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山形交響楽団 モーツァルト交響曲全集 指揮飯森範親

モーツァルト
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こんにちは、
ともやんです。

日本のプロのオーケストラは、日本オーケストラ連盟に所属する正会員が25団体と準会員の12団体で、合計37団体です。

正会員だけみると多くは首都圏や大阪を中心とした関西エリアで、首都圏で10団体、大阪、京都、兵庫で6団体、名古屋に2団体。

その他、札幌、仙台、山形、高崎、金沢、広島、福岡にそれぞれ1団体ずつあります。

日本オーケストラ連盟に加盟していない団体では、紀尾井ホール室内管弦楽団や水戸室内管弦楽団のようなコンサートホールの専属オケや、サイトウ・キネン・オーケストラのような音楽祭やツアー、レコーディングの時に特別に編成されるオケもあります。

さて、正会員25団体のうち、人口25万人の山形市で頑張っている山形交響楽団(山響)に注目してみました。

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山形交響楽団について

山形市は、正会員のオーケストラが所属する都市では、もっとも人口が少ない都市です。
また、日本海側では、オーケストラ・アンサンブル金沢と2団体だけです。

僕は、つい1年前までは、このオーケストラの存在を知りませんでした。

1988年に指揮者岩城宏之氏の尽力で金沢に室内管弦楽団が出来た時、地方でやっていけるのかな、と感じましたが、山響は、その17年も前に結成され活動を続けているのです。

しかも来年で創立50周年を迎えます。

僕は、昨年初めて山響によるハイドンの”軍隊”のCDを聴いて、このオケは凄いな、と感じ、今回、飯森範親指揮によるモーツァルト交響曲全集から第25、40番などを聴くにつれ、このオケの実力の高さを改めて感じ応援したくなりました。

このモーツァルト交響曲全集は、2007年から2015年まで8年半を掛けた「アマデウスに旅」という大プロジェクトで演奏されたライブ録音を中心に収録しています。

早速、第25番と第40番を聴いて、深く感銘を受けました。

バロックトランペットやナチュラルホルンを使用するなど、演奏法にもこだわり、クリアで清々しい、しかも躍動感溢れる演奏を展開しています。

ライブだからでしょうか、各奏者のスイング感というか明確な主張を飯森範親が、見事に取りまとめて素晴らしい名演となっています。

日本人指揮者と日本のオーケストラによる、こんな素晴らしいモーツァルト交響曲全集が聴けるなんて、同じ日本人として誇りに思うとともに、少しでも応援できればと思わずにはいられません。

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山形交響楽団 プロフィール

1971年山形県出身の指揮者村川千秋によって準備オーケストラが組織され、翌1972年東北地方では初めてのプロ・オーケストラとして誕生した。

同年8月運営母体として山形交響楽協会を設立し、9月には、第1回定期演奏会を開催。その後演奏活動範囲は、東北6県・新潟県にまで拡大した。

1987年サントリーホールにて初の東京公演を成功させ、以来継続的に東京公演を実施している。特に、2003年から毎年6月に東京オペラシティにて開催している「さくらんぼコンサート」では山形物産展を同時展開。“地方からの発信”の先駆けとなり、毎夏の風物詩となっている。2012年からは、「さくらんぼコンサート大阪公演」がスタート。活動の場を関西地域まで広げている。

1991年7月には、アメリカ・コロラド州で開催された「コロラド・ミュージック・フェスティバル」に参加、初の海外公演を行った。

2004年、飯森範親(2007年から音楽監督)の常任指揮者・ミュージックアドヴァイザー就任を機に、演奏水準・活動が飛躍的に成長し、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立。

2006年、オーケストラの自主レーベルとしては日本初となるCDレーベル『YSO live』を立ち上げ、高い評価を得ている。

2007年から2015年まで8年半にわたる壮大なプロジェクト、「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催、2008年にはアカデミー賞映画「おくりびと」に出演。創立45周年を迎えた2017年には「モーツァルト交響曲全集」を発売、第55回レコード・アカデミー賞(特別部門 企画・制作)を受賞し全国的な話題となる。

