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ベートーヴェン交響曲第2番 お気に入りトップ5

こんにちは、

ともやんです。

ベートーヴェン交響曲第二番「ニ長調」作品36

この第二番は、「かくれたベスト・セラー」的な名曲です。

コンサートのプログラムに組み込まれる回数も少ないですし、名演奏に接する機会も限られていますが、ベートーヴェンの青春のひとこまを映し出した魅力作として常に熱烈なファンを生み出しています。

指揮者の金響聖さんもその一人で、有名な第3番「英雄」以上の評価をしているくらいです。

ベートーヴェン31歳の作品で、19世紀最初の交響曲の名作といっても過言ではありません。

新しい世紀を飾る曲として、むしろ「英雄」以上の画期的な名曲かもしれませんね。

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ベートーヴェン交響曲第2番 隠れた名曲秘話

ロマン・ロランは、この交響曲第2番について

“この交響曲には、彼の青春の恋愛が反映されている。彼の意志は断固として勝ち、彼の悲しい思いは追い払われ、生命の真の沸騰はそのフィナーレに現れる。ベートーヴェンは幸福ならんことを決心し、健康を欲し、恋愛を求め、絶望をかたわらに投げ棄てた。
われわれのことに打たれることは、戦いの精神に満ちた、力強い精神的な行進のリズムで、それは、アレグロとフィナーレにいちじるしく見られる”

と言っています。

絶望の断崖を乗り越え、崇高な解脱の世界に進んだベートーヴェンが、静かな境地から取り組んだ傑作です。
作曲した1802年は、耳の病を養うためハイリゲンシュタットに行き自然の中に孤独の生活をした時の作品で、音楽家の生命というべき聴覚は奪われようとするし、恋にも破れ、惨めな心境の中で遺言まで書いた時でした。

この曲の聴きどころは、第一楽章や終楽章はもちろんですが、なんといっても第二楽章です。
ソナタ形式をとった緩徐楽章ラルゲットの美しさは際立ったものがあります。

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ベートーヴェン交響曲第2番 僕の選んだベスト5

僕が選ぶベスト5をご紹介します。
というよりも僕の好きな演奏です。

ベートーヴェンの交響曲、特に全集を録音するということは、指揮者にとってひとつのステータスなのでしょうか?

それともレコード会社にとっては売れる企画なのでしょうか?

本当に多くの指揮者が録音しています。

そしてどの演奏にも主張があって、それに順位を付けること自体は不毛なことだと思います。
だから僕は、自分が聴いた中で好きな演奏をご案内します。

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ベートーヴェン交響曲第2番 ブルーノ・ワルター&コロンビア響

ワルター盤は、「田園」と並ぶ彼のベートーヴェンの最高傑作です。

第一番では、曲の魅力不足を補おうと手練手管を駆使していましたが、第二番は、曲の魅力もあいまって、ストレートに颯爽と若々しい演奏に終始しています。

全体に瑞々しくチャーミングでキリリと引き締まった演奏です。

特に十分に歌い込んだ第2楽章は最高です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
(10:25)I. Adagio molto – Allegro molto
(14:32)II. Larghetto
(03:51)III. Scherzo
(06:52)IV. Allegro molto
total(35:40)
コロンビア交響楽団 – Columbia Symphony Orchestra
ブルーノ・ワルター – Bruno Walter (指揮)

『ブルーノ・ワルター / ベートーヴェン:交響曲全集、ヴァイオリン協奏曲』

ベートーヴェン交響曲第2番 コリン・デイヴィス&ドレスデン・シュターツカペレ

ベートーヴェンの交響曲全集を選び時、デイヴィスこそ本命、という人は少ない。

でもこの全集は、指揮者、オーケストラ、録音と三拍子そろった名盤です。

第2番は、充実しきった響きと迫力が素晴らしい名演です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
(14:11)I. Adagio molto – Allegro molto
(11:25)II. Larghetto
(03:54)III. Scherzo
(06:53)IV. Allegro molto
total(36:23)
シュターツカペレ・ドレスデン – Dresden Staatskapelle
コリン・デイヴィス – Colin Davis (指揮)
録音: September 1992, Lukaskirche, Dresden, Germany

ベートーヴェン: 交響曲全集, 他<タワーレコード限定> コリン・デイヴィス 、 シュターツカペレ・ドレスデン

ベートーヴェン交響曲第2番 フランツ・コンビチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

オーソドックスながらも、力みなぎる演奏。都会的なセンスはないが、素朴でストレートで質実剛健。

逆にこれこそベートーヴェンの響きを思わせる演奏。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
(10:53)I. Adagio molto – Allegro molto
(10:49)II. Larghetto
(03:47)III. Scherzo
(06:06)IV. Allegro molto
total(31:35)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 – Leipzig Gewandhaus Orchestra
フランツ・コンヴィチュニー – Franz Konwitschny (指揮)

ベートーヴェン: 交響曲全集<タワーレコード限定> フランツ・コンヴィチュニー 、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

ベートーヴェン交響曲第2番 エリオット・ガーディナー&オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク

オリジナル楽器からは、ガーディナーのすっきりした名演が好きです。

ホグウッドもいいですが、第2番に関しては、英雄や第5に見せる過激さを抑えて、美しさを前面に出した名演です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
(12:08)I. Adagio molto – Allegro molto
(10:19)II. Larghetto
(04:26)III. Scherzo
(06:08)IV. Allegro molto
total(33:01)
オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク – Orchestre Revolutionnaire et Romantique
ジョン・エリオット・ガーディナー – John Eliot Gardiner (指揮)

Archiv/DG ベートーヴェン録音全集 ジョン・エリオット・ガーディナー 、 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック

ベートーヴェン交響曲第2番 ハンス・シュミット=イッセルシュテット&ウィーン・フィルハーモニー

最後にもっとも安心して聴くことができる永遠の名盤。

ウィーンフィルの美音と英デッカの名録音、そしてハンス・シュミット=イッセルシュテットの心のこもった指揮で、オーソドックスながら色褪せない名演です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
Symphony No. 2 in D Major, Op. 36
(11:22)I. Adagio molto – Allegro molto
(12:36)II. Larghetto
(03:52)III. Scherzo
(06:52)IV. Allegro molto
total(34:42)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
ハンス・シュミット=イッセルシュテット – Hans Schmidt-Isserstedt (指揮)

ベートーヴェン:交響曲第2番・第4番 ハンス・シュミット=イッセルシュテット 、 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

最後に

今回のベスト5には入れませんでしたが、僕の取って忘れられない名盤です。


岩城宏之/NHK交響楽団による日本人で初めての全集。

1969年の録音。当時まだ30歳代だった岩城宏之の颯爽とした若さと瑞々しさあふれる演奏です。



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