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ジョージ・セル 名盤 シューベルト ザ・グレート

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こんにちは、
ともやんです。

いつの時代でも国や会社、いろんな団体の上層部には石頭が多いようです。
それはなぜか?
答えは簡単で、年配、というよりも年寄りのしかも男どもがふんぞり返っているからです。

つまりそんな地位にいる男どもは、手練手管でその地位を得たのでそれを手放したくないので冒険を避けるのです。

だから年寄りの男性=石頭ではなく、石頭に年寄りの男性が多いということです。

僕は、60歳を越えたら今までの束縛を解いて自由になる方がいいと考えています。特に男性は、いろんな社会的な束縛に縛られて好きなことも我慢してきた人も多いでしょうから、それを離れて自由な生き方をするのがベストだと思っています。

そうなるとちょっと大げさですが日本ももっと良くなるのでは、なんて思ってしまいます。
特に政治の世界こそ、60歳定年でばっさりっていうのはどうでしょうか?

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シューベルト 交響曲第9番ザ・グレート 秘話

なんでこんなことを書いたかというと、フランツ・シューベルトが書いた最後の交響曲、通称「ザ・グレート」もそんな石頭たちに抹殺されたからです。

次にシューベルト交響曲第9番ザ・グレートの秘話をご紹介します。

この曲は、1828年3月、つまりシューベルトが亡くなる9ヵ月前に完成しました。シューベルトはこの曲に相当な自信を持っていて、この草稿を抱えて、全オーストリア音楽協会に上演に売り込みに行ったのです。しかし、協会のじじい連中は、内容が晦渋だ、大げさだ、長すぎると理由で断って来たのです。

これがベートーヴェンだったら、デーブルの一つや二つはひっくり返して暴れ、上演を無理やりにでもさせたでしょうが、そこは大人しいシューベルト。そのまま引き下がってしまったのです。

そしてシューベルトは、1828年11月19日に貧困の中で僅か31歳の生涯を閉じたのです。

でもシューベルトの魂は、10年後の1838年にある人物を呼び寄せました。
それは当時28歳のロベルト・シューマン。ベートーヴェンとシューベルトを尊敬していたシューマンは、二人の墓参りをした後、存命しているシューベルトの兄フェルディナントを訪ねました。兄は大いに喜び弟の遺品をシューマンに見せてくれたのです。
シューマンは、遺品の中のぶ厚い草稿に釘付けになりました。
それがシューベスト最後の交響曲、のちに第9番「ザ・グレート」と呼ばれるようになった作品でした。
シューマンは、兄に初演の許可を得て、その草稿をライプツィヒにいる親友メンデルスゾーンに送ったのです。メンデルスゾーンはゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者もしていたので、よく1839年3月21日に彼の指揮で歴史的な初演が行われました。

シューマンもメンデルスゾーンも現代の感覚からしたら早逝の方ですが、共に作曲家として素晴らしい作品の残しながら、シューマンはジャーナリストとして、メンデルスゾーンは指揮者としてその才能を発揮しました。

この二人がいなかったらジョージ・セル指揮クリーブランド管によるシューベルトのザ・グレートも聴くことが出来なかったでしょう。

ジョージ・セルは、シューベルトよりも100年後に生まれ、シューベルトと同じくウィーンに音楽を学びました。

端正な構成の中に潤いある響きが魅力的な演奏です。
今年は、ジョージ・セルの生誕125年。

ジョージ・セル 名盤 シューベルト ザ・グレート

フランツ・シューベルト – Franz Schubert (1797-1828)
交響曲第9番 ハ長調 「ザ・グレート」 D. 944
Symphony No. 9 in C Major, D. 944, “Great”

1.(14:20) I. Andante – Allegro ma non troppo
2.(14:31) II. Andante con moto
3.(09:47) III. Scherzo: Allegro vivace
4.(11:45) IV. Allegro vivace
total(50:23)

クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
ジョージ・セル – George Szell (指揮)
録音: 1970年4月27日&29日, Severance Hall, Cleveland

シューベルト: 交響曲 第9番 「ザ・グレイト」<タワーレコード限定> ジョージ・セル クリーヴランド管弦楽団

1970年の大阪万博で初来日した直後の7月に亡くなったジョージ・セル(1897-1970)が、直前の4月にドヴォルザークの交響曲第8番他と共に旧EMIレーベルに録音を行った、まさに白鳥の歌である”グレイト”が最新SACDで蘇りました。その年の年末に追悼盤としてLPがリリースされ、かつての雄姿を彷彿させる決定盤的演奏として長く親しまれてきた演奏です。尚、市販のSACDシングルレイヤーでリリースされています。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。新規解説付。永久保存盤です。



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