サイモン・ラトルが、 2002年、まだ40代の時に ウィーンフィルと録音した ベートーヴェンの交響曲全集は、   僕の取って期待外れな全集だった、 と最初聴いたとき感じました。   でも、それは現在間違いだったとここで訂正いたします。   というのは、宇野功芳氏が、 最後の力を振り絞って書き下ろした、 『ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く』で、 第九に関しては、絶賛して…

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指揮者・山田和樹(1979生まれ)。 神奈川県秦野市。現在39歳ですから、 とうとう僕の息子世代からスター指揮者が出てきました。   考えてみたら、僕が中学時代から クラシック音楽鑑賞を趣味としてきましたが、   指揮者というとカラヤン、朝比奈が祖父世代、 アバド、小澤などが父親世代で、 最近は、同世代のラトル、佐渡が巨匠となりつつありますが、 僕の息子世代の30代ではどんな人…

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先日25歳の息子と中野で食事をしました。 息子も僕と同じで音楽好き。   高校生の頃からバンド活動をしていて、 色んな楽器を操ります。   一時は、プロを目指したようですが、 いまはサラリーマンをやっています。   さて、二人で共通した意見は、 今後はストリーミング配信だよね、ということ。 つまりCDはより売れなくなる。 でも息子は逆にLPは残るととも言っていましたが…

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ジャニーヌ・ヤンセンは、オランダ出身のヴァイオリニストで、 1978年生まれですから、今年40歳。   宇野功芳著『ベートーヴェン 不滅の音楽を聴く』では、 若手として紹介されていますが、 もう中堅のソリストと言えるでしょう。   ただ、このベートーヴェンの協奏曲を録音した当時はまだ30歳でした。   その宇野氏が、著書の絶賛していたのがこのジャニーヌ・ヤンセン。 &…

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パトリシア・コパチンスカヤは、 モルドヴァ出身のヴァイオリニストで、 1977年生まれですから、今年41歳。   ヘルヴェッヘと共演した、 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴きましたが、 この曲に新鮮は風を吹き込む、鮮烈な演奏です。   一発でノックダウン。 ファンになってしまいました。   来年に1月に来日公演は予定されていますが、 チケットは完売のようです。 …

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1957年1月26日、20世紀前半を代表する指揮者の アルトィーロ・トスカニーニが亡くなりました。   89歳でした。   そして1週間後の2月3日にカーネギー・ホールで、 ブルーノ・ワルター指揮シンフォニー・オブ・ジ・エアの演奏で、 追悼公演が行われました。   シンフォニー・オブ・ジ・エアは、元NBC交響楽団で、 54年にトスカニーニが引退してことで、 解散の予定…

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クナッパーツブッシュの英雄は、 もう30年近く前、中古レコード屋で購入した、 バイエルン放送響(のちにミュンヘンフィルとの演奏に訂正)との衝撃以来、 忘れられない演奏となっています。   はじめて映画『ジュラシック・パーク』を 観た時の衝撃も忘れられませんが、   その時、ティラノサウルスら近づいてくる様子が、 その足音で目の前の水たまりに振動が伝わって波打つシーンがあります。…

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ブラームスの4番というと 彼の最後の交響曲ということと、 第1楽章のセンチメンタルな主題から、 ブラームスの4つの交響曲の中でも特に内省的なイメージがあります。   そのためか哀愁を帯びた演奏も多いような気がしますが、 完成したのが、1885年とブラームスはまだ50代前半の時期。   第1番を発表してから、10年も経っていない時です。   だから枯淡の境地的な演奏より…

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今年も大みそかには、上野の東京文化会館に行って、 『ベートーヴェンは凄い!』を聴いて、新年を迎えます。   僕は、2015年からこのコンサートに通い、今年で4回目です。   1日で、ベートーヴェンの9つの交響曲を全曲演奏するという企画です。   聴く方も大変ですが、演奏する方は、 まさに命がけというくらいの企画ですが、   この企画に果敢の望んでいるのが、 …

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クラシック音楽ファンを 自称して早50年が経とうというのに、   その根本も根本の クラシック音楽という意味について 考えたことがありませんでした。   僕は単にクラシック=古典という意味で、 100年前、200年前に作られて音楽の総称だと思っていました。   では、20世紀の作曲家ショスタコーヴィチはクラシック? 同じく日本の現代音楽の巨匠だった武満徹は? と疑問に…

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カール・シューリヒト(1880-1967)ドイツの名指揮者。   僕の大好きな指揮者で、聴き始めた頃は、 飄々として軽快で、味わいのある好々爺的な演奏をする人かな、   と思っていましたが、いやいや、いろんな録音を聴き進んでいくと、 この人は凄い人なんだということが良くわかってきました。   今日は、1961年のザルツブルク音楽祭でのライブ録音から ベートーヴェン交響…

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クナッパーツブッシュ(1888-1965)はドイツの名指揮者で、 ワーグナーとブルックナーの大家としても知られた人です。   その演奏は、ユニークで その大胆な表現に驚かされたりしますが、   協奏曲を指揮した録音も多く残されていることから、 元来は、非常に協調性もある柔軟な音楽性をもっと人だったと思います。   ただ、残念なのは、ステレオ時代まで活動した割には、 録…

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