽院からマルセイユ、パリ国立高等音楽院で学び、21歳でアメリカに移住。
両親は共に大学教授で、本人は大学背動物生態学を学んでいる。
しかも1999年には、ニューヨーク・ウルフ・センターを設立。ニューヨーク州郊外で野生オオカミの保護活動に取り組むようになったというからパラレルキャリアのピアニスト。

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エレーヌ・グリモーとの出会い

正確には、グリモーの演奏に出会ったのは、もう5~6年前で、ユロフスキ&シュターツカペレ・ドレスデンと組んだベートーヴェンの皇帝やネルソンス&ウィーン・フィルと組んだブラームスのピアノ協奏曲を聴いてから。

当初は、アルゲリッチ張りの剛毅にして繊細な幅広い芸風のピアニストかなと思っていたのですが、感性豊かで詩情で聴かせるピアニストかなとも感じ、その内ソロアルバムを聴いてみようと思っていました。

やはり本人もプロデュース側もそんな彼女の良さを際立たせるにはソロアルバムがベストと考えたようで、素敵なアルバムが何枚かリリースされました。

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グリモー メモリー

今日聴いたのは、2017年12月にミュンヘンで録音された『MEMORY(メモリー)』というアルバム。

取り上げている作曲は、ウクライナ出身の現役の作曲家シルヴェストロフ、ドビュッシー、サティ、ショパンとロンドン在住のインド人作曲家ニティン・ソーニー(1964年生)

グリモーか奏でる透明度の高い幻想的な調べを聴いていると日常の雑多なことを一瞬ですが忘れさせてくれます。
こんな時間を持つのも大切かもしれませんね。

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エレーヌ・グリモー メモリー

ヴァレンティン・シルヴェストロフ – Valentin Silvestrov (1937-)
1.シルヴェストロフ:バガテル第1番
3.シルヴェストロフ:バガテル第2番

クロード・ドビュッシー – Claude Debussy (1862-1918)
2.ドビュッシー:アラベスク第1番
9.ドビュッシー:レントより遅く
12.ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲)
13.ドビュッシー:夢想

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エリック・サティ – Erik Satie (1866-1925)
4.サティ:グノシエンヌ第4番
6.サティ:グノシエンヌ第1番
7.サティ:ジムノペディ第1番
8.サティ:冷たい小品:2.ゆがんだ踊り第1曲
14.サティ:冷たい小品:2.ゆがんだ踊り第2曲

フレデリック・ショパン – Fryderyk Chopin (1810-1849)
5.ショパン:ノクターン第19番
10.ショパン:マズルカ第13番(作品17の4)
11.ショパン:ワルツ第3番

ニティン・ソーニー – Nitin Sawhney (1964-)
15.ニティン・ソーニー:ブリージング・ライト

エレーヌ・グリモー – Helene Grimaud (ピアノ)
録音:2017年12月 ミュンヘン
※作曲家別に分けてみました。左端の番号は、アルバムの曲順です。

メモリー エレーヌ・グリモー

感性の女王グリモーが紡ぐ、過去と未来を繋ぐ音の結晶。

『メモリー』はマインドフルネス、音楽による瞑想への誘い。過去と未来を繋ぐ、儚く透き通る音の結晶。

常に知的且つ直観的な独自のコンセプトでアルバム制作をしてきた現代屈指のピアニスト、グリモーの2018年最新盤。サティ、ドビュッシー、ショパン、シルヴェストロフという感性溢れる4人の繊細な作品を編み上げ、前作『ウォーター』でも取り上げたニティン・ソーニーの作品で終止する美しきアルバム。

コア・ファンのみならず、より幅広い聴衆にアピールできる純粋に美しい音響を持つ楽曲をバランス良く選択しています。



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