こんにちは、
ともやんです。
ジョナサン・ノットは、イギリスの指揮者で、2004年にバンベルク響と初来日以来、日本ではNHK響に客演するなど日本との関係を深くしています。
東京交響楽団とは2011年に初めて指揮をして、2014年から音楽監督として活躍しています。
今日はちょうど1年前の2021年5月27日にミューザ川崎で行われた公演のライブを聴きました。
ジョナサン・ノット 東京交響楽団
ジョナサン・ノットは、イギリスの指揮者で1962年12月25日、イングランド中部のソリハルの生まれ。
セント・ジョーンズ・カレッジで合唱音楽、マンチェスターの王立ノーザン音楽カレッジで声楽とフルートを学びました。
ロンドンのナショナル・オペラ・スタジオで副指揮者を務めた後、1988年にイタリアでデビューしています。
デビュー後は着実に経験と実力を身につけて来られたようで、89年からフランクフルト歌劇場で研鑽を積んで、95年にはヴィーズバーデン市の音楽総監督、97年からルツェルン響の音楽監督を務めました。
そして2000年に実力派で世界的なオーケストラであるバンベルク交響楽団の音楽監督に就任すると名声が広まり、ウィーン・フィルやベルリン・フィルからも招かれるようになりました。
2004年には、バンベルク響と初来日を果たし、それ以降日本のオーケストラとの関係が深くなり、2007年にはN響に客演、東響には2007年に初共演をして2011年に音楽監督に就任しました。
今朝聴いたライブ録音は、昨年2021年5月27日のもので、ミューザ川崎シンフォニーホールでのものです。
あまりにも素晴らしいので繰り返し聴きました。
なんと情感豊かで各パートをバランス良く響かせた演奏で、しかもそのバランスがよくCD等で聴くものと多少違い、普通あまり聴こえてこないパートの音がしっかり聴こえてきたり、それが非常に新鮮な感動を与えてくれました。
僕の中では、一気に注目指揮者になりました。
ノットは、バンベルク響とマーラーの全集を録音しているので、ぜひそちらも聴きたいと思っています。
ジョナサン・ノット マーラー 交響曲第1番”巨人”
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
Symphony No. 1 in D Major, “Titan”
1.(17:18) I. Langsam, schleppend
2.(08:27) II. Kraftig bewegt, doch nicht zu schnell
3.(11:25) III. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen
4.(21:45) IV. Sturmisch bewegt
total(58:55)
東京交響楽団 – Tokyo Symphony Orchestra
ジョナサン・ノット – Jonathan Nott (指揮)
録音:2021年5月27日 ミューザ川崎シンフォニーホールにてライヴ収録
マーラー:交響曲 第1番「巨人」 ジョナサン・ノット 東京交響楽団
ジョナサン・ノットと東京交響楽団、多くの聴衆を熱狂させて止まない名コンビによる待望の新録音が登場です。
2014年音楽監督に就任して以来、数々の名演をくり広げ、ファンを虜にしてきたジョナサン・ノット。
未曾有の感染症拡大の影響を受ける中、満を持しての登壇が叶い披露されたマーラーの「巨人」。
マーラーの交響曲の中でも人気の高いこの曲を、これまでの演奏スタイルとはアプローチを変え、より濃く綿密微細に音楽を操り、そこに生まれた巨大なうねりと迸る情熱は、聴く者を惹きつける魅力に満ち満ちています。
オクタヴィア・レコード
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