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クーベリック ドヴォルザーク交響曲第8番 1976年ライブ

ドヴォルザーク
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こんにちは、
ともやんです。

ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が有名で、特に第2楽章のメロディーは、誰でも聴いたことがあるものだと思います。

そしてドヴォルザークの交響曲で素晴らしいの「新世界より」だけではありません。
僕は、第8番が大好きなのです。そして最近は第7番の良さも分かってきました。

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クーベリックはライブが凄い ドヴォルザークの8番

そんな中、アリアCD店主松本大輔氏の著書『それでもクラシックは死なない!』を読んでいるとドヴォルザークの後期交響曲の素晴らしい演奏の録音があることを記していました。

演奏は、ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団。70年代後半から80年に掛けての録音で、全てライブで第6番から第9番「新世界より」まで残されています。

さっそく聴いたのが第8番。
僕の大好きな作品。

クーベリックというとイメージから正統派で極端な個性や異端とも言える演奏をする人ではない。あくまで常識的で端正で作品の素晴らしさ美しさを素直に再現して聴かせてくれる指揮者。

もちろんこのドヴォルザークの第8番では、羽目を外す一歩手前まで気持ちをさらけ出してしるような演奏で、まさにブラボウ!と叫びたくなるような演奏です。

そこには演歌にも通じるすすり泣くような響き、激しくも気高い情熱、心憎いまでの絶妙な間の取り方。そしてなんと言ってもオケとの阿吽の呼吸。

正攻法で本格派のクーベリックが、こんな情感あふれる演奏をするひとだったんだ。
そう言えば、クーベリックはライブが凄い、と聴いたことがあります。

やはり凄い人だったんだ、と改めて感じさせてくれた演奏です。

ぜひ、聴いてみてください。

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クーベリック ドヴォルザーク交響曲第8番 1976年ライブ

アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第8番 ト長調 Op. 88, B. 163
Symphony No. 8 in G Major, Op. 88, B. 163

1.(10:19) I. Allegro con brio
2.(10:11) II. Adagio
3.(06:55) III. Allegretto grazioso
4.(09:44) IV. Allegro ma non troppo
total(37:09)

バイエルン放送交響楽団 – Bavarian Radio Symphony Orchestra
ラファエル・クーベリック – Rafael Kubelik (指揮)
録音: 17 May 1976, Stadthalle Erlangen, Germany

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交響曲第8番、管楽セレナーデ クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団(1976,77)
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交響曲は1976年5月17日、エアランゲン・シュタートハレでのステレオ・ライヴ録音、セレナーデは1977年5月27日、ミュンヘン、ヘルクレスザールでのステレオ・ライヴ録音。

この8番はかつて海賊盤などでもリリースされていた強烈演奏で、マニア筋から高い評価を受けていましたが、今回は正規盤での登場、しかも機材を入れ替えてのリマスタリングが功を奏して音質的には以前の海賊盤とは比較にならない快適さです。

演奏は、冒頭チェロから濃厚な感情移入の聴かれるテンションの高いもので、民族的な旋律がふんだんに投入された作品のイメージにふさわしい仕上がりが絶品です。音質良好。ヴァイオリン両翼型の楽器配置です。



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