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ジネット・ヌヴー ブラームス ヴァイオリン協奏曲 スタジオ録音

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こんにちは、
ともやんです。

ヴァイオリニストに限らず弦楽器奏者は、僕はどうも女性奏者に惹かれてしまうようだ。
今年2月、あるアマチュアオケのコンサートに行った時、コンマスが女性で、彼女の弓を持つ右手の柔らかくてしなやかな動きに見惚れてしまった。

また、9月の第九のコンサートで合唱団の一員として参加したが、そのオケは3人のコントラバス奏者が全て女性で、待っている間ずっと見惚れていた。

またソリストでも、諏訪内晶子さん、川久保賜紀さんのコンサートは実際に行ったし、五嶋みどりさんの実演はぜひ聴きたい。また、イザベル・ファウスト、コパチンスカヤの実演もぜひ聴きたい。それに大御所的なチョン・キョンファ、前橋汀子さんも引退される前にはぜひと思っている。

なぜか?答えは簡単で僕が男性だからでしょう^^

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ジネット・ヌヴー 命日聴く ブラームス

今朝は、今日が命日のジネット・ヌヴーのCDを聴いている。
1949年10月28日、パリ発ニューヨーク行のエールフランス機の墜落事故で同乗していたピアニストの兄と共に亡くなった。

僕が聴いているCDジャケットには、膝上の丈しかないワンピースを着たヌヴーが、ヴァイオリンを抱えた全身写真が使われている。あどけなさが残る表情とファッションから、まだ10代半ばころのものだろう。

そう言えば、諏訪内さんのエッセイの中で、初めて国際コンクールに出たのが14歳か15歳の時で、短いスカートでステージに立ったら、イタリアと言うこともあり、それだけで歓声が飛んだと記されていた。

ジネット・ヌヴーは、ブラームスの協奏曲を得意としていたようで、4種類の録音が遺されています。
(1)46年8月のEMI録音(ドブロヴェーン指揮/フィルハーモニア管弦楽団)
(2)48年4月25日バーデン・バーデン・ライヴ(デゾルミエール指揮フランス国立放送管)(3)48年5月3日ハンブルクのライヴ(イッセルシュテット指揮北ドイツ放送響)
(4)49年6月10日ハーグでのライヴ(ドラティ指揮ハーグ・レジデンティ管)

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ジネット・ヌヴー ブラームス 唯一のスタジオ録音

ジネット・ヌヴーは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲を得意としていて短かったキャリアにも関わらず4種類の録音が遺されています。

その中で唯一のスタジオ録音が、1946年8月16日から18日にロンドンのアビーロードのスタジオで録音されたもの。

オーケストラは、EMIの名プロデューサーウォルター・レッグが、前年の45年に録音用のオーケストラとして創設したフィルハーモニア管弦楽団。
指揮がイザイ・ドブローウェン(1891-1953)というロシア出身の作曲家で指揮者という人。僕は初めて聴いた名前だが、それなりに録音も残されていたので実力者だったと思われる。
演奏は、スタジオ録音ということで、後年のライブに感じられる白熱してものではないけど、端正に克明に弾いているのが印象的。

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本人の全く望まない不慮の事故で逝ってしまったジネット・ヌヴー。弾くたびに演奏内容を向上させていきたいと語っていたそうで、それを思うと心が締め付けられる。このスタジオ録音はそんな原点とも言うべき演奏だと思う。

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ジネット・ヌヴー ブラームス ヴァイオリン協奏曲 1946年

ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op. 77
Violin Concerto in D Major, Op. 77

1.(21:25) I. Allegro non troppo
2.(09:06) II. Adagio
3.(07:42) III. Allegro giocoso, ma non troppo vivace
total(38:13)

ジネット・ヌヴー – Ginette Neveu (ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
イサイ・アレクサンドロヴィチ・ドブローウェン – Issay Alexandrovich Dobrowen (指揮)
録音: released 1946

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エルネスト・ショーソン – Ernest Chausson (1855-1899)
詩曲 Op. 25
4.(15:37) Poeme, Op. 25

ジネット・ヌヴー – Ginette Neveu (ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
イサイ・アレクサンドロヴィチ・ドブローウェン – Issay Alexandrovich Dobrowen (指揮)
録音: 16-18 August 1946, London

ワーナー録音全集 ジネット・ヌヴー

生誕100年、没70年記念
2019年最新リマスターによる唯一の正規盤!

ジネット・ヌヴー(1919-1949)は、15歳の時にヴィエニャフスキ国際コンクールで、ダヴィッド・オイストラフをおさえて優勝し大きな注目を集めました。

優勝後は、世界的な活躍をすることとなり、各地で絶賛をもって迎えられますが、そうした忙しいツアー生活のさなか、アメリカに向かうために飛行機に乗り込んだヌヴーは、ポルトガルで乗客乗員全員死亡という凄惨な事故にあい、30歳の若さでなくなってしまいました。

2019年の生誕100年、没70年を記念して、ワーナー(旧EMI)・アーカイブに残されている最も状態の良い貴重なマスターより、パリ、Art&Son Studio Annecyにてリマスターをおこない、最善の状態で再発売いたします。

天才だけが成し得る技だけでなく、ここに示された作品にのめり込むような濃密な情念はヌヴー若き日ならではの、微塵も感じさせない力強さに溢れたものです。
ワーナーミュージック・ジャパン



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