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ブルーノ・ワルターの遺産 ベートーヴェン交響曲全集 with コロンビア交響楽団

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こんにちは。

 

ともやんです。

 

ドイツの名指揮者ブルーノ・ワルターとコロンビア交響楽団による数々のステレオ録音は、世界遺産級の素晴らしい人類の宝ものです。

その中でも57年から59年に録音されたベートーヴェン交響曲全集は特に大事な位置を示しています。

 

考えてみれば僕にとってはあまりにも身近な録音だったのでその全てをしっかりときちんと聴いてこなかったと反省しきりです。

 

そこで今回その全集がSACDハイブリッド盤として発売されたことをきっかけとしてその全集を改めてこころを無にして聴いてみます。

 

今日は、まず第1番と第2番を聴きました。

 




ブルーノ・ワルター コロンビア響 ベートーヴェン交響曲第1番&2番

 

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
Symphony No. 1 in C Major, Op. 21

1.(07:05) I. Adagio molto – Allegro con brio
2.(06:35) II. Andante cantabile con moto
3.(03:44) III. Menuetto – Allegro molto e vivace
4.(06:07) IV. Adagio – Allegro molto e vivace
total(23:31)

コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

 

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36

5.(10:24) I. Adagio molto – Allegro con brio
6.(14:31) II. Larghetto
7.(03:50) III. Scherzo – Trio
8.(06:52) IV. Allegro molto
total(35:37)

コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

 

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ワルターの全ステレオ録音を作曲家別に体系的にリイッシューする当シリーズは、ワルター初の本格的ハイブリッド商品であり、オリジナル・アナログ・3トラック・マスターから1998年以来21年ぶりに新規リミックス&リマスターを行ない、21世紀となった現在に、その輝きを再び蘇らせます。第2弾は、コロンビアにとってもステレオによる初のベートーヴェン交響曲全集となった伝説的な交響曲9曲と序曲2曲のほか、日本の音楽ファンの熱いリクエストで実現したフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲を収録。DISC8と9には交響曲4曲のリハーサル風景、それに交響曲全集が日本で発売された際に、7インチ33回転片面盤として添付されたワルターの日本の音楽ファンに向けてのヴォイス・メッセージを収録しています。
ソニーミュージックより

 

 



ワルターのベートーヴェン 古くならない永遠の名演

 

ワルターの第1番と第2番を改めて聴き直してその美しさと瑞々しさに感嘆しました。

 

録音が57年から59年というと僕が生まれた頃です。

 

その時の玉のような赤ん坊が、くたびれた初老のおじさんになってしまいましたが、ワルターの演奏は、全く古くならず瑞々しさを保っています。

 

なぜか?

 

この後、古楽器演奏が主流になってさずがにワルターも古くなったかと思いましたが、表現自体がオーソドックスで客観的な解釈ながら、その細部への神経の通わせ方が自然なのです。

 

細部に拘るあまり、作為的になる演奏もありますが、ワルターの演奏にはそれば全く感じらません。

 

特に第2番は、史上最高の名演だと思います。

 

しかも全曲に颯爽とした覇気が漲り、とても80歳を超えた指揮者の演奏とは思えません。

ワルターのベートーヴェン交響曲全集は、聴かない、持たないというのはあまりにももったいないです。

 




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コメント

  1. ワルターのベートーヴェン交響曲第1番と2番は、クラシック音楽に目覚めたときによく聞きました。とても温もりがあり、素晴らしい演奏です。ありがとうございました。

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