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バックハウス ベートーヴェン&ブラームス 1953-1962年録音

バックハウス
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こんにちは、
ともやんです。

ヴィリヘルム・バックハウス(1884-1973)。

1884年3月26日、ドイツのライプツィヒ生まれ。

1969年7月5日フィラッハにて没。

つまり今日は命日。

10歳で地元の音楽院に入り、1899年フランクフルトでダルベールに師事。

16歳からプロとして活動を始め、17歳のときニキシュに招かれライプツィヒ・ゲヴァントハウス管でデビューしました。

1905年にはA・ルビンシテイン記念のピアノ・コンクールに優勝(このときの第2位がバルトーク)。

後年演奏はほとんどドイツ音楽に絞り込み、偉大なベートーヴェン弾きとして、ドイツ音楽の伝統を継承しました。

亡くなる1週間前までリサイタルも開催しています。

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バックハウス 最後のリサイタル

1969年6月26日と28日の両日、バックハウスは南オーストリアのケルンテン音楽祭に招待され、リサイタルを開きました。
ところが、2日目28日の演奏途中で急に体調が悪くなり、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第18番の終楽章が弾けなくなってしまいました。

バックハウスは、楽屋に戻りしばらく休みました。
そして再びステージに戻って弾いたのが、ベートーヴェンではなくシューマンの「夕べに」「なぜに」、シューベルトの即興曲をなんとか弾き終え、そのまま病院に搬送されたのです。

そして7日後の7月5日に心不全のため85歳の生涯を閉じました。

バックハウス最後のリサイタルは幸いにも録音され、CDでも出ています。
残念がら僕は未聴ですが、最後に弾いたシューマンの小品2曲は、辞世の歌に相応しい絶品だということです。

改めて聴いてコメントしたいと思います。

バックハウスは、求道者のような音楽家でした。
短期間の例外を除いて生涯教職につかず、弟子も取らず、まさに舞台に一筋に掛けた人生だったのです。
酒も飲まず、煙草も吸わず、聴衆の前でも笑顔ひとつ見せることはなかったといいます。

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バックハウス ベートーヴェン&ブラームス 1953-1962年録音

バックハウス: ベートーヴェン/ブラームス 1953-1962年録音

20世紀を代表するピアニストの一人、ヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)。一連のベートーヴェンの揺るぎない解釈で「鍵盤の獅子王」と異名を取った比類なき演奏家です。

この3枚組は、バックハウスがSWR放送に残した全ての音源であり、3つのパフォーマンス(1953年のルードヴィヒスブルク城リサイタル、1959年、1962年リーダーハレでのコンサート)でのソロと協奏曲が収録されています。

晩年のバックハウスの音楽的成熟度が伺える演奏が聴けるこのアルバム、ソナタや協奏曲で感じられる堅固な構築性と曲に対する真摯な思いはもちろんのこと、1959年のアンコールに演奏されたブラームスのワルツでは思いのほかチャーミングな表情が楽しめます。どの音源もSWR所蔵のオリジナル・テープからデジタル・リマスタリングを行った初のCDとなります。



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