こんにちは、
ともやんです。
僕が現在一番実演を聴きたいオーケストラは、N響でも東京フィルでもなく、いやもちろん在京のプロ楽団は、どこも素晴らしいので聴く機会があれば、何を置いても聴きたいのだが、やはりなんとか聴きたいと思っているのが、山形交響楽団なのです。
出来れば山形で聴きたいと思っているのです。
山形交響楽団について
以下、販売元が提供している資料からです。
“1972年、東北初のプロ・オーケストラとして誕生。山形テルサ・酒田・鶴岡での定期演奏会、東京・大阪での「さくらんぼコンサート」、山形県下で毎年3万人以上の青少年に”感動”を届けるスクールコンサートなど、年間150回に及ぶ多彩な演奏活動を展開。2007年、飯森範親(2004年から常任指揮者・ミュージックアドヴァイザー)の音楽監督就任を機に、名実共に東北地方のみならず日本の音楽文化を代表するオーケストラとしての地位を確立している。”
山形交響楽団というすぐ思い出すのが、飯森範親氏とのモーツァルト交響曲全集です。個人的には数々あるモーツァルト交響曲集の中でも秀逸の録音だと思っています。
新鮮で躍動的で、まさにいま音楽が誕生したという感動が伝わってくるのです。
指揮者の村川千秋氏に関しては、全くの無知でお名前を知りませんでした。
山形県村山市の出身で、1933年1月1日生まれで今年90歳。弟に映画監督の村川透氏ということ親近感を持ちました。
シベリウスは、村川氏がもっとも大切にしているレパートリーということで、温かみと透明感のある響きが素晴らしいです。
シベリウス 交響曲第3番 カレリア組曲&フィンランディア
ジャン・シベリウス – Jean Sibelius (1865-1957)
交響曲第3番 ハ長調 Op. 52
Symphony No. 3 in C Major, Op. 52
1.(10:46) I. Allegro moderato
2.(10:30) II. Andantino con moto, quasi allegretto
3.(09:18) III. Moderato – Allegro (ma non tanto)
total(30:34)
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カレリア組曲 Op. 11
Karelia Suite, Op. 11
4.(03:56) I. Intermezzo: Moderato
5.(06:41) II. Ballade: Tempo di menuetto
6.(04:42) III. Alla marcia: Moderato
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交響詩「フィンランディア」 Op. 26
7.(08:37) Finlandia, Op. 26
山形交響楽団 – Yamagata Symphony Orchestra
村川千秋 – Chiaki Murakawa (指揮)
録音: Yamagata Terrsa Hall, Yamagata, Japan
シベリウス:交響曲第3番/カレリア組曲/交響詩「フィンランディア」(山形交響楽団/村川千秋)
山形交響楽団の創立者で今年90歳を迎える巨匠、村川千秋と同楽団の初CDが遂に登場です。当録音は、山形交響楽団の創立50周年記念となる第300回定期演奏会と、村川千秋の90歳を祝ったやまぎん県民ホールでの公演の記念碑的なライヴ・レコーディングです。
50年前村川が種を蒔き山形県民によって愛され育った山形交響楽団。収録曲は村川千秋が最も大事にするレパートリーであるシベリウス。情熱の漲る村川のタクトによって、山形の自然を想起させる壮大で豊かなシベリウスの音楽が威風堂々奏でられます。温かみのある美しい弦楽器、色彩豊かなソロイスティックな木管楽器、力強く輝かしい金管、打楽器セクション。
日本の地方オーケストラの雄へと成長した、現在の充実した山響のサウンドが堪能出来ます。村川千秋が自身を捧げ、心血を注ぎこんできた山響とシベリウス。次の未来へと繋ぐ決意漲る魂のハーモニーです。
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