こんにちは、
ともやんです。
バーンスタイン指揮ニューヨークフィルのドヴォルザークの”新世界より”をご案内します。
僕にとって懐かしい思い出の録音です。
中学生の時に買ったLPはいまも大切に持っています。
しかも発売から50年以上経っているにも関わらず現役のCDとして出ているとは嬉しい限りです。
僕は、このブログで紹介する録音は、自分で聴いていいと思うものしかご案内していません。
だから聴いても面白くない演奏は紹介していません。
つまり紹介している録音の数倍は聴いているわけです。
ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より”の印象深い名盤
「新世界より」もいろいろ聴きましたが、僕が印象に残っているのが次の3つです。
・ケルテス指揮ウィーンフィル
・アンチェル指揮チェコフィル
・バーンスタイン指揮ニューヨークフィル
ケルテス盤は多くのCD本などで紹介されている名盤中の名盤です。
アンチェル盤は通好みの名盤で、これが最高の演奏という人もいます。
バーンスタイン盤に関しては、”新世界より”の数多い録音に埋もれたものです。
しかし、第1楽章のアタックの効いたきれいごとでない演奏や第2楽章の濃厚なロマンティシズムなど捨てがたい名盤です。
個人的には思い入れもあるので、一番好きな演奏です。
アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvo?ak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”
1.(11:05) I. Adagio – Allegro molto
2.(14:42) II. Largo
3.(06:31) III. Molto vivace
4.(11:00) IV. Allegro con fuoco
total(43:18)
ニューヨーク・フィルハーモニック – New York Philharmonic Orchestra
レナード・バーンスタイン – Leonard Bernstein (指揮)
録音: 1962年4月16日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
【CD】 ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」<期間生産限定盤> レナード・バーンスタイン
レナード・バーンスタインが1950年代から1970年代にかけてソニー・クラシカルに残した録音は、作曲家としての複眼的視点で緻密にアナリーゼされた解釈をもとに、音楽の喜びを全身全霊で伝えようとする情熱に満ちている。
生誕100年を記念し、その中から名盤50タイトルを厳選して一挙リリースする。バーンスタイン&ニューヨーク・フィルの黄金時代を象徴する録音であり、収録後半世紀以上を経た現代でも、「新世界より」の代表的名盤として君臨する大名演。
深く物思いに沈むような冒頭からこのコンビの美質が最大限に活かされており、聴手の耳を呪縛する。その後の伸縮自在、豪快無比な展開はバーンスタインの独壇場であり、曲と演奏者との相性が奇跡的なまでに合致した、最高に幸福な瞬間が連続する。いまだに色あせない録音の良さと相まって、まさしく決定盤の名に相応しい。
ソニー・ミュージック
最後に
クラシック音楽のソフトは、LPレコードからCDへ移行し今は、ストリーミング配信に移行しようとしています。
と書きながら、一方LPでもリバイバル盤が少しずつ出るようになりました。
しかし、傾向として発売しては廃盤になり、また新リマスターというふれ込みで再販されるという繰り返しです。
しかも同じ音源と思われるのに聴いたイメージが違うというのもおかしいですね。
一方、ストリーミング配信では、媒体の製作という手間がないのとそこでの音の変化がない分、効率が良いのかなと思います。
音楽の楽しみ方は今後どう変わるのでしょうか?
でも楽しみ方が変わっても、オリジナル音源は人間の剤残として大切に遺してほしいですね。
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