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エルガー ヴァイオリン協奏曲 ルノー・カピュソン&サイモン・ラトル

エルガー
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こんにちは、
ともやんです。

ルノー・カピュソンは、1976年生まれ、フランス・シャンベリ出身のヴァイオリニスト。
今年45歳でジャケットを見る限りイケメンのお洒落な男性で、男性向けのファッション誌に出てもおかしくない感じです。

タワーレコード・オンラインショップに掲載されているプロフィールを以下に記します。

14歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ジェラール・プーレらに師事。92年に室内楽、翌年にヴァイオリンのプルミエ・プリを獲得。

95年にベルリン芸術アカデミー賞受賞し、トマス・ブランディス、アイザック・スターンほかに師事。98年より2000年まではアバドの招きでグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターを務め、ブーレーズら指揮者の元で研鑽を積む。

以降、ソリストとしてベルリン・フィルをはじめ世界の主要オーケストラや指揮者と共演、室内楽にも積極的。ルツェルンやヴェルビエ音楽祭の常連でも知られる。

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今回共演しているサイモン・ラトルとも20年以上の交流があるそうで、気心の知った間柄での共演です。
イギリスの作曲家エルガーの作品をイギリス人指揮者とオケ、そしてフランス人のヴァイオリニストの共演という組み合わせですが、僕自身は、イギリス的、フランス的なものは感じません。

研ぎ澄まされたカピュソンのヴァイオリンの音色に陶酔し、この作品の持つほの暗さ、ロンドンの雰囲気をラトル&ロンドン響が見事に伝えてくれています。

50分を超える大曲ですが、集中して聴き通しました。

チェロ協奏曲と共にエルガーの傑作として愛して行きたい作品です。

なお、ヴァイオリン・ソナタに関しては改めて追記いたします。

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カピュソン&ラトル エルガー ヴァイオリン協奏曲

エドワード・エルガー – Edward Elgar (1857-1934)
ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61
Violin Concerto in B Minor, Op. 61

1.(18:30) I. Allegro
2.(12:51) II. Andante
3.(18:55) III. Allegro molto
total(50:16)

ルノー・カピュソン – Renaud Capucon (ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
サイモン・ラトル – Simon Rattle (指揮)
録音: 18-19 September 2020, St. Luke’s Old Street, London, UK

—————————————

ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op. 82
Violin Sonata in E Minor, Op. 82

4.(07:41) I. Allegro: Risoluto
5.(07:36) II. Romance: Andante
6.(08:41) III. Allegro non troppo
total(23:58)

ルノー・カピュソン – Renaud Capucon (ヴァイオリン)
スティーヴン・ハフ – Stephen Hough (ピアノ)
録音: 16 September 2020, St. Jude’s Church, Hampstead Garden Suburb, London, UK

エルガー:ヴァイオリン協奏曲 Op. 61/ヴァイオリン・ソナタ Op. 82 (カピュソン/ハフ/ロンドン響/ラトル)

エルガーのヴァイオリン協奏曲は、独特の情熱によるノスタルジックなもので、ロマン派後期の偉大な協奏曲の1つです。

カピュソンとラトルは20年来の知合いですが、これが彼らにとって初録音。ロンドン響は、エルガーがかつて首席指揮者を務めていた縁の深いオーケストラでもあります。

カップリングには英国を代表するピアニストの一人、スティーヴン・ハフとの「ヴァイオリン・ソナタ」を収録。



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