こんにちは、
ともやんです。
ブラームスの生誕190年ということで、引き続き彼の楽曲とそれを録音したアルバムを聴き進めています。
ブラームスは、20代の時にアガーテ・フォン・ジーボルトという2歳年下の大学教授の娘と婚約までしていますし、その仲をいまだに疑われているクララ・シューマンとは終生親交がありました。だからけっして女性に持てないとか、縁がない人ではありませんでした。
ただ、これはあくまで僕の勝手な推測ですが、不器用で真面目なブラームスは、結婚生活と自分の創作活動の両立を上手くできない、いや自由に出来なくなることを危惧したのだろうと想像します。
ブラームスの素敵なアルバムとの出会い
ブラームスの素敵なアルバムに出会い聴きました。
ヴァイオリニスト三好浩市さんとピアニスト鬼頭久美子さんのディオによる、ブラームスの作品集です。
アルバムのタイトルが「Amabile」(アマビーレ)という音楽用語で「愛らしく、優しく」という意味で、まさにタイトル通りの内容です。
収録作品は、青年期から晩年までの作品から選曲されていますが、ただ優しいだけなく内に秘めた激しさを感じさせる作品もあり多彩な内容です。
Brahms -Amabile- 三好孝市 鬼頭久美子
↑
ぜひ、聴いてみてください。
ヴァイオリニスト 三好孝市
さっそく、三好孝市さんのTwitterをフォローしました。
1968年生まれで愛知県出身だそうです。
Twitterの自己紹介文がいいですね。
“バイオリニストやってます。
一日少しずつでも前進できれば、いつかすごい演奏家になる!
バーンスタインの言葉、大切にして進んでいかねばね。”
以下、このアルバムの公式紹介文です。
“ヴァイオリン三好孝市・ピアノ鬼頭久美子のデュオが謳い上げるブラームスへの共感。それは、しなやかな歌心と求心力に貫かれ、愛らしく(amabile)暖かい。青年期から晩年までの多彩な選曲で、ブラームスの人生を俯瞰し、歌曲やアンダンテでは彼ら自身の編曲で心からのオマージュを捧げている。名器ベヒシュタインEN(小出郷文化会館所蔵)の滋味深い音色とともに、両者が一体となって音楽に沈潜し、ブラームスの世界を親しみ深く描き出してくれる。”
スポンサーリンク
ブラームス Amabile 三好孝市&鬼頭久美子
ロベルト・シューマン – Robert Schumann (1810-1856) / ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897) / アルベルト・ディートリッヒ – Albert Dietrich (1829-1908)
1.(05:21) ヴァイオリン・ソナタ 「F.A.E.ソナタ」 – 第3曲 ブラームス:スケルツォ ハ短調 WoO 2
Violin Sonata in A Minor, “F-A-E”: III. Brahms: Scherzo in C Minor, WoO 2: Allegro
——————–
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
6つのピアノ小品 Op. 118
6 Piano Pieces, Op. 118
2.(05:52) 6 Piano Pieces, Op. 118: No. 2. Intermezzo in A Major
——————–
6つのリート Op. 85 – 第6曲 森の静けさの中で(ヴァイオリンとピアノ編)
3.(02:30) 6 Lieder, Op. 85: No. 6. In Waldeseinsamkeit (arr. for violin and piano)
——————–
5つの歌 Op. 71 – 第5曲 愛の歌(ヴァイオリンとピアノ編)
4.(02:02) 5 Gesange, Op. 71: No. 5. Minnelied (arr. for violin and piano)
——————–
5.(04:38) 6 Piano Pieces, Op. 118: No. 5. Romanze in F Major
——————–
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op. 108
Violin Sonata No. 3 in D Minor, Op. 108
6.(08:04) I. Allegro
7.(04:25) II. Adagio
8.(02:54) III. Un poco presto e con sentimento
9.(05:50) IV. Presto agitato
total(21:13)
——————–
ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op. 5 – 第2楽章 アンダンテ・エスプレッシーヴォ(ヴァイオリンとピアノ編)
10.(09:21) Piano Sonata No. 3 in F Minor, Op. 5: II. Andante espressivo (arr. for violin and piano)
——————–
5つのリート Op. 49 – 第4曲 子守歌(ヴァイオリンとピアノ編)
11.(01:48) 5 Lieder, Op. 49: No. 4. Wiegenlied (Lullaby) (arr. for violin and piano)
編曲 : 不詳 – Anonymous
三好孝市 – Koichi Miyoshi (ヴァイオリン)
鬼頭久美子 – Kumiko Kito (ピアノ)
ヴァイオリン三好孝市・ピアノ鬼頭久美子のデュオが謳い上げるブラームスへの共感。それは、しなやかな歌心と求心力に貫かれ、愛らしく(amabile)暖かい。
青年期から晩年までの多彩な選曲で、ブラームスの人生を俯瞰し、歌曲やアンダンテでは彼ら自身の編曲で心からのオマージュを捧げている。名器ベヒシュタインEN(小出郷文化会館所蔵)の滋味深い音色とともに、両者が一体となって音楽に沈潜し、ブラームスの世界を親しみ深く描き出してくれる。
コメント