以上、山形交響楽団 公式HPより

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山形交響楽団&飯森範親 モーツァルト 交響曲全集

【曲目】
モーツァルト:
交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
交響曲 ヘ長調 K.Anh.223(19a)
交響曲 第4番 ニ長調 K.19
交響曲 第5番 変ロ長調 K.22
交響曲 ト長調 K.Anh.221(45a) 「旧ランバッハ」
交響曲 第6番 ヘ長調 K.43
交響曲 ヘ長調 K.76(42a) [第43番]
交響曲 変ロ長調 K.Anh.214(45b) [第55番]
交響曲 第7番 ニ長調 K.45
交響曲 第8番 ニ長調 K.48
交響曲 第9番 ハ長調 K.73
交響曲 ニ長調 K.81(73l) [第44番]
交響曲 ニ長調 K.95(73n) [第45番]
交響曲 ニ長調 K.97(73m) [第47番]
交響曲 変ロ長調 K.Anh.216 (74g/Anh.C11.03) [第54番]
交響曲 第10番 ト長調 K.74
交響曲 第11番 ニ長調 K.84(73q)
交響曲 ニ長調 K.111&120(111a) [第48番]
交響曲 ヘ長調 K.75 [第42番]
交響曲 ハ長調 K.96(111b) [第46番]
交響曲 第12番 ト長調 K.110(75b)
交響曲 第13番 ヘ長調 K.112
交響曲 第14番 イ長調 K.114
交響曲 ニ長調 K.135
交響曲 第15番 ト長調 K.124
交響曲 第16番 ハ長調 K.128
交響曲 第17番 ト長調 K.129
交響曲 第18番 ヘ長調 K.130
交響曲 第19番 変ホ長調 K.132
交響曲 第20番 ニ長調 K.133
交響曲 第21番 イ長調 K.134
交響曲 ニ長調 K.161&163(141a) [第50番]
交響曲 第22番 ハ長調 K.162
交響曲 第23番 ニ長調 K.181(162b)
交響曲 第24番 変ロ長調 K.182(173dA)
交響曲 第25番 ト短調 K.183(173dB)
交響曲 第26番 変ホ長調 K.184(161a)
交響曲 第27番 ト長調 K.199(161b)
交響曲 第28番 ハ長調 K.200(189k)
交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
交響曲 第30番 ニ長調 K.202(186b)
交響曲 ニ長調 K.196&121(207a) [第51番]
交響曲 ハ長調 K.208&102(213c) [第52番]
交響曲 第31番 ニ長調 K.297(300a) 「パリ」
交響曲 第32番 ト長調 K.318
交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
交響曲 第34番 ハ長調 K.338
交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
交響曲 第40番 ト短調 K.550
交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」

【演奏】
飯森範親(指揮)
山形交響楽団

【録音】
2007年8月11日(K.Anh.223、第39番)、10月6日(第4番、第31番)、
2008年2月9日(第5番、第26番、第29番)、8月2日(K.Anh.221、第33番)、10月10日(K.76、第36番)、
2009年2月28日(第6番、第27番)、7月31日(K.Anh.214、K.75)、10月3日(第7番、第40番)、
2010年2月13日(K.95)、6月5日(第10番、第34番)、10月2日(第9番、第20番)、
2011年2月19日(第21番)、6月11日(第11番、第25番)、10月1日(第8番、第19番)、
2012年2月4日(第14番、第18番)、7月8日(第12番、第35番)、10月6日(第13番、第15番)、
2013年2月16日(K.81)、6月1日(第16番、第23番、第28番)、10月5日(第32番)、
2014年2月15日(第22番、第24番、第30番)、4月12日(K.96、第38番)、10月5日(第17番、第41番)、
2015年2月14日(第1番、K.97)、12月6日(K.111&120)、
2016年2月14日(K.161&163、K.196&121)山形テルサホール、
2016年11月11日(K.Anh.216、K.135、K.208&102)山形・南陽市文化会館にて収録

 

モーツァルト:交響曲全集 飯森範親 、 山形交響楽団

「アマデウスへの旅」からスタートした10年間の軌跡が
交響曲全集としてSACD Hybrid盤で登場!

2007年から始まった飯森範親と山形交響楽団によるモーツァルト全曲演奏会「アマデウスへの旅」と、その後のリクエスト公演等の録音を収めた、10年間の集大成ともいえる交響曲全集。バロックトランペットやナチュラルホルンを使用するなど、演奏法にもこだわり、ライヴ録音でありながら、クリアで清々しい演奏を実現しています。また、飯森と山響の深い結びつきが感じられる一体感のある音楽も魅力のひとつです。日本最高峰のモーツァルト演奏を是非お聴きください。オクタヴィア・レコード

 



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