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レヴェイン 命日に聴く ブラームス交響曲第3番&4番

ブラームス
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こんにちは、
ともやんです。

2021年3月9日に指揮者のジェームズ・レヴァイン氏が死去しました。享年77歳。
僕がクラシックを聴き始めてしばらく経った高校生くらいに将来を嘱望された若手として颯爽と登場したので、若いイメージを持っていました。

ただ、それほどのファンでおなかった関係であまり聴いていなかったし、晩年はあまりいいうわさも聞きませんでした。

ただ、亡くなってみるとやはり辛いものです。
このブログでも、亡くなった後、2回も追悼記事を書いているし、1周忌の時にも記事をアップしています。そして今年が3回忌。

ジェームズ・レヴァイン 1周忌に聴くシューマン交響曲第2番&第3番”ライン”(2022/3/9)

ジェームズ・レヴァイン 追悼 マーラー&ブラームス交響曲を聴く(2021/3/24)

レヴァイン ウィーンフィル モーツァルト交響曲全集より(2021/3/23)

以上、良かったらチェックみてください。

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レヴァイン シカゴ響との名盤

レヴァインというとどうしても30代に録音したシカゴ響とのマーラーやブラームス交響曲シューベルトのザ・グレートを思い出してしまいます。

オーケストラを艶やかにたっぷりと鳴らしたサウンドは、とても魅力的でした。

今回は、レヴァインが30代前半でシカゴ響と録音したブラームスの交響曲全集から第3番と4番を聴きました。

第3番は、オケをたっぷりと鳴らした響きに魅了され、有名な第3楽章も情感たっぷりです。逆に第4番は、速めのテンポでキリリと締まった演奏で、この人の懐の深さを感じさせます。

なお、後年ウィーン・フィルとブラームスの全集を録音していますが内容的にほとんど変化がなく、むしろシカゴ響との演奏の方がのびのびしている感じで、キャリア的な出世はあったけれど、音楽的にはほぼ30代で完成形だったのでは思います。

ただ、これは芸術家としてはマイナス点で、ことブラームスの交響曲の新旧の聴き比べにおいては、残念な思いです。

しかもシカゴ響との名盤は、ブラームスの交響曲全集は取り寄せ可能ですが、マーラーの交響曲集などは入手が難しいようです。

ということで、レヴァイン&シカゴ響のブラームス交響曲全集はおすすめです。

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レヴェイン&シカゴ響 ブラームス交響曲第3番&4番

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
Symphony No. 3 in F Major, Op. 90

1.(13:35) I. Allegro con brio – Un poco sostenuto
2.(09:30) II. Andante
3.(07:02) III. Poco allegretto
4.(08:38) IV. Allegro – Un poco sostenuto
total(38:45)

——————–

交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
Symphony No. 4 in E Minor, Op. 98

5.(11:33) I. Allegro non troppo
6.(10:33) II. Andante moderato
7.(06:10) III. Allegro giocoso – Poco meno presto
8.(09:41) IV. Allegro energico e passionato – Piu allegro
total(37:57)

シカゴ交響楽団 – Chicago Symphony Orchestra
ジェイムズ・レヴァイン – James Levine (指揮)
録音:1975年-1976年、シカゴ(ステレオ:セッション)

ブラームス:交響曲第1番 – 第4番(シカゴ響/レヴァイン)

30代前半のレヴァインが、ショルティ時代のシカゴ響を指揮したダイナミックでドラマティックな演奏。

ショルティはレヴァインの3年後に同じシカゴ響と同じブラームスの交響曲全集を完成させていますが、両者の演奏は大きく異なり、剛直・骨太なショルティに対し、レヴァインの演奏は柔軟でよく歌い、テンポの伸縮も大きいのが特徴です。

「ドイツ・レクイエム」は、1983年に録音されたシカゴ響とのドラマティックな起伏を巧みに備えた快演として有名で、生きることに尊さを大らかに歌い上げた合唱団と、折り目正しい歌唱のソリストたちにも大きな拍手を送るべきでしょう。
ソニー・ミュージック



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