こんにちは、
ともやんです。
現在タワーレコードでは、フランスのヒストリカル名門レーベルTAHRAのセールを行っています。
TAHRAでは、プロデューサーであるルネ・トレミーヌ氏の逝去に伴い事実上閉業している状態で、最終在庫を40%オフでご案内するとのことです。
そのため数量も限定されているので、タイトルによっては数量が僅かなものもあるので、お早めにお求めになることをおすすめします。
さて、TAHRAには、ドイツの名匠ハンス・シュミット=イッセルシュテットの名演もあります。
今回は、ハンス・シュミット=イッセルシュテットの名盤をご案内します。
イッセルシュテット モーツァルト レクイエム
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
レクイエム ニ短調 K. 626
Requiem in D Minor, K. 626
作詞 : ミサ典礼文 – Mass Text
1.(05:16) Requiem aeternam
2.(02:46) Kyrie eleison
3.(02:02) Dies Irae
4.(03:53) Tuba mirum
5.(02:40) Rex tremendae
6.(06:17) Recordare
7.(03:03) Confutatis
8.(03:24) Lacrimosa
9.(04:05) Domine Jesu
10.(05:02) Hostias
11.(01:24) Sanctus
12.(06:20) Benedictus
13.(02:50) Agnus Dei
14.(05:57) Communio
total(54:59)
リーザ・デラ・カーザ – Lisa Della Casa (ソプラノ)
マリア・フォン・イロスヴァイ – Maria von Ilosvay (コントラルト)
ヘルムート・クレープス – Helmut Krebs (テノール)
ゴットロープ・フリック – Gottlob Frick (バス)
北ドイツ放送交響楽団 – North German Radio Symphony Orchestra
ハンス・シュミット=イッセルシュテット – Hans Schmidt-Isserstedt (指揮)
録音: 31 March 1952
モーツァルト: 「後宮からの逃走」、モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165、レクイエム K.626
質実剛健なモーツァルトでベートーヴェンかブラームスを聴いているような感じ。
でもいいのです。これがハンス・シュミット=イッセルシュテットのいいところ。
堅実なスタイルだが、感銘度は変わりません。
イッセルシュテットの名盤
【曲目】
1. モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク KV525
2. ハイドン:交響曲 第94番「驚愕」
3. シューベルト:交響曲 第5番 D485
4. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 Op.37
5. ブラームス:交響曲 第2番 Op.73
6. シューベルト:ロザムンデより 間奏曲 第1&2番、バレエ音楽 第1&2番
7. ワーグナー:「ニーベルングの指環」より
「ラインの黄金」~ワルハラへの神々の入場
「ワルキューレ」~ワルキューレの騎行、魔の炎の音楽
「ジークフリート」~森のささやき
「神々の黄昏」~ジークフリートのラインの旅、ジークフリートの葬送行進曲
【演奏】
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、北ドイツ放送響
4)ヴェンチスラウ・ヤンコフ(Pf)
【録音】
4,5)1955年4月13-20日
1-3,6,7)1955年12月7-15日
モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク KV.525、ハイドン: 交響曲第94番「驚愕」、シューベルト: 交響曲第5番、他
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1. ハイドン:交響曲 第92番「オックスフォード」
2. ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界より」
3. チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴」
4. リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番
5. リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行
6. シューベルト:交響曲 第8(9)番「グレート」
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
1)シドニー響
2-6)北ドイツ放響
1)1953年8月6日(ライヴ)
2)1953年5月18,20日
3)1954年2月14日
4,5)1959年5月16,19日(ステレオ)
6)1959年3月3,4日(ステレオ)
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J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北ドイツ放送響
マルゴット・ギヨーム(Sp)
ゲルトルート・ピッツィンガー(At)
ワルター・ガイスラー(Tn)
ヨーゼフ・グラインドル(Bs)
録音:1950年3月19-20日 ハンブルク ムジークハレ
シュミット=イッセルシュテット、ロ短調ミサ登場!
今は昔、1950年代の亜米利加合衆国にROYALEなるレコード会社ありけり。ここは主にヨーロッパで放送された演奏に適当な名前を付けてLP化し販売していたという「パイレーツ・オヴ・クラシカル・ミュージック~呪われた演奏家たち」といったレーベルでした。この演奏もヨーゼフ・バルツァー指揮、ベルリン交響楽団、エルナ・シュトルツァー(Sp)エルナ・マリア・レーマー(At)フリッツ・フォーゲル(Tn)エルンスト・ヴァーグナー(Bs)といったいかにもそれらしい名前で発売されていたものですが、今回初めて正しいクレジットで、それもシュミット=イッセルシュテットのバッハという貴重な録音が日の目をみたのは実に喜ばしいことと申せましょう。
テンポは遅めでじっくりがっちり音楽は進んでいきます。60年前の録音ですが、この実に人間的で大柄なバッハを楽しむのになんの不足もありません。
キングインターナショナル
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